叢生 25歳 女性 24ヶ月

2019.06.12UPDATE:2019.12.20

歯並びがガタガタで歯磨きがしにくかったそうです。矯正したくても矯正装置が目立つのが嫌で、目立たないマウスピース型矯正装置(インビザライン)なら、ということで矯正治療を開始されました。非抜歯で、上下の歯をヤスリがけして、歯並びを改善しました。

主訴:ガタガタ

診断名:叢生

初診時年齢・性別:25歳・女性

治療装置:マウスピース 型矯正装置(インビザライン )

抜歯or非抜歯:非抜歯

治療期間:2年

費用:92万円程度(税別)

詳細はこちらをご覧ください

リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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矯正前診断 CT検査により安心で最適な治療法を

2019.03.14

こんにちは。さいたま市大宮区 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

先日3.11東日本大震災から8年目を迎えました。毎年この時期になると特集して報道される福島第一原発について、8年立っても未だ解決できていない問題が山積みなことを知り、改めて私たちの生活を便利にするために開発された放射能の代償の大きさに心が痛みます。

しかし、歯科の治療で放射線を浴びてしまう機会があります。それは、診断に使われるレントゲン撮影や、CTスキャンのエックス線です。エックス線とは、何種類かある放射線のうちのひとつです。放射線は目に見えないので、より恐ろしく不安に感じてしまいますよね。

SHIN矯正歯科でも、矯正治療前の診断をするための精密検査でレントゲンやCTを撮影することがあります。今日はみなさまが安心して精密検査を受けていただけるよう、医療用の放射線の安全性レントゲンとCTの違いについて、お伝えしていきたいと思います。

自然放射線と人工放射線


日常生活の中の放射線は、自然から発せられる「自然放射線」と、医療用のレントゲンやCTスキャンに用いられる放射線や原子力発電所で生まれる放射線の「人工放射線」があります。

原発に関するニュースが流れていると、必ず「ベクレル」とか「シーベルト」という言葉を耳にします。放射能を出す方に注目した単位が「ベクレル」で、放射能を受けた方に注目する単位、つまり人体への影響を表す単位が「シーベルト」です。低い放射線量のときにはシーベルトの1000分の1のmSv(ミリシーベルト)を使用します。

自然放射線とは宇宙・大地・食物・大気から受ける放射線のことで、日本人ひとりが1年間に受ける量は平均1.5〜2.1mSv言われています。飛行機に乗ると宇宙からの放射線を浴びることになり、地上から高いところほど量が多くなります。例)東京からニューヨークを往復すると0.2mSvの被曝量

歯科用エックス線の種類


大宮SHIN矯正歯科では通常、矯正治療前の診断をするための精密検査で、横長のお口の中のレントゲン写真(パノラマ)と、顔の骨格を調べるために横向きの頭部のレントゲン写真(セファロ)を撮影しています。そして、必要に応じてCT検査を導入しています。

↑パノラマ写真
↑セファロ写真

※精密検査の詳しい流れについてはこちら

【精密検査ってどんなことするの?】出っ歯をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療する場合

CT検査とは


CTとはComputed Tomography (コンピュータ断層撮影)の頭文字をとった言葉です。レントゲンに高度なコンピュータを組み合わせて詳しく検査する機械で、からだの周囲を回転しながらエックス線を照射することで、頭部の輪切りの画像を撮影します。骨などの影になって見えなかった部分も鮮明に見ることができます。

通常のレントゲン写真は2次元の平面なのに対して、CTは立体的に様々な方向から画像を見ることができる3次元画像です。顎の骨の形や硬さがわかり、神経の位置なども調べることができます。今までよく見えなかったものが見えることで、より正確な診断ができます。

下の写真の機械で、デジタルレントゲン画像とCT画像両方撮影することができます。CT検査にかかる時間は、機械の前に立っていただいて撮影するまで3分くらいです。短時間で分析能力の高い資料を採取することが可能です。

歯科用エックス線の被曝量


医療用のレントゲンとCTには医科用と歯科用があります。歯科用は医科用のものと比較すると、頭部しか撮影しないこともあり低被曝です。パノラマ写真を撮影する際の被曝量は0.03mSv、CTは1枚につき0.1mSvと言われています。

ものを突き抜けることができる放射線ですが、エックス線は鉛で遮ることができます。歯科医院でレントゲンの撮影をする時に重いエプロンを着用させられるのは、念のため身体にエックス線が当たらないようにするためです。

また妊娠中の方に関しては、1回のパノラマ撮影は0.03mSvなのに対し、妊娠初期に100〜120mSv以上もの被曝を受けたときに奇形や精神発達遅滞が生じる恐れがあると言われており、影響はありませんが、当院では安定期前の妊婦さんのレントゲンの撮影は控えております。

※妊活中・妊娠中の方の矯正治療についての記事はこちらから

妊活中・妊娠中の歯列矯正について

先ほど述べたように、日本人が浴びる平均年間自然放射線量が1.5mSv〜2.1mSvなので、歯科治療におけるエックス線の影響はごくわずかです。それでも、レントゲンより被曝量が若干多くなるCT検査は必要な方にしか受けていただいておりません。

CT検査が必要な場合


このような症状のときに、こちらから患者さまにCT検査を受けていただくように提案いたします。また、CT検査を受けていただく場合は通常の検査に料金が加算されます。

・埋伏歯(まいふくし)がある

・親知らずの抜歯

・親知らずの状態を確認したい

・レントゲンではわからない歯根の状態を確認したい

・欠損歯(けっそんし)または過剰歯(かじょうし)がある

CT検査によるメリット


ハイリスク・ハイリターン

身体を透過するエックス線が医療用の検査に使用される以前は、からだの表面を視たり、触ったり、聴いたり、叩いたりして体内の様子を推定してい たのですが、エックス線検査によってからだを傷つけることなく体内の異常を診断できるようになりました。

原発事故のニュースの影響で、エックス線を利用したレントゲンやCT検査を懸念される方もいらっしゃると思います。放射線の量は少量で影響は無いと言っても、全く被曝しないわけではないので無害とは言い切れませんが、現在のところこれらの検査が、他の病気のリスクを増加させるかどうか科学的に証明されていません。

安心して、最適な治療法を提案

その中でもCTは従来のレントゲン画像では曖昧だった部分が、3次元画像のおかげで見えなかった部分が見えるようになり、より正確な診断が可能になりました。患者さまに安心して治療を受けていただけますし、最適な治療法を提案することができます。

治療期間の短縮

従来、歯科用CTの機械は大学病院など大きな病院にしか導入されていませんでした。もし、レントゲン写真で疑いがあった場合はCTの撮影のために、他の病院に通院していただくことになり、患者さまの負担が増加してしまいます。その点、当院ではCTの撮影はいつでも可能ですので、その分治療期間の短縮にもつながります。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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歯並びも口腔がんの原因に

2019.02.22UPDATE:2025.08.15

こんにちは

さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

さっそくですが、、、最近お口の中や舌にできる癌「口腔がん」について

ニュースやメディアなどで連日話題になっています。

口腔がんの一番の原因は「喫煙」「飲酒」といわれていますが

「悪い歯並び」や合わない入れ歯・詰め物によって

いつも頰の内側など同じ場所が傷つけられてしまう

「慢性的な機械的刺激」も原因のひとつと言われています。

口腔がんの原因となる【かみ合わせ】


正しいかみ合わせは、

上の歯が下の歯より2〜3ミリ外側に並んでいます。

このかみ合わせが正しくない場合

頰や舌をかみやすくなり慢性的な口内炎ができやすくなります。

歯列矯正を希望される方のほとんどが歯並びの”見た目”を気にされていますが

こうした”噛み合わせ”によるトラブルを改善するために

歯列矯正が必要な場合も多くあります。

矯正治療と口内炎


かみ合わせが正しくないと出来やすくなる口内炎ですが

悪い歯並びを治すために矯正治療をはじめると

矯正装置が口腔内にあたって口内炎ができやすくなることもあります。

※矯正中の口内炎についての関連記事はこちら

https://shin-ortho.com/blog/1690/

しかし、取り外しができるマウスピース型矯正装置(インビザライン )

だとワイヤー矯正より治療中の口内炎リスクが軽減されます!

口腔がんの早期発見の機会を逃さないために


口腔がんは肉眼で観ることができ手指で触診できるため

癌の中でも早期に発見しやすいと言われています。

患部を触ってみると・・・

口内炎⇒柔らかい 口腔がん⇒しこりがある

それにも関わらず、今回のニュースでがんの発見が遅れたのは

口腔がんは癌の中でも珍しい癌であったためと言われています。

口腔がんの治療を行うのは歯科医の中でも口腔外科の専門医です。

毎日のように患者さまのお口の中を拝見していますが

矯正歯科医である私は、見慣れた口内炎が癌の初期症状かもしれないと疑うことは

今までほとんどありませんでした。

口腔がんの初期症状は

・2週間以上治らない口内炎

・痛みはない潰瘍(かいよう)がお口の中に出来ている

・歯周病の症状と似たようなの原因不明の歯のぐらつき と言われています。

少しでも違和感を感じた場合は遠慮せず、当院のスタッフやドクターにお声がけください。

今回の報道で「口腔がん」という病に対しての意識が改まり

ありふれた日常の些細な症状が大きな病に繋がってしまう可能性があるかもしれないと

スタッフ一同気を引き締めて日々の診療に励んで参りたいと思います。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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歯の矯正を楽しむ!カラーゴムの特徴とおすすめの方について

2019.02.07UPDATE:2025.04.07

こんにちは

さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 受付のHです。

歯の矯正治療を始めたいけれど”装置が目立つことに抵抗がある”

という方が多くいらっしゃいます。

しかし逆の発想で矯正治療中であることを目立たせて矯正治療を楽しむ!

という方法もあります☆

その方法は・・・カラーゴムカラーモジュール)です!!!

カラーゴム(カラーモジュール)とは?

カラーモジュールとは

米国生まれのカラーモジュールはカラフルな矯正用ゴムを使用して

矯正中の口元を色とりどりにおしゃれに見せる方法です。

17色ほどある色からお好きな組み合わせを選んで毎月変更できるので

ハロウィンやクリスマスなどのイベントや季節に合わせて楽しめます。

小学生のお子様にとても人気です。

こんな方にカラーゴムがおすすめ

①矯正治療費をなるべくおさえたい方

カラーゴムの追加料金はかかりません。

ワイヤー矯正の料金内で様々な色に変えることができます。

② 食べたいものを好きなときに食べたい方

食べたいものを好きなときに食べたい方

目立ちにくい透明のゴムは着色しやすいというデメリットがあり、

カレーやコーヒーなど色の濃い食事をすると染まってしまいます。

食べたいものが好きな時に食べられないことをストレスに感じてしまうような方には

着色の目立ちにくいカラーゴムがおすすめです。


ゴムは調整の度に交換が必要なパーツなので、

定期的な来院のたびに色を変えて

ネイルのような感覚で飽きずに楽しんでいただけます。

ネットやSNSで「カラーゴム(カラーモジュール)」と検索すると

カラフルな画像がたくさんあるのでその中からお気に入りを選んで

同じ色の組み合わせをお付けすることもできます。

カラーゴムの種類

カラーゴム(カラーモジュール)が気になった方は是非スタッフにお声がけください。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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インフルエンザの予防に歯磨きを!

2019.01.25

こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科、院長の矢野です。

 

”インフルエンザが各地で猛威を振るっている”というニュースが連日流れていますね。インフルエンザの予防方法として、うがい・手洗い・マスクの着用はよく言われていますが、「歯磨き」も効果があることはみなさんご存知ですか?

 

過去に、老人介護施設や小学校で歯科衛生士による歯磨き指導を定期的に行った施設と、行わなかった施設とを比べてみると、インフルエンザの罹患率がだいぶ減少したというデータがあるそうです。

 

なぜ、「歯磨き」によってインフルエンザにかかりにくくなるのでしょうか?

 

インフルエンザのウイルスは、鼻や喉の粘膜の細胞にくっついて体内に侵入します。通常、粘膜はタンパク質で覆われているためウイルスはくっつきにくいのですが、口の中に細菌があるとその細菌は、プロテアーゼやノイラミニダーゼという酵素を作ります。

 

酵素は、粘膜を覆っているタンパク質を破壊して、インフルエンザウイルスをくっつきやすくするのです。また、口の中の細菌が出す毒素が炎症をおこし、感染を拡大させます。

 

インフルエンザにかかると処方されるタミフルなどの薬はこの酵素の働きを抑えて、インフルエンザの症状を抑えます。よって、口腔内が細菌だらけだとインフルエンザウイルスは侵入しやすくなり、せっかく処方された薬も効果が発揮できません。

 

 

インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ歯磨きのポイント

 


 

① 朝、起きたらまず歯磨き

 

最近は空気も非常に乾燥しているので、朝起きた時の口の中が特に不快な感じがしませんか?

 

寝ている間は、唾液の分泌量が減るので唾液による口腔内の自浄作用が低下します。そのため朝、起床した時のお口の中には多くの細菌が繁殖しており、その細菌の量はスプーン1杯の大便の量と同じくらいと言われています・・・

 

もし、そのままうがいも歯磨きもせずに朝食を食べたら、その細菌を全部体内に飲み込むことになります。

 

 

 

 

② うがいは口の中をゆすいでから

 

朝、歯を磨く時間が無いかたはせめてうがいをしましょう。うがいの仕方にも注意することがあります。お水を口に含んですぐにガラガラとうがいをする前に、お口の中全体をよくゆすぎましょう。

 

ダイレクトにガラガラうがいをしてしまうと、口腔内の細菌が喉の入り口で震わせたお水を通して、体内に侵入してしまう可能性があります。十分口に水を含んで細菌を落としてから、上を向いてガラガラうがいをします。

 

 

 

 

 

③ 舌も磨く

 

舌にも細菌が付着しています。歯ブラシで舌を軽くこすって汚れを落としても良いですし、舌専用のブラシも販売しています。

 

 

 

 

 

④ 夜寝る前の歯磨きは念入りに

 

朝起きた時の口腔内の細菌の数を抑えるためには、唾液量が減る就寝前に、念入りに歯を磨くことが重要です。ゆっくり時間をかけて歯全面、歯間の汚れをしっかり落としましょう。

 

当院に通われている患者さまは、矯正装置が歯に装着されている方も多くいらっしゃると思います。改めて、矯正装置が付いた状態での正しいブラッシング方法はこちらの記事でご確認ください。

 

 

https://shin-ortho.com/blog/4683/

 

 

⑤ 歯ブラシは定期的に新しいものと交換する

 

普段使用している歯ブラシを、いつ交換したか覚えていますか?

毛先が広がってしまった歯ブラシを使用し続けていても、ブラシが歯面に効果的に当たらず、汚れが落とせません。また、長く使用している歯ブラシにはその分、口腔内の細菌が歯ブラシにも付着しています。

 

歯ブラシは一般的に1ヶ月に1度交換したほうがよいと言われています。今使っている歯ブラシをどれくらい前におろしたか覚えていないかたは、清潔な歯ブラシに今すぐ交換しましょう。

 

 

 

今のところ、当院のスタッフはインフルエンザ罹患率ゼロです。どうかこのまま乗り越えたいと思います。皆さまもどうぞご自愛ください。

 

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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反対咬合 42歳 男性 治療期間2年2ヶ月

2019.01.16UPDATE:2024.04.03

前歯の咬み合わせが逆なことにより、全体的に歯にダメージを受けた状態で来院された患者様です。非抜歯で、ワイヤーで、前歯の咬み合わせを改善をしました。

主訴:噛み合わせが反対

診断名:反対咬合

初診時年齢・性別:42歳・男性

治療装置:ワイヤー

抜歯or非抜歯:非抜歯

治療期間:2年2ヶ月

費用:86万円程度(税別)

詳細はこちらをご覧ください

リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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上顎前突 12歳 女性 治療期間:3年6ヶ月

2018.12.05UPDATE:2024.08.27

1年2ヶ月(こどもの矯正)2年4ヶ月(大人の矯正)

出っ歯を気にして来院された患者様です。こどもの矯正治療により、夜間に取り外し式矯正装置(FKO)を使用し、出っ歯を改善しました。まだ口元の突出感が見られるため、大人の矯正治療により、上下顎の左右4番目の歯を抜歯して、ワイヤーを使用して出っ歯と口元の突出を改善しました。

主訴:出っ歯

診断名:上顎前突

初診時年齢・性別:12歳・女性

治療装置:FKO、ワイヤー

抜歯箇所:上下左右第一小臼歯

治療期間:1年2ヶ月(こどもの矯正)2年4ヶ月(大人の矯正)

リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り

費用:946,000円程度(税込)

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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歯がグラグラ揺れている気がする?!矯正治療で歯が動く仕組み

2018.11.21UPDATE:2026.02.12

矯正治療中に歯が揺れていると感じることはありませんか?歯がグラグラするなんて、子供の歯から大人の歯に生え変わるとき以来で、少し心配になりますよね。

歯が揺れる原因は、矯正治療で歯が動く仕組みと関係があります。そもそも、歯は硬い歯茎の骨に埋まっているはずなのに、なぜ矯正治療によって動くのでしょうか?

今回は、

  • 矯正治療で歯が動く仕組み
  • 歯の動き方の種類
  • 痛みが出る場合の対処法

などについてご紹介いたします◎

歯はどうやって生えている?

歯ぐきの中には歯を支えるための歯槽骨(しそうこつ)という骨があり、歯槽骨と歯の根の間には歯根膜(しこんまく)という弾力のある薄い膜があります。歯根膜は、歯にかかる衝撃をやわらげるクッションのような役割を持っています。

歯が動く仕組み

歯根膜の中には、骨を吸収する破骨細胞(はこつさいぼう)と骨を作る骨芽細胞(こつがさいぼう)がいます。

歯に矯正装置で力を加えると、その力が歯根膜に伝わります。歯が動く方向側の歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は引っ張られて伸びます。

縮んだ歯根膜は元の厚さに戻ろうとして、骨を吸収する細胞(破骨細胞)をつくり、動く方向側の骨を溶かします。

一方、伸びた歯根膜は元の厚みに戻ろうとして、骨を作る細胞(骨芽細胞)をつくり、反対側に骨を新しく作ります

この流れが、繰り返されることで歯が少しずつ動いていきます。そして、歯を動かしている間は、少し歯の揺れを感じることがあるのです。

歯が動く速度はゆっくり

治療期間を短縮したいからといって、やみくもに強い力を加えれば歯が早く動くというわけではありません。体が持つ自然のペースに反した負荷は場合によっては、歯根や歯槽骨などの歯周組織に大きなダメージを与えてしまいます。

歯が無理なく移動する距離は、歯が生えてくるときと同じ速さで1ヶ月に0.5mm~1mm程度と言われています。

歯や歯周組織に負担をかけずに徐々に歯を動かすために、加える力の大きさや方向を十分に考慮して、弱い力を継続的に加えていくので矯正治療は時間がかかるのです。この仕組みをリモデリングと言います。

リモデリング

矯正治療における歯の動かし方

最後に、矯正治療における歯の動かし方をご紹介します。
動かす方向はひとつではありません。不正咬合の種類によって、いくつかの動かし方のパターンを組み合わせて、正しい歯並びの方向へ歯を移動させていきます。

歯体移動(水平移動)

歯間の隙間をなくすため、歯を横にスライドさせる動かし方。最も多く矯正治療で使用される動きです。

歯列矯正 水平移動

 

挺出(ていしゅつ)

歯を歯茎から引っ張り出す動かし方

歯列矯正 挺出

圧下(あっか)

歯を歯茎に埋め込む動かし方

歯列矯正 圧下

捻転(ねんてん)

ねじれて生えている歯の向きを、正しい向きになるように回転させる動かし方

歯列矯正 捻転

傾斜移動

歯根(歯の根っこ)の位置はあまり変えずに、歯を起こす動かし方

歯列矯正 傾斜

歯根移動

歯冠(歯の上の部分、歯ぐきから見えている部分)はあまり動かさず、歯根だけを主に動かす動かし方

歯列矯正 歯根移動

歯の移動による痛みの対処法

矯正治療中は、歯が少しずつ動く過程で一時的に痛みや違和感が生じることがあります。特に、装置を調整した直後や新しいマウスピースに交換した直後は、2~3日ほど圧迫感や噛んだときの痛みを感じやすい傾向があります。

しかし、これらの症状は歯が動いている証拠でもあり、多くの場合は数日で自然に和らいでいきますのでご安心ください

もし痛みが強く、日常生活に支障が出る場合には、市販の鎮痛剤を服用していただいても問題ありません。必ず用法・用量を守り、適切にご使用ください。

なお、痛みが長引く場合や強い違和感が続く場合は、無理をせず当院までご相談ください。

矯正治療中の痛みについてはこちらの記事をご覧ください。
矯正装置を装着してから慣れるまでの違和感・痛みの正体とは?

 

最後に

今回は歯が動く仕組みについてご紹介しました。矯正治療中に歯が揺れることは一般的に起こります。不安になる方もいらっしゃると思いますが、治療が順調に進んでいる証拠ですのでご安心ください。

万が一、お痛みが強い場合や歯の揺れが大きいと感じる場合など、心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。


当院では初診相談を行っています。
矯正治療を始めたい!興味はあるけど治療するべきなのか分からない!など、少しでも気になることがありましたら、是非当院の初診相談をご利用ください。

【関連ブログ】
効率よく歯を動かすためのマウスピース型矯正装置(インビザライン)のアクティブサーフェスについて

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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マウスピース型矯正装置【インビザライン 】アクティブサーフェス

2018.11.09

こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン )で矯正する場合、ほとんどの方が小さな白い樹脂製のアタッチメントを歯面に装着します。一見米粒のようなただの突起ですが、よく見ると装着されている歯の場所によって形が異なっています。

真四角のアタッチメントもありますが、最適アタッチメントと呼ばれる、目的によって複雑な形をしたアタッチメントがあります。最適アタッチメントには、歯を動かす時に効率的に力がかかりやすいよう、一つの面を除いてマウスピースとの間に空隙ができるように作られています。

唯一マウスピースと接触している面のことを、アクティブサーフェスといいます。アクティブサーフェスは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正治療において、透明なマウスピースだけで歯を移動させるのに必要な力を生じさせるために、非常に重要な働きをします。

▼開咬の症例に用いられる、前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメント


開咬とは、奥歯は噛んでいるのに前歯がかみ合わず、上下の前歯間に常に隙間がある不正咬合です。開咬を治すためには前歯の挺出と奥歯の圧下させる必要があります。「挺出」とは、歯茎から歯を引っ張り出すこと、「圧下」はその反対です。

青い矢印で示している部分が、前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメントのアクティブサーフェスです。そのほかの面はマウスピースに触れておらず、アクティブサーフェスを保持するためにあります。そのため、確実に動かしたい方向へ的確な力が加わるようになるのです。

前歯4本をひとつの塊として、矢印の面に力がかかることで、前歯が歯茎から黄色い矢印の方向に押し出されます。すると、奥歯には反対方向の力が加わり、歯茎の中へ押し込まれます。つまり、前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメントは、『上顎の前歯の挺出』と『下顎の奥歯の圧下』の両方の働きを行ってくれるのです。

▼過蓋咬合の症例に用いられる過蓋咬合用最適アタッチメント


過蓋咬合とは、上下の噛み合わせが深い不正咬合のことをいいます。通常の前歯は下の歯に上の歯が少し被さっていますが、重なりが大きいと下の歯が全く見えなかったり、下の歯が上の歯茎に食い込んでしまいます。過蓋咬合をそのままにしておくと顎関節症などのリスクがあります。

過蓋咬合を改善するには、『上顎の前歯の圧下』と『下顎の奥歯の挺出』つまり、開咬とは反対の作用が必要になります。過蓋咬合用最適アタッチメントは、下顎の前歯と奥歯の間の小臼歯に用いられます。

奥歯と前歯の中間の歯に、青い矢印の方向へアクティブサーフェスに力がかかり、歯が突き上げられ、反作用で前歯が緑の矢印の歯茎の方向に圧下します。

他にも作用の違う様々な種類の最適アタッチメントがあります。

ルートコントロール用最適アタッチメント

回転用最適アタッチメント

これらのアタッチメントの形は昔からあるわけではありません。アタッチメントをはじめ、スマートフォース機能と呼ばれるマウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースに施されている細工はどんどん進化し、新しいものが発表されています。今やマウスピース型矯正装置(インビザライン)はどんな症例にも適応できるようになっています。

現在マウスピース型矯正装置(インビザライン)で矯正中のかたは、ご自分の歯についてるアタッチメントの形や場所をよく観察してみてください。どのような歯の移動のために装着されているのかがわかって、矯正治療中のモチベーションに繋がるのではないでしょうか( ^∀^)

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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歯列矯正治療のデジタル技術の進化

2018.10.30UPDATE:2025.03.12

こんにちは
さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 院長矢野です。

カメラやテレビなどの「デジタル化」は、今や私たちの日常生活の中で当たり前です。「デジタル化」とはアナログデータをデジタルデータに変換することを意味しています。
デジタル化の波はもちろん矯正歯科業界にも来ています。

今日は、矯正治療においてどのようなものがデジタル化されて変わったのか、ご紹介したいと思います。

マウスピース 型矯正装置(インビザライン )


1997年にアメリカのシリコンバレーで「アライン・テクノロジー社」によって開発され、2006年から日本での治療がスタートしたマウスピース 型矯正装置(インビザライン )は、矯正治療のデジタル化の代表例として挙げられます。

口腔内をコンピュータ上で3Dモデル化し、歯が移動していくシミュレーションを作成、そのシミュレーションをもとに製作されたマウスピースを使用して歯並びを矯正するマウスピース型矯正装置(インビザライン) のシステムの登場は衝撃的でした。

マウスピース 型矯正装置(インビザライン )

登場から約20年、日本で治療されるようになってからは12年目のマウスピース型矯正装置(インビザライン)ですが、次に紹介するものの登場により、この数年の間に劇的に進化しました。

治療される患者さんにとっても、私たち術者にとっても、どんどん便利・且つ的確な治療が行えるように変化しています。

登場から約20年、日本で治療されるようになってからは12年めのマウスピース型矯正装置(インビザライン)ですが、次に紹介するものの登場により、この数年の間にさらに劇的に進化しました。治療される患者さんにとっても、私たち術者にとっても、どんどん便利・且つ的確な治療が行えるように変化しています。

口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント)の登場


歯並びの移動を模型ではなく、コンピューター上で3Dシミュレート できることが画期的だったマウスピース型矯正装置(インビザライン)ですが、最初の口腔内の情報は従来どおり印象採得と呼ばれる、歯型を採って取得していました。

ところが2015年に開発され、日本では2017年に開発された口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント)により、歯型がデータ化できるようになったことは、矯正歯科において、さらなる大きなデジタル化の変化と言えると思います。

口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント)

口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント) については詳しくはこちらをご覧ください。

口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント) によるデジタル化は、アナログな手作業による誤差を無くし、より正確で確実な治療計画を立てることができるようになりました。そしてそのデータは、コンピュータのネットワーク上で瞬時にどこでも見ることが可能なので、治療期間の短縮や患者さんの負担軽減に繋がります。

最後に


どんなにデジタル化され便利になっても、スマートフォンの中のアプリに時計や方位磁石がデフォルトであるように、絶対に無くならないアナログなものもあります。これは矯正歯科治療にも言えることです。

人間という生き物の歯並びは機械通り・機械任せにはできません。治療開始の時点で最後のマウスピースまで出来上がっている、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のシステムで治療を行なっていても 、定期的に経験と知識ある矯正専門のドクターによる確認(=アナログ)が必ず必要です。

今後もマウスピース型矯正装置(インビザライン)はどんどん進化してより便利になっていくと思われます。デジタル化されていく最新の技術と、従来の矯正治療専門の知識を共存させて、第一に患者さんが満足してくださる治療を心がけたいと思います。


矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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矯正検討者必見!取り外し可能なマウスピース矯正装置【インビザライン】の特徴を解説

2018.10.26UPDATE:2025.03.02

矯正治療を始めたいけど、装置の見た目や食事の詰まりやすさが気になって、矯正治療に踏み切れてない方はいらっしゃいませんか?

一般的な矯正治療は歯に銀色のワイヤー装置が付く印象が強いかと思いますが、当院では目立ちにくく食事の際に取り外せるマウスピース型矯正装置【インビザライン】をご提供しています。

今回は、マウスピース型矯正装置【インビザライン】について詳しくお話ししていきます。

 マウスピース型矯正装置【インビザライン】とは?


マウスピース型矯正装置【インビザライン】とは、形の違う複数枚のマウスピースをお渡しし、患者様ご自身でマウスピースを装着、交換して頂くことによって矯正治療を進めていくものになります。

インビザライン

治療の進め方は以下の通りです。

治療の進め方

①相談と診断:歯科医師と相談をして、自分の歯並びや生活環境が、マウスピース型矯正装置で治療ができるのか診断を行います。

②治療計画の作成:歯の動きをシミュレーションし、どのように矯正を進めるか計画を立てます。

③マウスピース作成:計画に基づいて、透明なマウスピースを作成します。

④マウスピースを使う:指定された期間、マウスピースを1日20時間以上使用していただきます。ご自身で定期的(1~2週間)に新しいマウスピースに交換します。

⑤チェックと調整:治療の進行状況を確認しながら、必要に応じて調整を行います。

治療期間は個人差がありますが、約2年~2年半になります。

マウスピース型矯正装置【インビザライン】のメリット


・装置を外して、食事を楽しむことが可能です。

・普段通り歯みがきができるので、お口の中を清潔に保つことが可能です。

・歯の表面に装置が付きますが、歯と同じ色の目立ちにくい装置になります。

・マウスピース自体も透明なので、目立ちにくいです。

・ご自身でマウスピースを交換していただき矯正治療を進められるので、通院頻度が少なく済みます。

マウスピース型矯正装置【インビザライン】のデメリット


ご自身でマウスピースを交換してもらって矯正治療を勧めていくものになるので、交換を忘れてしまったり、使用時間が守れない場合は矯正治療がうまく進みません。1日最低20時間(食事時、歯磨き時以外)はマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用する必要があるので、自己管理に自信がない方にはマウスピース型矯正装置をお勧めできません。

マウスピース型矯正装置【インビザライン】とワイヤー矯正の違い


マウスピース型矯正装置【インビザライン】とワイヤー矯正の違いについてご説明します。

治療方法 マウスピース型矯正装置【インビザライン】 ワイヤー矯正
装置の写真
インビザライン
ワイヤー矯正
見た目 目立ちにくい◎ 目立つ△
食事のしやすさ 普段通り◎ 食事詰まりやすい△
通院間隔 2~3ヵ月に1回 1ヶ月に1回
治療期間 基本的に同期間だが、抜歯した場合はワイヤー矯正の方が短い治療期間の場合が多い。
費用 インビザライン>ワイヤー矯正
痛み 少ない◎ 2-3日お痛み続く
むし歯リスク 少ない◎ 歯磨きが出来ないとむし歯リスク高くなる

他にも患者様の生活環境によって装置の差は出ます。気になることがあればお気軽にご相談ください。

よくある質問


Q マウスピース型矯正装置(インビザライン)をつけたまま飲み物を飲んでも大丈夫ですか?

A 大丈夫です。コーヒーや紅茶、赤ワイン等の色が濃い飲み物はマウスピースと歯の着色の原因となりますので、気になる方はお控えください。また、糖分の多い飲物は虫歯の原因となりますので、帰宅後にしっかり歯磨きとマウスピースの洗浄をして下さい。ただし、マウスピースは1週間に一回程度、新しい物に変えるので着色はそこまで気にならないと思います。

Q 食事の際、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を付けたまま食事をしても良いですか?

A マウスピース型矯正装置(インビザライン)を外して頂く事が基本ですが、人前で外しにくいという事はあると思います。マウスピースを装着したままでも食事は可能ですが、食べ物がつまりやすく、虫歯の原因となりますので、帰宅後にしっかり歯磨きと洗浄をして下さい。

まとめ


いかがでしたか。今回はマウスピース型矯正装置【インビザライン】についてご紹介させて頂きました。気になった方はお気軽に当院のカウンセリングを検討してみてください。

あなたに合った矯正治療を行うために、専門の矯正歯科がしっかりサポートします!

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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矯正治療後に欠かせない「リテーナー」とは?種類・特徴・選び方ガイド

2018.10.17UPDATE:2025.11.25
リテーナーの種類

矯正治療で歯並びをきれいに整えたあと、「もう装置を外せば終わり!」と思っていませんか?

実は、矯正治療が終わった直後の歯はまだ不安定な状態です。歯を支える骨や歯茎が新しい位置に馴染むまでには時間がかかり、その間に歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」が起こることがあります。

その後戻りを防ぎ、整った歯並びを安定させるために使用するのが「リテーナー(保定装置)」です。

「また装置をつけるのか…」と少しがっかりする方もいますが、
このリテーナーこそが、矯正治療の“仕上げ”であり維持のカギになります。

リテーナーの役割

  • 移動した歯が元の位置に戻らないように安定させる
  • 歯を支える骨や歯ぐきの形を落ち着かせる
  • 治療で得た美しい歯並びを長期的に維持する

リテーナーの役割について詳しくはぜひこちらをご覧ください。

リテーナーの主な種類と特徴

プレートタイプリテーナー(取り外しできる) 

  • 特徴:安定感が高く、しっかりと歯を固定できる
  • デメリット:レジンのプレートが歯ぐきの所まで覆うため、使い始めは滑舌に違和感を感じる場合がある。ただし、数週間程度で慣れる方がほとんど

▶︎ベックタイプ

ベックタイプリテーナー

昔からある代表的なリテーナーです。
ベックリテーナーは、歯の表側をしっかりとワイヤーで取り囲み、裏側からはプラスチックのプレートが歯列を包んで、歯の移動を防ぎます。

  • 当院での使用例:ワイヤー矯正後の患者様によく使用しています

▶︎クリア棒リテーナー

クリア棒リテーナー

前歯部分が透明なシリコン素材になっており目立ちにくい。

  • 当院での使用例:白いワイヤーで矯正された方に使用しています

マウスピースタイプリテーナー(取り外しできる) 

透明のプラスチックで歯全体を包み込むタイプで、見た目が自然で目立ちにくいのが特徴です。

  • 特徴:装着していてもほとんど気づかれない
  • デメリット:歯ぎしり・食いしばりが強い方は磨耗しやすい
  • 当院での使用例:マウスピース矯正装置(インビザライン)で矯正後の方に使用しています。

フィックスタイプリテーナー(固定式)

fixリテーナー

細いワイヤーを歯の裏側に直接接着する固定式のリテーナーです。
目立たず、取り外しの必要がないのがメリットですが、噛み合わせによっては上顎には装着できない場合や、歯磨きがしづらいので虫歯になりやすくなるリスクがあります。

  • 特徴:目立たず、取り外し不要
  • デメリット:歯磨きがしにくく虫歯リスクが上がる可能性がある
  • 注意点:外れたまま放置しておくと後戻りの原因になるため、早めの修理が必要
  • 当院での使用例:固定式単独よりも、プレートタイプやマウスピースタイプとの併用をおすすめ
リテーナの種類 fixリテーナー 目立たない

リテーナーの選び方

リテーナーの種類は、

  • 矯正装置の種類(ワイヤーかマウスピースか)
  • かみ合わせの状態
  • ライフスタイル(発音や見た目の希望)

などによって、適したのもが異なります。

矯正治療を担当した医師の指示のもと、「どのリテーナーをどのくらいの期間使うか」を守ることが大切です。

まとめ

リテーナーをしっかり使えるかどうかで、せっかく整えた歯並びが維持できるかが決まります。

矯正治療のゴールは、装置が外れた日ではなく「歯が安定した日」です。毎日の装着を習慣化して、美しい歯並びを長く維持していきましょう。

【関連記事】

【リテーナーの使用時間と使用期間】矯正治療後のリテーナーはいつまで使うの?

【リテーナーの重要性】矯正治療は装置が外れたら終わり?

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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