こんにちは!大宮SHIN矯正歯科・歯科衛生士のHです。

一般的におとなの矯正治療の通院期間は約2~3年間と言われています。長い矯正治療のストレスを軽減し、治療期間を短縮する方法として、マウスピース型矯正装置(インビザライン)と加速矯正装置を併用する治療方法があります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と加速矯正装置の併用とは

マウスピース型矯正装置(インビザライン )で歯の矯正を行う大きなメリットは2つあります。ひとつは装置が目立つことなく矯正治療が行えること、もうひとつは矯正装置が取り外しできるので歯みがきや食事が普通にできることです。さらに、加速矯正装置を併用することで3つのメリットが加わります。

  • 【加速矯正装置3つのメリット】
  • 痛みの軽減…歯の周囲の細胞が、加速矯正装置によって活性化され、治療に伴う痛みが軽減されます。
  • 治療期間の短縮…上記の作用で最短3日でマウスピースが交換が可能になります。
  • 衛生的…ひとつのマウスピースの使用期間が短くなるので、常に清潔なマウスピースを装着することができます。

これらの理由から、ワイヤー矯正で治療するよりストレスをほとんど感じることなく矯正治療期間を過ごすことができると言われています。

治療開始1年後の歯並びの変化(出っ歯の矯正症例紹介

まだ治療途中ですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)と加速矯正装置を併用して出っ歯の治療を開始して1年で、歯並びが大きく変化していることがわかります。以前あった自然に口が閉じられないという症状も改善され、笑ったときに手で口元を隠すくせもなくなったそうです。

正面から見た歯並びの変化

  • 【症例詳細】
  • 主訴:出っ歯が気になる、口元が出ている
  • 診断名:上顎前突(じょうがくぜんとつ)
  • 初診時年齢:22歳
  • 装置名:マウスピース矯正装置(インビザライン)・加速矯正装置
  • 抜歯箇所:なし
  • 費用の目安:96万円(税別)
  • リスク・副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り

今後の治療内容

歯列矯正を始めてわずか1年で、出っ歯はだいぶ改善しましたが、治療はまだ終わりではありません。今後は噛み合わせの調整を行なっていきます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)を作り直して、歯並びの微調整をしていきます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と加速矯正装置の併用は、結婚式やオーディションなどを控えていて、早く歯並びの見た目を整えたい方におすすめです。