ワイヤー矯正中の食事で注意したい5つの食べものと食べ方のコツについて

2025.06.28

こんにちは 

さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 受付のHです☆彡

ワイヤー矯正を始めると歯に直接装置が装着されることで

日常生活で不便になってしまうことがあります。

 

その一つが食事です。

 

今回は食事のメニュー選び方や食べ方の工夫についてお話していきますので

参考にしてみてください☆

 

①粘着性の強い食べもの

例:ガム、お餅、キャラメルなど

粘着性の強い食べものは矯正装置にくっついてしまい取れなくなってしまいます。

ワイヤー矯正中はなるべく避けたい食べもの

②装置に着色しやすい食べもの

例:カレー、ミートソースなどトマトソース系の食事、キムチなど

コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワインなどの飲み物

(主に色の濃い食べものは注意が必要です。)

ワイヤーやブラケットに着色することはほとんどありませんが

ブラケットにワイヤーを固定する「モジュール」と呼ばれるゴムや顎間ゴムは着色しやすくなります。

来院の際に必ずゴムの交換をするので

どうしても色の濃い食べ物を食べたい時は来院する前に食べましょう。

着色してもさほど気にならないという方はお好きなタイミングで食べていただいて問題ありません。

ワイヤー矯正中工夫すれば食べられる食べもの

③装置に挟まりやすい食べもの

例:繊維質な食べもの(ネギ、ほうれん草など)、細めの麺類(ラーメン・そば・パスタなど)

これらの食べものはワイヤーとブラケットの隙間に挟まりやすく絡まってしまうと不快感があります。

④硬い食べもの

例:せんべい、フランスパンなどの固いパン、リンゴなど

歯にワイヤーを固定しているブラケットが取れやすくなります。

⑤噛みちぎって食べる食べもの

例:固めのステーキ肉や、骨付きのお肉

前歯で噛みちぎる際にブラケットに強い力がかかり、取れやすくなります。

噛みちぎって食べる食べもの

ワイヤー矯正中の食事のコツ

硬い食べものやお肉を食べるときは

1口サイズに小さくカット

・前歯を使わず、なるべく奥歯で噛む

基本的に歯の役割は、それぞれ次のような役割があります。

前歯→噛みちぎって、奥歯で磨り潰しやすい大きさにする

奥歯「食べものをすりつぶして、体内に取り入れたとき消化しやすくする

前歯の役割である「食物を小さくすること」を口に含む前に済ませ

奥歯で磨り潰すだけの状態にして食べればいいわけです。

さいごに・・・

歯の矯正は治療期間が数年間にわたります。

そんな長い間お食事を制限されることは悩ましい問題ですよね。

 

ワイヤー矯正を開始した直後は不自由でも

しばらくすると歯に矯正装置がついた生活に慣れていき

「食べられない、食べづらい」ストレスも次第に軽減されていきます。

 

今回の記事を参考に矯正中のお食事も楽しんでいただけたらと思います☆

矯正治療治療中の食事について関連記事:『矯正治療中にお痛みがあるときのお食事のアドバイス』

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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