叢生・八重歯 14歳 男性 治療期間:2年6ヶ月
上顎前突 23歳 女性 治療期間:2年1ヶ月
上顎前突・叢生 20歳 男性 治療期間:2年6ヶ月
上顎前突 19歳 女性 治療期間:1年3ヶ月
叢生・八重歯 11歳 女性 治療期間:2年4ヶ月
矯正歯科治療の遠隔診療支援の実証実験を行いました
こんにちは。さいたま市大宮区にある大宮SHIN矯正歯科の院長の矢野です。
当院は2021年6月23日〜9月30日の期間、NTTドコモが2021年10月27日より商用提供を開始した遠隔作業支援ソリューションAceReal Assist(エースリアルアシスト)を先行使用させていただき、遠隔診療支援の実証実験を行いました。
実験は無事成功し、新しいテクノロジーと今後の矯正歯科における可能性が、報道発表されました。期間中、ご協力いただいた患者さまはじめ、関係者の方々、ありがとうございました。詳細はこちらのプレスリリースをご覧ください。
ところで、「5Gとスマートグラスによる矯正歯科治療の遠隔診療支援」と聞いても、何のことだかよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか😅そんな方に向けて、このブログでは、今回の実証実験についてご説明します。
遠隔診療支援とは?
スマートグラスを装着して診療することで、患者さまの口腔内および顎の動きなどの映像を、別の場所にいるドクターにリアルタイムに伝送します。そして、映像が送られてきた離れた場所にいるドクターはその映像を見ながら、診療支援を行います。
実際に患者様の口腔内を見ている施術者は、スマートグラスから、音声による指示のほか、その患者さまの3Dスキャンデータや過去の症例など、視覚的な情報を得ながら処置を行うことができます。

スマートグラスとは?
スマートグラスとは、メガネのような形で、メガネのように顔に装着して使用するウェアラブルデバイスのことです。ウェアラブルデバイスとは、身に着けられるインターネットに接続された機器のことで、腕時計型のものが身近なのではないでしょうか。
スマートグラスに話を戻します。スマートグラスは実際に見ている光景に加えて、別の画像を表示して情報を得ることができます。両手を自由に使うことができるのがメリットです。今回の実験では「AceReal One」および「RealWear HMT-1」という製品を使用しました。

ドコモの5G回線とは?
患者さまの口腔内の映像やデータは、ドコモの5Gの携帯電話回線を伝って、クラウド状にある遠隔作業支援ソリューション「AceReal Assist(エースリアル アシスト)®」というアプリケーションを通して離れた場所の歯科医院と通信されます。
インターネットを通さないネットワーク環境のメリットは、高セキュアといって、情報やシステム、通信路が保護されて安全な状態で通信することができる点です。ここが、ビデオ通話やzoomとは大きく異なる点で、患者さまのプライバシーを保護することができるのです。

遠隔診療支援の可能性
大宮SHIN矯正歯科は本実証実験の成果をもとに、全国の歯科医院において、治療に個人差が生じやすいマウスピース矯正装置(インビザライン)などに対して、より質の高い矯正歯科治療が受診できる遠隔診療支援サービスの 提供に向けて推進してまいります。
【表側ワイヤー矯正】ドクターが調整して歯が動く・ワイヤー矯正の治療の進め方
こんにちは。埼玉県さいたま市大宮区にある大宮SHIN矯正歯科の院長の矢野です。
近年、歯列矯正の治療方法として主流になりつつあるマウスピース型矯正装置(インビザライン)。遠隔診療のツール(デンタルモニタリング)が登場し、4〜6ヶ月程、通院の間隔が空いても矯正治療が可能になりました。
マウスピース矯正装置は、少しずつ形の異なるマウスピースを患者さま自身が交換していくことで歯が動きますが、この自己管理が難しそうな方、装置の取り外しがライフスタイルに合わない方は、従来からあるワイヤー矯正の方がおすすめです。
しかしながら、ワイヤー矯正を選択した場合は、定期的に矯正専門医がワイヤー調整を行わないと歯は動かないので必ず調整のための来院が必要です。そもそも、ワイヤーでどうやって歯を動かしているのでしょうか。ワイヤー矯正の治療の進め方を治療の流れと共にご説明します。

装置(ブラケット)を装着する
まず、歯の表面をブラシでクリーニングし、特殊な接着剤でブラケットと呼ばれる装置をつけていきます。そして、そのブラケットの溝にワイヤーをはめて力をかけて歯を動かしていきます。矯正専門医が患者さまの歯に既製のブラケットを一つ一つ装着していきます。

ワイヤーを交換する
矯正治療で使用するワイヤーは普通のワイヤーではありません。曲げても元の形に戻ろうとする形状記憶のワイヤーを使用しており、その戻ろうとする力を利用して歯を動かしていきます。治療の初期段階では、やわらかくて細いワイヤーを使用していきます。
なぜなら、ガタガタしていたり、歯がねじれて生えている歯並びの場合、歯の表面についているブラケットの位置にもガタガタやねじれが反映されます。ガタガタした部分には、太いワイヤーや硬いワイヤーをはめることができないからです。
一か月おきに少しずつ、ワイヤーを太くて硬いものへと交換していきます。ガタガタやねじれのあるところにワイヤーを押し込み、形状記憶のワイヤーが真っすぐに戻ろうとする力を利用して歯を動かしていきます。

抜いた歯の隙間を閉じる(抜歯した場合)
何回かワイヤーを交換していくと、歯列のガタガタが無くなり、硬くて太い素材のワイヤーがブラケットにはまるようになり、矯正治療のために抜歯した場合は抜いた歯の隙間を閉じたり、上下の前歯の位置を調整するゴムを付けたり等、全体的に強い力をかけられるようになります。
細いワイヤーにこのような強い力をかけてしまうと、ワイヤーがたわんで、歯が目的と違う方向に動いてしまうことがあるので注意が必要です。

細かい歯並びの調整
レントゲン写真で細かい歯の向きを調べたり、お口の中でかみ合わせの状態を確認し、必要に応じてブラケットを付け直して歯並びの微調整をします。

保定装置(リテーナー)
歯並びが綺麗になった直後は、歯の周りの骨が柔らかい状態です。しっかり歯の周りの骨が固まり、歯並びが安定するまで、保定装置(リテーナー)と呼ばれる取り外し式の装置を使っていただきます。リテーナーで歯並びが安定したら、矯正治療は終了です。
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