咬み合わせが反対なことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、プレオルソを使用し、咬み合わせを改善した後、表側矯正(ワイヤー)でガタガタを改善しました。
主訴:咬み合わせが反対
診断名:反対咬合
初診時年齢・性別:6歳・男の子
治療装置:プレオルソ、表側矯正(ワイヤー)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年10ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:48万円程度(税別)
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咬み合わせが反対なことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、プレオルソを使用し、咬み合わせを改善した後、表側矯正(ワイヤー)でガタガタを改善しました。
主訴:咬み合わせが反対
診断名:反対咬合
初診時年齢・性別:6歳・男の子
治療装置:プレオルソ、表側矯正(ワイヤー)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年10ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:48万円程度(税別)
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口元の突出を気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、咬み合わせを改善しました。
主訴:口元の突出
診断名:上下顎前突
初診時年齢・性別:45歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年9ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:92万円程度(税別)
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ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、急速拡大装置で歯を並べるスペースを確保した後、表側矯正(ワイヤー)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:10歳・女性
治療装置:急速拡大装置・表側矯正(ワイヤー)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年6ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:86万円程度(税別)
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歯列矯正中で歯並びがだんだん整ってくると、今度は、上下の歯の正中のずれや、鼻と歯の真ん中が揃っていないことを気にされる患者さまが多くいらっしゃる傾向があります。
顔面正中、つまり顔の真ん中は、鼻の穴と穴の間にある境い目(鼻中隔)を指標としています。しかし、鼻中隔自体がずれている場合もあるので、その場合は、鼻中隔の下の上唇のくぼみ(人中)を顔面正中の基準とします。

顔の中心の縦軸(正中)が揃っていると顔が整ってみえます。正中を軸に左右対称な状態がバランスの取れている理想的なお顔です。
逆に正中がずれていると、顎や噛み合わせがずれている可能性があります。
このズレを放置していると、肩こりや頭痛、消化不良などの全身のゆがみにつながり、骨格のバランスを崩し、運動能力や発声にも悪影響を及ぼす可能性があると言われています。
鼻中隔がまっすぐではなく、歪んでいる状態を鼻中隔湾曲症といいます。改善するには耳鼻科で治療が必要です。

原則的には歯の大きさや本数は左右対称のはずですが、歯の大きさが解剖学的な平均サイズより小さい歯(矮小歯)や、永久歯が生まれつき足りない(先天性欠如歯)ことが原因で左右で異なるため、正中がずれることがあります。


歯が並ぶための大切な土台である顎の骨が歪んでいる場合、当然歯並びも左右対称にはならないので、歯の正中もずれます。
顎の歪みは、遺伝など生まれつき歪んでいる場合もあれば、頬杖をつく癖や左右どちらかの顎ばかりで噛むといった悪い習慣の積み重ねで骨格が変わってしまうこともあります。

左右で歯の大きさや本数が違う場合、左右を均等にするために抜歯したり歯のやすりがけを行って正中を揃えます。
鼻と上顎の歯の正中は揃っているが下顎の正中がずれている場合は、下顎の歯をずらして上顎の正中に揃えていきます。
歯をずらすために必要なスペースの量によって、抜歯または歯のやすりがけを行いスペースを作り、歯を移動させます。


抜歯または歯のやすりがけを行い歯列ずらすために必要なスペースを確保し、上下の歯列をずらして、鼻の真ん中と合わせていきます。
スペースの確保が難しい場合は、必要に応じて、矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を用いることもあります。

もともとは正中が揃っていたのに、歯列矯正を始めたら正中がずれてきたということがあります。
矯正治療中は正しいかみ合わせに導くために、いったん全ての歯を動かします。
その過程で、今まであたっていなかった上下の歯があたることがあり、下顎の位置が変化し、正中がずれることがあります。
今まで噛んでいた所と違う場所で噛んでいるような違和感はありませんか?
これは、矯正治療の過程で想定内のずれであり、最終的には上下の正中は揃うはずです。
しかし、正中のずれに違和感を感じたり、いつもと違う歯があたることで痛みを生じる場合はすぐに担当医に相談しましょう。

歯の大きさや欠損歯がある場合、かみ合わせの関係で、治療計画の時点で上下の歯の正中を合わせないこともあります。


歯科専門用語でスリーインサイザーといって、下顎の前歯が生まれつき3本しかない場合などは、正中を合わせることが難しいです。

また、顎の骨格が左右に大きくずれていたり、鼻が曲がっている場合は、矯正歯科治療だけで正中を揃えることは困難です。
患者さまの治療に対する要望によっては、正中を一致させるためには、当院では行なっていない、外科手術を併用した、顎変形症という保険適応の歯科矯正が必要な場合もあります。
とはいえ、完全に左右対称なお顔の人はめずらしく、顔の正中の認識は人によって個人差があります。
できれば、歯列矯正をはじめる前に、ご自身の顔や歯の正中の位置のゴールを担当医とよく確認してから治療を始めることが望ましいです。
しかし、治療中に少しでも違和感や不安を感じた場合は、遠慮なく早めに担当医に相談してくださいね。
受け口になる原因には様々なものがあります。ここでは主な原因を二つご紹介させていただきます。
安静にしている時、舌は常に上顎にくっついているのが理想的です。しかし、それが上手くできず、舌がいつも下顎の歯の内側にある方がいらっしゃいます。
その場合、舌の力で下の前歯が押されて受け口(反対咬合)になることがあります。

また、上唇の力が強く、上の前歯が内側に倒れてしまったり、上唇を下の前歯でかむ癖などがあると、前歯のかみ合わせが反対になることがあります。

受け口の主な原因として、骨格的な要因が挙げられます。
歯は顎の骨に埋まっているため、かみ合わせは顎の骨の位置に大きく影響を受けます。下顎の骨が前方にたくさん成長してしまったり、上顎の骨の前方への成長が足りない場合、かみ合わせが受け口(反対咬合)になります。
受け口には様々な原因があり、それによって治療を始めるタイミングや、使用する装置が変わってきます。ここでは、お子様の年齢に分けて主な治療方法をご説明します。
まだ大人の歯(永久歯)が生えていない小さいお子様の場合は、本格的な矯正治療の検査(型取りやレントゲン撮影)をしたり、複雑な矯正装置を使用することが難しいため、まずは簡単なトレーニングから始めます。
舌を上顎にくっつける練習をして頂いたり、舌や口唇を正しい位置に誘導するようなマウスピースの装置を使用して頂きます。
口唇の癖や舌の癖で反対咬合になってしまっている場合は、マウスピースだけで反対咬合が改善しますが、骨格的な要因があるお子様の場合は、大人の前歯が萌出してきた時(6~7歳頃)にまた反対咬合になってしまうこともあります。
このくらいの年齢になると、本格的な矯正装置を使用して治療をすることができるようになります。大人の歯と子供の歯が混ざっている年齢で始める治療を、小児矯正治療(Ⅰ期治療)と呼びます。
まず治療前に精密検査(お口の中の型どり・レントゲン撮影・写真撮影)を行い、受け口の原因を診断します。原因によって、治療方法や治療開始時期が変わってきます。
1)骨格的な問題がない場合
上顎・下顎の骨の位置に問題がない場合は、ブラケットとワイヤー、舌側弧線装置やマウスピースタイプの装置などを用いて、歯の傾き・かみ合わせを調整し、受け口を治していきます。
2)骨格的な問題があるが、小児矯正治療で改善が見込める場合
検査の結果、上顎の骨が後ろに下がってしまっていたり、下顎の骨が前に出過ぎていたり、もしくはその両方が認められる場合は、上顎前方牽引装置(じょうがくぜんぽうけんいんそうち)を使用し、上顎の骨の前方方向への成長を促します。

上顎前方牽引装置は、お口の外にフェイスマスクを装着し、その名の通り、上顎の骨を前方に引っ張って受け口を治す目的で使用します。
しかし、患者さまの負担が大きいため、現在、当院では上顎前方牽引装置はあまり使用せず、機能的マウスピース矯正装置(プレオルソ)という小児矯正用の装置やワイヤー矯正を用いることで改善できるようになっています。
上顎の成長は9歳~10歳頃がピークになりますので、そのあたりの年齢までに装置を使い始めることが多いです。
3)上下顎骨のずれがかなり大きい場合
お子様のうちには治療を行わず、成長(身長の伸び)が終わるまで経過を見た後、外科手術を併用した矯正治療で反対咬合を直していきます。
下顎の骨は身長が伸びる時に一緒に成長するため、もともと上下顎骨のずれが大きい方は、お子様の矯正治療で一度反対咬合を治しても、成長期を迎えた時にまた反対になってしまう可能性が大きいからです。
すべて大人の歯が生えた後は、年齢にかかわらず、成人矯正となります。
1)骨格的な問題がない、もしくは軽度の場合
ブラケットとワイヤーまたはマウスピース型矯正装置(インビザライン)で反対咬合を治していきます。
2)骨格的な問題がある場合
すべて大人の歯並びに変わっている年齢ですと、上顎の成長がほとんど終わっていることが多く、上顎前方牽引装置などの効果はあまり見込めなくなってきます。
顎のずれが大きく、お顔のバランスや横顔なども気になる場合は、下顎の成長が終わるまで経過観察を行い、身長の伸びが止まってから手術を併用した矯正治療を行います。
ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:37歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:3年3ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:92万円程度(税別)
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咬み合わせが反対なこと気にして来院された患者様です。非抜歯で、取り外し式矯正装置(拡大床)を使用し、永久歯を並べるためのスペースを確保した後、ワイヤーを使用してガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:咬み合わせが反対なこと
診断名:叢生・正中離開・反対咬合
初診時年齢・性別8歳・男の子
治療装置:拡大床・ワイヤー
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年11ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:48万円程度(税別)
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ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:20歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年3ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:92万円程度(税別)
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出っ歯を気にして来院された患者様です。非抜歯で、表側矯正(ワイヤー)でガタガタを改善した後、マウスピース型矯正装置(インビザライン)でIPR(やすりがけ)を行い、出っ歯を改善しました。
主訴:出っ歯が気になる
診断名:上顎前突・叢生
初診時年齢・性別:25歳・女性
治療装置:表側矯正(ワイヤー)・マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年6ヶ月
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:92万円程度(税別)
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ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:11歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
費用:92万円程度(税別)
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バイトランプとは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の上顎のマウスピースの前歯の裏側に付いている膨らみのことです。電気のランプ”lamp”ではなく、”ramp”傾斜、タラップという意味のランプです。
咬合斜面板という矯正装置があるのですが、その機能をつけたマウスピース型矯正装置です。


このバイトランプはアタッチメントとは異なり、歯自体には何も付かず出っ張りの中は空洞です。

このバイトランプをつける目的は、主にかみ合わせの調整のためです。
歯全体を覆うマウスピースで歯列矯正をはじめると、マウスピースの厚み分、かみ合わせが変わります。

前歯と奥歯ではかむ力が奥歯の方が強いので、マウスピースを外した状態で奥歯をかんだ時にマウスピースの厚さ分、上下の奥歯の間に隙間が開いてしまい、奥歯がかみにくくなる可能性があります。
特に、歯を食いしばる力が強い方は、かむ力で奥歯が歯茎の方に埋まってしまい、上下の奥歯が離開する傾向にあります。
その状態を防ぐために、前歯の裏側にバイトランプを設置して、先に下の前歯がバイトランプにあたるようマウスピースを設計しています。
マウスピースの厚みでかみ合わせが変わっても、前歯と奥歯が均等にかみ合うことができるよう、基本的に大宮SHIN矯正歯科ではマウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療する場合、ほぼ全ての方の上にバイトランプが付きます。
バイトランプが付いている期間は、歯並びによって個人差があります。最初のマウスピースからバイトランプがついているケースもあれば、途中からバイトランプがマウスピースにつくこともあります。
歯の裏側に付くバイトランプは目立たず、治療中の見た目には影響はありません。
しかし、バイトランプがついたマウスピースを装着しはじめた患者さまから、「前歯の裏に段差が付いていて、口を閉じた時に下の前歯がうまくしまえず、無理やりしまおうとすると痛い」という声をいただくことがあります。
マウスピースが歯に馴染むまでは、違和感や痛みを感じることがあります。また、喋りづらかったり滑舌が悪くなる可能性がありますが、これらはマウスピースのつけ始めだけで、次第に慣れて痛みも感じなくなっていきますのでご安心ください。
それでも我慢できない痛みがある場合は、遠慮なく医院にご相談ください。
最後に、バイトランプを使用した治療症例を紹介します!
上下の歯をかみ合わせた時に、下の前歯が上の前歯に隠れてしまうほど深いかみ合わせの歯並びを、歯科専門用語で過蓋咬合(かがいこうごう)と言います。
バイトランプは過蓋咬合の治療にも効果を発揮します。
矯正治療を始める前は、下の前歯が上の前歯に隠れるほど深くかみ合っていますが、バイトランプが付いているマウスピースで治療することで、過蓋咬合がしっかりと改善されています。


過蓋咬合をそのままにしておくと、奥歯の負担が大きいので顎関節症や、虫歯の治療で歯に被せたかぶせものが外れるリスクが高まります。また、下の前歯の先が上の歯茎にあたり傷つけてしまう可能性もあります。
バイトランプがついたマウスピースの初回装着時は、前歯の裏側の出っ張りに多少違和感を感じるかもしれませんが、歯並びを改善するために、マウスピースの正しい装着方法と指定された装着時間を守って、矯正治療を進めていきましょう!
ドライソケットとは、抜歯後に生じる口腔の合併症の一つです。 特に親知らず(智歯)の歯を抜いた後に起こることが多いです。
通常、抜歯後の穴には血液が溜まり、表面が乾いてかさぶた状になった後、徐々に組織化していき血餅となりますが、血餅はしっかりと付着しているわけではないため、気になるからといって指や舌、歯ブラシなどで触ると簡単に動いてしまいます。
この血餅が取れると抜歯した穴から白い骨が見えたままとなり、激しい痛みを伴います。これを“ドライソケット”と言います。
名前の通り抜歯した穴に血液が満たされず、穴が乾いてしまっている状態となり、骨が空気と触れている状態になり、疼痛や感染を引き起こします。

抜歯後の穴がぷにぷにの血餅で塞がっておらず、傷口がむき出しの状態です。
抜歯部位が大きく開いた状態で、赤く腫れたり、歯茎が炎症を起こしているように見えることがあります。直接白い顎の骨が一部露出していることもあります。
また、口内の細菌が繁殖しやすい状態のため、不快な臭いや味がすることもあります。
通常、抜歯直後の痛みのピークを迎えた後、徐々に痛みは治まるものですが、反対に徐々に強くなるとドライソケットの可能性が高まります。
ドライソケットになると、抜歯直後の痛みより激しい疼痛が継続的に続きます。細菌感染による炎症から、抜歯部周辺が激しく腫れたり、口の中で不快で異常な味がすることもあります。
個人差はありますが、激しい痛みが1週間以上~場合によっては一か月続くこともあります。
個人差はありますが、抜歯後の次のような行動でドライソケットになりやすくなることがあります。
強いうがいを頻繁に行うことで、抜歯後の穴を塞ぐはずだった血餅になる血を洗い流してしまったり、せっかくの血餅が外れてしまい、ドライソケットになってしまうためです。

抜歯後の穴が気になり、舌や指などで触ることで、せっかくの血餅が外れる上に、細菌感染を引き起こし、出血や強烈な腫れ・痛みなどを引き起こしてしまいます。

血流がよくなることで、血が固まりにくくなり、抜歯後の穴を塞ぐ血が固まってできる血餅の完成が遅くなり、ドライソケットのリスクが高まります。

タバコの成分によって血流が悪化するので、血餅を作るための血が足りなくなることがあります。結果、ドライソケットのリスクが高まる可能性があります。

口の中を清潔に保つために歯磨きをすることは良いのですが、抜歯後の穴をしつこくブラッシングすると、血餅がはがれてしまうリスクが高まります。

それでもドラソケットになってしまった時はどうしたらよいのでしょうか。
抜歯をした歯科医院に連絡をして、ドライソケットの治療を行います。
一般的な手順としては
①まず、抜歯後の穴に食べカスなどが入り、不衛生になっていることがあるので、生理食塩水や次亜塩素酸水で洗浄します。
②そのうえで、乾燥した穴を潤すために局所麻酔軟膏の「プロネスパスタ®」を滅菌吸収性ゼラチンスポンジの「スポンゼル®」につけて、ドライソケットに詰めます。スポンゼルが取れないように、そのあと歯肉縫合などで固定をすることもあります。
③薬の処方・鎮痛剤や抗生物質・抗生剤などを処方することとなります。処方箋の指示にきちんと従いましょう。
痛みがある際は我慢をせず、市販の鎮痛剤(痛み止め)を服用していただいても構いません。
血液循環を阻害しない程度で、短時間であれば「冷えピタ」のようなものを利用するか、水で濡らしたタオルで冷やしても大丈夫です。
ただし、ドライソケットは熱いタオルで温めたり、氷で極端に冷やしたりするのはやめましょう。
特に治療をせず放置をしていても、ほとんどが一か月ほどで改善し、自然治癒がはじまります。
しかしながら、その間はドライソケットの痛みなど症状は続きます。また、ドライソケットは抜歯後の穴が開いたままの無防備な状態です。
放置をすると、穴に食べかすなどが入ることによって感染症リスクが高まり、状態が改善されず治癒速度が遅れ、長期になる場合もあります。
さらに激しいうがいや喫煙・飲酒などが続くと、通常よりも傷口が激しく腫れ、激しく痛み、治癒するまでに時間もかかり、つらい状態が長く続きます。
抜歯後、もしドライソケットを疑うような痛みが続く場合は、抜歯をした歯科に相談をし、適切な治療を行ってもらいましょう。