咬み合わせが反対なことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、プレオルソを使用し、咬み合わせを改善した後、取り外し式矯正装置(拡大床)を使用して、永久歯の萌出スペースを確保しました。
主訴:咬み合わせが反対
診断名:反対咬合
初診時年齢・性別:6歳・女の子
治療装置:プレオルソ、拡大床
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年6ヶ月
咬み合わせが反対なことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、プレオルソを使用し、咬み合わせを改善した後、取り外し式矯正装置(拡大床)を使用して、永久歯の萌出スペースを確保しました。
主訴:咬み合わせが反対
診断名:反対咬合
初診時年齢・性別:6歳・女の子
治療装置:プレオルソ、拡大床
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:1年6ヶ月
歯列矯正中に、ブラケットが外れてしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。中には、何度も外れてしまう人もいるようです。ではなぜ、ブラケットが外れてしまうのか具体的に説明します。
矯正装置が外れることは良くあるのか?ということに対しての答えは、「良くある」です。
特に、装置を装着した初期のころは矯正装置が外れやすい傾向にあります。
何度も矯正装置が外れると、歯科医院選びを誤ってしまったのかと不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも矯正装置の一つであるブラケットは、歯の表面に接着剤を使用してくっつけていますが、歯列矯正が終わったら全て外します。つまり、歯列矯正が終わったら全て外せるような接着力でくっつけています。
外したいときに外れないのでは困ってしまいますから、ある程度外れやすい性質を持っていると考えてください。

矯正装置が外れる原因はいくつか考えられますが、大きく分けて「患者さま側によるもの」と「医院側によるもの」の2つが考えられます。
ブラケットが外れやすい歯並びがあります。過蓋咬合(ディープバイト)という、咬み合わせが深く、上の歯が大きくかぶさっているために、下の歯がほとんど見えない場合です。
深く咬み合っていると、ブラケットを接着したときに歯に干渉しやすく、ブラケットが外れる原因になります。


ブラケットを付ける接着剤は、銀歯と呼ばれるメタルクラウンやセラミッククラウンには接着しにくいという特性があります。
あまりにも何度も外れる場合は、仮歯に置き換える、接着剤の種類を変えるなどといった方法があります。

おせんべいなどの硬い物を食べたり、弾力のあるものを咬みしめたりすると、想像以上の負荷がかかります。人間は自身の体重に相当する咬合力がありますので、ブラケットのある部分に必要以上に負荷がかかり、ブラケットが外れる原因となります。

食いしばったり、歯ぎしりなどで常に歯に負荷をかけている状態が続くと、天然歯がかけたり、すり減ったりする原因となります。歯列矯正中も同じで、食いしばり、歯ぎしりはブラケットが外れる原因となります。

矯正装置が気になって、無意識に舌や指で装置を触ってしまうことがあるかもしれません。必要以上の刺激は、接着力を弱める可能性があります。

歯の表面にプラークが付着していたり、虫歯ができかけていたりすると、ブラケットの接着力も弱まってきます。矯正治療中は、装置の形状上プラークや食べ残しが付着しやすい環境ですので、より丁寧なブラッシングが大切になっていきます。

ワイヤー矯正治療中の歯みがきのコツはこちら
人の性格や見た目が違うように、歯の性質も人それぞれです。まれに、特筆すべき原因がないにも関わらず、頻繁にブラケットが外れてしまう方もいらっしゃるようです。この場合、歯と接着剤の相性が悪いということになります。接着剤を変えることで解決できることがあります。

ブラケットを付ける接着剤は、乾いている面に対して効果を発揮します。歯面をしっかり乾かして接着しないとブラケットが外れる原因になります。
フッ素には歯面を強化させる役割がありますが、歯の表面がつるつるしているとブラケットが外れやすくなります。
そのため、フッ素塗布を行うタイミングや、接着剤の前処理(歯の表面をほんのわずかに粗造にする)を長めにするなど対策が必要です。
外れたあとに、かかりつけ医にてしっかり対処をすれば問題はありません。
問題となるのは、外れたまま放置をしておくことです。
その結果、後戻りが起きれば治療計画に支障がでます。
矯正装置が外れてしまったら、応急処置として、歯科矯正用粘膜保護剤(保護用ワックス)を破損部に使用することができます。

破損の度合いや位置にもよりますが、ワイヤーを安定させたり、外れてしまった後の粗造な面から唇などの粘膜を守ったりすることができます。
応急処置として自分で接着剤を使用してつけるということはせず、外れてしまったブラケットは持参すると良いです。
再度使用できる可能性もありますし、破損の具合や程度を確認する材料にもなるからです。
万が一矯正装置が外れてしまったら、まずやるべきことは、かかりつけ医に連絡をすることです。
そのうえで、応急処置などの指示を仰ぎ、次回の予約を取りましょう。
それが一番の対処法となります。
前歯が咬み合っていないことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、咬み合わせを改善しました。
主訴:前歯が咬み合っていない
診断名:開咬
初診時年齢・性別:24歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年4ヶ月
ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、取り外し式矯正装置(拡大床)を使用し、永久歯を並べるためのスペースを確保した後、ワイヤーを使用してガタガタを改善しました。
主訴:ガタガタ
診断名:叢生
初診時年齢・性別:7歳・男の子
治療装置:拡大床・ワイヤー
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年5ヶ月
出っ歯なことを気にして来院された患者様です。抜歯(上顎右側第一小臼歯)で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、咬み合わせを改善しました。
主訴:出っ歯
診断名:上顎前突・過蓋咬合
初診時年齢・性別:31歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:抜歯(上顎右側第一小臼歯)
治療期間:2年1ヶ月
ガタガタなことを気にして来院された患者様です。抜歯(上顎右側第一小臼歯、上顎左側側切歯、下顎左右第一小臼歯)で、表側矯正(ワイヤー)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:24歳・女性
治療装置:表側矯正(ワイヤー)
抜歯or非抜歯:抜歯(上顎右側第一小臼歯、上顎左側側切歯、下顎左右第一小臼歯)
治療期間:2年6ヶ月
ガタガタなことを気にして来院された患者様です。非抜歯で、IPR(上下の歯をヤスリがけ)して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタが気になる
診断名:叢生
初診時年齢・性別:20歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年4ヶ月

抜歯をした後、抜歯したところに白いプニプニしたものが見えることがありませんか?この正体は一体何なのでしょうか。実は、この白いプニプニしたものの正体は“血餅”、いわゆる血の塊です。
血餅というと赤いイメージですが、血液は血球などの細胞成分と、血漿と呼ばれる液体成分から構成されており、血球部分は赤い色をしていますが、血漿部分は白色、または透明です。
血漿成分が多くなると、血餅は白いプニプニのように白い塊として現れる場合もあります。この血餅には大切な役割があり、血を止めたり抜歯後の傷の治りを早めたりするだけでなく、ほかにも歯の骨がむき出しにならないよう保護し、2次的な感染を防ぐ役割もあります。


抜歯をした後、どのように白いプニプニができるかというと、まず歯を抜いた周りの歯茎や骨などの組織から血が滲んできます。その血が抜歯窩にたまり、徐々に固まると血餅になります。この血餅は2日ほどで作られます。
この過程では、抜歯の穴に血液が集中することで発熱や痛みがピークになります。痛みがひどい場合、患部を冷やそうと冷たい物を当てると痛みは少し和らぐこともありますが、冷やしすぎると血行が悪くなり、新しく血管を作る作業が遅れてしまうので、患部の冷やしすぎには注意しましょう。
血餅が作られた後、どのような流れで治っていくのかは次の項目で詳しく見ていきます。
抜歯した後2日ほどすると、先程作られた血餅の中に血管と細胞が増えはじめ、1週間後には新しい骨が形成されはじめます。さらに、歯茎も2日から5日ほどで新しい歯茎の皮を作る準備を始めます。20日後には抜歯した穴が塞がり、新しい組織が歯茎になじんでいきます。
このような経過をたどり、抜歯した後の穴が正常な形に戻って日常生活に支障がなくなるには1カ月ほど、抜歯後の歯茎や骨がまわりの骨とほとんど変わらない状態になるには3~5カ月ほどかかると言われています。
抜歯にはそこまで難しくないものから、顎の骨の下にある親知らずを抜くような難しい抜歯までさまざまな状況があるため、歯茎が元通りになるまでの期間はそれぞれ異なります。


通常、抜歯した穴には血液が溜まり、表面が乾いてかさぶた状になった後、徐々に組織化していき血餅となりますが、血餅はしっかりと付着しているわけではないため、気になるからといって指や舌、歯ブラシなどで触ると簡単に動いてしまいます。
気になって何度も触ってしまうと血餅が取れたり、細菌感染を引き起こしてしまう可能性もあります。血餅が取れると抜歯した穴から白い骨が見えたままとなり、激しい痛みを伴います。これを“ドライソケット”と言います。
ドライソケットは名前の通り抜歯した穴に血液が満たされず、血餅が無いために穴が乾いてしまっている状態のことを言います。穴が乾いてしまうと骨が空気と触れている状態になり、疼痛や感染を引き起こします。また、血餅は止血剤の役割も担っているので血餅が取れると出血してしまうこともあるので注意が必要です。
抜歯後の痛みのピークを迎えた後、徐々に治まる痛みが反対に徐々に強くなる場合などは、このドライソケットという状態になってしまっている可能性が高いので、そのまま放置せずに早めに歯科医院に相談しましょう。

さらに、抜歯後は患部がデリケートになっているので、数日~数週間ほど抜歯した部分が傷つきやすかったり、炎症が悪化しやすくなる可能性があります。
その間はなるべく硬い食べ物や刺激的なものは避け、やわらかいものを食べることをおすすめします。
さらに、飲酒をするとアルコールによる血管の拡張作用によって血が止まりにくくなってしまいます。最低でも抜歯後12時間は飲酒を避けましょう。
喫煙は反対に血流を悪くするため傷口が治りにくくなり、タバコを吸うことにより免疫力が低下してしまうので細菌に感染しやすくなります。喫煙により血餅が剥がれてしまう可能性もあるため、喫煙も抜歯後は避けるようにしましょう。

矯正治療のために抜歯を選択し、抜歯の痛みや辛い時期を乗り越えた方はこれからのきれいな歯並びのための準備をしている段階ですよね。
しかし、抜歯後に白いプニプニした部分が気になり何度も触ったり、うがいをして何度も穴を塞いでいる血餅を取ったりすると激しい痛みを伴うドライソケットを招きかねません。
せっかく矯正治療のために抜歯したにも関わらず、ドライソケットや細菌感染などを起こしてしまうと矯正治療をスムーズに行うことができません。抜歯後は抜歯部位を優しく労わり、白いプニプニができてもそっと自然に治っていくのを待つことが大切です。
ガタガタなことを気にして来院された患者様です。抜歯(上顎左右第一小臼歯、下顎左側中切歯)をして、IPR(上下の歯をヤスリがけ)を行い、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、ガタガタと咬み合わせを改善しました。
主訴:ガタガタ
診断名:叢生
初診時年齢・性別:47歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯箇所:上顎左右第一小臼歯・下顎左側中切歯
治療期間:1年11ヶ月
費用:92万円
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り