叢生・正中離開 19歳 男性 治療期間:3年
上顎前突・叢生 26歳 女性 治療期間:3年
MEAW(ミャウ)ワイヤーとは?費用は?痛みはある?
MEAW(マルチループエッジワイズアーチワイヤー)の頭文字をとってMEAW(ミャウ)と呼ばれる矯正治療方法は、主にワイヤー矯正の一種であり、マウスピース矯正装置(インビザラインなど)とは基本的に異なる治療方法です。
MEAW(ミャウ)ワイヤーとは?
MEAW(ミャウ)は、通常のワイヤー矯正と組み合わせて使用されます。ワイヤーに特殊なループを複数設けた構造をしています。
MEAWワイヤーは患者さまの歯列に合わせてワイヤーを曲げています。このループが歯にかかる力を分散し、歯の動きをより精密にコントロールできるのが特徴です。


MEAWを用いる主な目的は、上下の歯のかみ合わせを整え、顎の位置を適切に調整することです。
特に、開咬(前歯が噛み合わない状態)や骨格的な問題を伴う歯列不正に対して効果的な矯正方法とされています。また、抜歯をせずに治療できるケースが多いため、できるだけ歯を残したいと考える方にも向いています。
MEAWは基本的にワイヤー矯正で用いられる技術であり、マウスピース矯正装置単独でMEAWを適用するのは難しいです。
ただし、症例によってはワイヤー矯正(MEAW)である程度かみ合わせを改善し、その後マウスピース矯正装置で仕上げるという、ワイヤー矯正とマウスピース矯正装置を組み合わせるケースもあります。


MEAWワイヤーの費用
矯正治療にかかる費用は気になるポイントの一つです。当院ではワイヤー矯正の治療費のみで、MEAWワイヤーを治療に用いた場合でもその費用が別に加算されることはありません。
ワイヤー矯正の費用の目安
- 初診相談:無料
- 検査・診断料:36,300円〜66,000円
- ワイヤー矯正装置の装着費用:825,000円〜880,000円
- 調整料(月1回程度):5,500円
- 保定装置(リテーナー)費用:33,000円〜66,000円
全体の費用としては、約100万円前後かかることが一般的です。
ただし、歯列矯正は基本的に保険適用外の自由診療のため、治療費は各医院が独自に設定しています。そのため、費用は医院によって異なります。歯科医師と相談しながら具体的な費用を確認することが大切です。
治療費の支払い方法について詳しくはこちら
MEAWワイヤーの見た目
矯正治療を検討する際に、装置の見た目が気になる方も多いでしょう。MEAWは、通常のワイヤー矯正と同じく、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく仕組みです。そのため、金属のワイヤーが目立つことがあります。
ただし、最近では目立ちにくいセラミック製のブラケットやホワイトワイヤーを使用することも可能です。そうすることで、従来のメタルブラケットと比較して、矯正装置が目立ちにくくなります。
また、舌側矯正(裏側矯正)と併用することも可能ですが、MEAWの特性上、表側矯正での適用が一般的です。見た目を気にする方は、歯科医師と相談しながら、できるだけ目立たない矯正方法を選ぶことをおすすめします。

MEAWワイヤーは痛い?
矯正治療を始める際に、「痛み」について不安に感じる方は多いです。MEAWにおいても、歯が動く際の圧力による痛みや違和感を感じることがあります。
特に、
- 矯正装置を装着した直後
- 調整後の数日間
は、歯にかかる力が強くなるため、痛みを感じやすい時期です。ただし、MEAWはワイヤーにループが入っていることで、力が分散されやすく、従来のワイヤー矯正よりも痛みが抑えられるといわれています。
痛みを軽減するためには、
- 柔らかい食べ物を選ぶ
- 痛み止めを服用する(医師の指示のもと)
- 口腔内を清潔に保つ
といった対策が有効です。痛みの感じ方には個人差があるため、もし強い痛みが続く場合は歯科医師に相談しましょう。
まとめ
MEAWワイヤーは、歯並びやかみ合わせを細かく調整できる特殊な矯正方法であり、特に開咬や骨格的な問題を伴う症例に適しています。
メリット
- 精密な歯の移動が可能
- かみ合わせをより自然な形に整えられる
- ワイヤーのループ構造により、痛みが比較的少ない
デメリット
- 見た目が気になることがある
- 治療期間が長くなる場合がある
- ゴムを正しく使用できていないと効果がない
矯正治療を検討する際は、費用や見た目、痛みなどをしっかり考慮し、自分に合った治療方法を選ぶことが重要です。

【鋏状咬合】実は正しく噛めてないかも?奥歯のかみ合わせチェック
皆さんはご自身の奥歯のかみ合わせを気にされたことはありますか?
ご自身で気づかない方が多いですが、奥歯のかみ合わせによっては歯に負担がかかり、将来歯を抜かざるを得ない状況になる可能性があります。
当の筆者も院長に指摘されるまでは奥歯が正しくかみ合っていないことに気づきませんでした。
奥歯の不正咬合(悪いかみ合わせ)の一つが【鋏状咬合(はさみじょうこうごう)】(別名:シザーズバイト)と言います。
今回はこちらの鋏状咬合について、詳しくお話していきます!
鋏状咬合とは?
鋏状咬合とは、上の奥歯が外側に、下の奥歯が内側に傾いていることによって、上下の奥歯同士で噛むことができない状態のことを言います。
こちらの画像をご覧ください。上の歯が下の歯より外側にずれていて噛めてないことが分かりますでしょうか。


特に一番奥歯にそのような症状が診られるため、ご自身では気づかれてない患者様がほとんどです。このような鋏状咬合だと、下顎のズレや口の動きの制限、さらには抜歯にいたる場合もあります。
この鋏状咬合の特徴はその歯並びに慣れてしまうと違和感がなく生活ができてしまうため、気づかないうちにかみ合わせの症状の悪化や虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
歯並びは前歯の見た目だけでなく、奥歯のかみ合せも非常に重要ですので、確認が必要ですね。
鋏状咬合のデメリット
では、鋏状咬合ではどのようなデメリットがあるのかご紹介していきます。
食べ物をうまくかめない
歯が正しくかみ合っていないため、固いものや大きなものを食べるのに支障が出ます。
歯がすり減ることがある
均等なかみ合わせでないので、負担がかかりすぎている歯が存在します。そのため歯の表面が部分的に削れていきます。
歯並びが悪く見える
顎の位置がずれていると、歯並びに影響が出ます。
顔がゆがむ
噛めるところで常に噛むので顎の筋肉の付き方や、表情筋の左右差が出ます。また、顎の位置が左右にずれていると輪郭に大きく影響が出ます。
鋏状咬合を治すことのメリット
では、矯正治療で鋏状咬合を治すことのメリットをお伝えします。
食べ物がかみやすくなる
歯がしっかりかみ合うようになるため、固いものや大きいものもきれいに噛めるようになる。
歯が長持ちする
歯が正しくかみ合っていれば、歯に負担がかかることがなく、歯のすり減りや、痛みが生じることも少なくなる。
笑顔がもっと素敵になる
歯並びがきれいになると、もっと自信を持って笑えるようになる。
鋏状咬合を含む不正咬合を治すことは、毎日の食事や笑顔をもっと楽しくするためにとても大切なことです。
鋏状咬合の治し方
鋏状咬合は、上の奥歯が外向きに、下の奥歯が内向きに傾いているため、この傾きを治していきます。
ワイヤー矯正でもマウスピース矯正装置(インビザライン)などでも治療が可能ですが、奥歯は前歯に比べて傾きを治すのが難しいため、患者さん自身でゴムかけをしてもらって、さらに力をかけて治していくことが多いです。

このように、歯の表面にゴムが引っ掛かるための装置(ボタンやブラケット)を装着させていただきます。こちらの装置にゴムを引っ掛けて頂くことによって、上と下の歯が引っ張り合いっこし、傾きを治すことができます。
ゴムかけは難しそうに見えますが、慣れるとすぐに取り外しできるようになりますのでご安心ください。
鋏状咬合の症例写真

【症例について】
前歯の隙間を気にして来院された患者さまです。非抜歯で、歯を並べるためのスペースは、IPR(上下の歯をヤスリがけ)を行い、確保しました。マウスピース矯正装置(インビザライン)を使用し、前歯の隙間とかみ合わせを改善しました。
主訴:前歯の隙間が気になる
診断名:正中離開
初診時年齢・性別:15歳・女性
治療装置:マウスピース矯正装置(インビザライン)
抜歯部位:なし
治療期間:2年
費用:90万円程度(税別)
詳細はこちらをご覧ください
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
まとめ
いかがでしたか。今回は鋏状咬合についてご紹介させて頂きました。
奥歯はご自身では見えにくい場所ですが、鏡でチェックしてみたり、疑問や不安がある場合は歯科医院にぜひ相談してみてください。
気になった方はお気軽に当院のカウンセリングを検討してみてください。
【鋏状咬合】実は正しく噛めてないかも?奥歯のかみ合わせチェック
皆さんはご自身の奥歯のかみ合わせを気にされたことはありますか?
ご自身で気づかない方が多いですが、奥歯のかみ合わせによっては歯に負担がかかり、将来歯を抜かざるを得ない状況になる可能性があります。
当の筆者も院長に指摘されるまでは奥歯が正しくかみ合っていないことに気づきませんでした。
奥歯の不正咬合(悪いかみ合わせ)の一つが【鋏状咬合(はさみじょうこうごう)】(別名:シザーズバイト)と言います。
今回はこちらの鋏状咬合について、詳しくお話していきます!
鋏状咬合とは?
鋏状咬合とは、上の奥歯が外側に、下の奥歯が内側に傾いていることによって、上下の奥歯同士で噛むことができない状態のことを言います。
こちらの画像をご覧ください。上の歯が下の歯より外側にずれていて噛めてないことが分かりますでしょうか。


特に一番奥歯にそのような症状が診られるため、ご自身では気づかれてない患者様がほとんどです。このような鋏状咬合だと、下顎のズレや口の動きの制限、さらには抜歯にいたる場合もあります。
この鋏状咬合の特徴はその歯並びに慣れてしまうと違和感がなく生活ができてしまうため、気づかないうちにかみ合わせの症状の悪化や虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
歯並びは前歯の見た目だけでなく、奥歯の咬み合せも非常に重要ですので、確認が必要ですね。
デメリット
では、鋏状咬合ではどのようなデメリットがあるのかご紹介していきます。
- 食べ物をうまくかめない:歯が正しくかみ合っていないため、固いものや大きなものを食べるのに支障が出ます。
- 歯がすり減ることがある:均等なかみ合わせでないので、負担がかかりすぎている歯が存在します。そのため歯の表面が部分的に削れていきます。
- 歯並びが悪く見える:顎の位置がずれていると、歯並びに影響が出ます。
- 顔がゆがむ:噛めるところで常に噛むので顎の筋肉の付き方や、表情筋の左右差が出ます。また、顎の位置が左右にずれていると輪郭に大きく影響が出ます。
鋏状咬合を治すことのメリット
では、矯正治療で鋏状咬合を治すことのメリットをお伝えします。
- 食べ物がかみやすくなる:歯がしっかりかみ合うようになるため、固いものや大きいものもきれいに噛めるようになる。
- 歯が長持ちする:歯が正しくかみ合っていれば、歯に負担がかかることがなく、歯のすり減りや、痛みが生じることも少なくなる。
- 笑顔がもっと素敵になる:歯並びがきれいになると、もっと自信を持って笑えるようになる。
鋏状咬合を含む不正咬合を治すことは、毎日の食事や笑顔をもっと楽しくするためにとても大切なことです。
鋏状咬合の治し方
鋏状咬合は、上の奥歯が外向きに、下の奥歯が内向きに傾いているため、この傾きを治していきます。ワイヤー矯正でもインビザラインなどのマウスピース矯正でも治療が可能ですが、奥歯は前歯に比べて傾きを治すのが難しいため、患者さん自身でゴムかけをしてもらって、さらに力をかけて治していくことが多いです。
このように、歯の表面にゴムが引っ掛かるための装置(ボタンやブラケット)を装着させていただきます。こちらの装置にゴムを引っ掛けて頂くことによって、上と下の歯が引っ張り合いっこし、傾きを治すことができます。
ゴムかけは難しそうに見えますが、慣れるとすぐに取り外しできるようになりますのでご安心ください。
鋏状咬合の症例写真

15歳女性治療期間:2年
抜歯部位:なし
使用装置:マウスピース矯正装置(インビザライン)
前歯の隙間を気にして来院された患者様です。非抜歯で、歯を並べるためのスペースは、IPR(上下の歯をヤスリがけ)を行い、確保しました。マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、前歯の隙間と咬み合わせを改善しました。
主訴:前歯の隙間が気になる
診断名:正中離開
初診時年齢・性別:15歳・女性
治療装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯or非抜歯:非抜歯
治療期間:2年
費用:90万円程度(税別)
詳細はこちらをご覧ください
リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
まとめ
いかがでしたか。今回は鋏状咬合についてご紹介させて頂きました。
奥歯はご自身では見えにくい場所ですが、鏡でチェックしてみたり、疑問や不安がある場合は歯科医院にぜひ相談してみてください。
気になった方はお気軽に当院のカウンセリングを検討してみてください。
あなたの大切な歯を守るために、専門の矯正歯科がしっかりサポートします!
出っ歯の歯列矯正で可愛くなる!理想の横顔を手に入れる方法
出っ歯とはどのような状態?
出っ歯とは、上の前歯が前方に突出している状態を指します。医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれ、上の前歯が前に傾斜しているケースや、上顎全体が前に出ているケースなど、いくつかのタイプがあります。
横顔の印象に大きく影響する出っ歯は、口が閉じにくかったり、笑った時に歯が目立ちすぎたりすることから、コンプレックスに感じる方も少なくありません。しかし、適切な矯正治療を行うことで、美しい口元と理想の横顔を手に入れることが可能です。

出っ歯の原因
出っ歯になる原因はさまざまですが、主に以下のような要因が考えられます。
-遺伝的要因
上顎が大きく前に出ている、下顎が小さいなど、骨格的な問題が遺伝によって受け継がれることがあります。

-子どもの頃の習慣
指しゃぶりや口呼吸、舌を前に突き出す癖などは、成長過程で上顎を前方に押し出し、出っ歯を引き起こす原因となります。

-歯の生え方の問題
歯が大きすぎる、歯と歯の間に隙間がある、かみ合わせのバランスが崩れている場合、前歯が前方に押し出されてしまうことがあります。
矯正治療によって可愛くなる理由
出っ歯を矯正することで、顔全体のバランスが整い、より魅力的な印象になります。具体的には以下のような変化が期待できます。
-Eラインが整う
横顔の美しさを判断する基準として「Eライン(エステティックライン)」があります。これは、鼻先と顎先を結んだラインのことで、唇がこのラインの内側に収まるとバランスが良いとされています。
歯列矯正によって前歯が引っ込み、理想的なEラインに近づけることができます。

-口元がスッキリする
出っ歯が改善されると、口が自然に閉じやすくなり、口元のもたつきがなくなります。これにより、フェイスラインがすっきりし、洗練された印象になります。
-笑顔が美しくなる
歯が前に出すぎていると、笑ったときに歯茎が目立つことがありますが、矯正でバランスが整うと自然で美しい笑顔になります。
矯正治療によって歯並びが整うことで、コンプレックスが解消され、自信を持って歯を見せられるようになります。笑顔がより魅力的になります。

出っ歯のデメリットとリスク
出っ歯は見た目の問題だけでなく、健康面にも影響を及ぼすことがあります。
-口が閉じにくい
上の前歯が前に出ていると、口を閉じるのに力が必要になり、無意識のうちに口呼吸になりやすくなります。口呼吸は口内の乾燥を引き起こし、虫歯や歯周病のリスクを高める要因になります。

画像の患者さまの詳しい症例解説はこちらから
-歯が折れやすい
出っ歯の場合、転んだときやぶつかったときに前歯に衝撃が加わりやすく、歯が欠けたり折れたりするリスクが高まります。

-顎関節への負担
かみ合わせが乱れることで、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。顎の痛みや開閉時の違和感が生じることもあるため、注意が必要です。

出っ歯治療のための歯列矯正の種類
出っ歯を改善する矯正治療にはいくつかの方法があります。
-ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、徐々に歯を動かしていく方法です。特に重度の出っ歯には効果的で、しっかりと歯を後方へ移動させることができます。

関連記事:ワイヤー矯正の治療の流れ
-マウスピース矯正装置(インビザラインなど)
透明なマウスピースを使用して歯を動かす矯正方法です。目立ちにくく、取り外しができるため、見た目を気にする方に人気があります。ただし、適応できる症例が限られるため、専門医の診断が必要です。

関連記事:マウスピース矯正装置のメリットとデメリットとは
-抜歯矯正
重度の出っ歯の場合、歯を後方へ下げるスペースを作るために抜歯を伴う矯正を行うことがあります。特に、上顎の前歯を大きく下げる必要があるケースでは、抜歯矯正が有効です。

-外科矯正(骨格的な問題がある場合)
上顎の骨自体が前に出ている場合は、矯正治療だけでは十分な改善が難しいことがあります。その場合、外科的な処置を併用することで、より大きな変化を得ることが可能です。

まとめ
出っ歯の矯正治療は、見た目の改善だけでなく、健康面でも多くのメリットがあります。コンプレックスを解消し、より美しい笑顔とバランスの取れた横顔を手に入れるために、ぜひ一度専門の矯正歯科医院で相談してみましょう。
当院では、患者様一人ひとりの歯並びの状態に最も適した治療方法をご提案いたします。出っ歯の矯正に興味がある方は、お気軽にご相談ください!
矯正治療中の痛みはいつまで?痛みの原因と対処方法!
矯正治療を始める際、多くの人が気になるのが「痛み」ではないでしょうか? ワイヤー矯正やマウスピース矯正装置に関わらず、歯が動く際には多少の痛みが伴うことがあります。では、なぜ矯正治療中に痛みが発生するのでしょうか?
矯正治療中の痛みの原因
-歯の移動による圧力
矯正治療では、ワイヤーやマウスピースを使用して歯に力を加えます。この圧力によって歯がゆっくりと移動しますが、歯を支える骨や歯根膜に負担がかかり、一時的に炎症が起こることで痛みを感じることがあります。

-矯正装置が口内に当たることによる刺激
ワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーが口の内側の粘膜や舌に当たり、傷つけてしまうことがあります。また、マウスピース矯正装置でも最初のうちは装置が歯ぐきに当たって違和感を覚えることがあります。

口内炎について詳しくはこちら
-歯の神経の過敏反応
歯が動く過程で神経が刺激を受けることがあり、特に強い力がかかると一時的にズキズキとした痛みを感じることがあります。
-装置の調整後の違和感
矯正治療では定期的に装置の調整を行います。ワイヤーを締め直したり、新しいマウスピースに交換すると、歯にかかる力が変化し、痛みを感じることがあります。
痛みの感じ方には個人差があり、慣れてくると違和感が減ってくることがほとんどです。しかし、矯正の痛みは一時的なものであり、適切に対処すれば乗り越えることができます。
痛みのピークと期間
矯正治療中の痛みは、いつどのくらい続くのでしょうか?

-痛みのピーク
矯正治療で最も痛みを感じやすいのは、装置をつけた直後やワイヤーの調整直後です。特にワイヤー矯正の場合、装置を装着した初日から2~3日後に痛みのピークを迎えます。マウスピース矯正装置でも、新しいアライナーに交換した直後は歯に圧力がかかるため、1~2日間は痛みを感じることが多いです。
-痛みが続く期間
一般的に、矯正装置を調整した後の痛みは3~5日ほどで落ち着くことが多いです。ただし、食事の際に噛むときに違和感を覚えることが1週間ほど続く場合もあります。
痛みが長引く場合は、装置の不具合や過度な負担が原因の可能性もあるため、歯科医に相談することをおすすめします。
痛みを和らげる対処方法
矯正治療の痛みを和らげるために、いくつかの対処法があります。
-鎮痛剤の使用
市販の鎮痛剤(例:ロキソニン、イブプロフェン)を服用することで、一時的に痛みを和らげることができます。服用する際は、必ず用法・用量を守りましょう。

-冷たいものを口に含む
氷水で口をすすぐ、冷たい飲み物をゆっくり飲む、アイスを食べるなどすると、口の中が冷やされて痛みが軽減されることがあります。ただし、知覚過敏がある場合は注意が必要です。
-柔らかい食べ物を選ぶ
矯正装置をつけたばかりの頃は、硬い食べ物を噛むと痛みが増すことがあります。お粥やスープ、ヨーグルト、豆腐など、柔らかいものを中心に食べると負担を減らせます。

-歯を優しくマッサージする
指や舌で歯ぐきを優しくマッサージすることで血行が良くなり、痛みが軽減されることがあります。
-矯正ワックスを活用する
ワイヤー矯正の場合、装置が口内に当たって痛むことがあります。矯正専用のワックスを装置に貼ることで、口内の粘膜を守ることができます。

痛みがあるときに避ける食べ物や生活で気をつけること
痛みがあるときは、食事や生活習慣にも気をつけることで、負担を軽減できます。
-避けたほうがいい食べ物
◼︎硬い食べ物(せんべい、ナッツ、フランスパンなど)
強い力で噛む必要がある食べ物は、歯に大きな負担をかけるため、痛みが悪化することがあります。

◼︎粘着性の高い食べ物(キャラメル、ガム、餅など)
矯正装置にくっつきやすく、外れたり壊れたりする原因になります。
◼︎極端に冷たい or 熱い食べ物(アイス、熱々のスープなど)
知覚過敏がある場合、刺激となり痛みが増すことがあります。
-生活で気をつけること
◼︎歯を無理に噛みしめない
歯を強く噛みしめると痛みが増すことがあります。リラックスを心がけましょう。
◼︎口内を清潔に保つ
矯正装置があると、食べかすが詰まりやすくなります。歯磨きを丁寧に行い、虫歯や歯周病を予防しましょう。
◼︎無理せず適度に休む
痛みが強いときは、無理に動かず体を休め、リラックスすることも大切です。

まとめ
矯正治療中の痛みは誰もが経験するものですが、適切な対策を取れば乗り越えられます。
不安なことがあれば、ぜひ当院にご相談ください。痛みを最小限に抑えながら、快適に矯正治療を進められるよう、しっかりとサポートいたします!


