叢生 7歳 女の子 治療期間:2年7ヵ月
叢生 28歳 女性 治療期間:2年7ヵ月
叢生・過蓋咬合 33歳 男性 治療期間:2年4ヵ月
叢生・過蓋咬合 23歳 女性 治療期間:3年1ヵ月
なぜ歯並びが戻ってしまう?「再治療」を考える前に知ってほしいこと
「せっかく矯正したのに、また歯並びが乱れてきた気がする…」
「以前、矯正治療したけれど、もう一度きれいにしたい」
このように 矯正治療の“再治療”を希望される方は年々増えています。
再治療は決して珍しいことではなく、正しい診断と治療計画があれば、再び理想の歯並びへ近づくことができます。
この記事では、
- 再治療が必要になるよくある原因
- 再治療は実際に可能なのか
- 方法・期間・費用の目安
- 再治療を成功させるためのポイント
をわかりやすく解説します。
矯正の再治療が必要になる”主な原因”
後戻り(リテーナーの装着不足)
矯正後は歯を支える骨が安定するまで時間が必要です。その間にリテーナー(保定装置)を十分に使用しないと、歯は元の位置に戻ろうとしてしまいます。
- リテーナーをほとんどつけなかった
- 夜だけの使用の切り替えるのが早すぎた
- リテーナーが合わなくなったまま放置してしまった
後戻りは再治療相談の中で最も多いケースです。

前の矯正の治療計画が不十分だった
矯正治療は、本来歯列全体のバランス・かみ合わせ・骨格の関係を総合的に診断した上で治療計画を立てる必要があります。しかし、、、
- 費用を抑えたい
- 早く治療を終わらせた
- 気になる部分だけ治したい
といった理由で、部分矯正のみを提案されたり、自ら希望してしまうことで、不正咬合の根本原因が改善されないまま治療が終わってしまうケースがあります。
成長・加齢による変化(特に下の前歯)
歯は矯正治療後も、一生ずっと微妙に動き続けます。特に下の前歯がガタガタになりやすく、40~50代で再治療を希望する方も多いです。

親知らずの影響
親知らずが横向きに生えてくると、歯列に圧力がかかり、前歯のガタつきが目立つことがあります。
親知らずがあるだけで前歯が必ずガタつくわけではありません。しかし、すでにスペースが不足している場合には、後ろからの圧力がガタガタの歯並びを助長することがあります。

生活習慣・クセ
- 舌癖(舌で前歯を押す)
- 口呼吸
- 歯ぎしり・食いしばり
- うつ伏せ寝、頬杖
矯正後の歯が新しい位置にまだしっかり落ち着いていない時期に、これらは歯が動く力として働くため、元の場所に戻りやすい状態につながります。

再治療は可能?どんな方法がある?
一度、矯正経験がある方でも、ほとんどの場合再治療は可能です。再治療には複数の方法があります。「前回と同じ装置を使う」とは限りません。
現在の歯並び・かみ合わせ・後戻りの程度・前回の治療方法 や患者さんの希望を踏まえ、適した再治療の装置をご提案します。
マウスピース矯正装置(インビザラインなど)
軽度〜中等度の後戻りや、前歯のガタつきなどであれば、マウスピース矯正装置のみで再治療できるケースが多いです。
また、「昔ワイヤー矯正をしたが、口元をもう一度整えたい」という理由で、2回目の全体矯正を マウスピースで行う方も増えています。
▼こんな方に向いています
- 目立たない治療方法を希望している
- 後戻りが少ない
- 昔の後戻りをやさしく(=なるべく痛みが少ない方法で)治したい

ワイヤー矯正(表側・裏側)
マウスピース矯正装置で十分動かなかったケースや、後戻りが大きいケース では、ワイヤー矯正で一度しっかり歯をコントロールし直すことがあります。
これは、「マウスピースで矯正がうまくいかなかった → ワイヤーで再治療」という典型的な再治療パターンです。
ワイヤーの方が得意な動き(回転のコントロール、歯の高さの調整、奥歯の位置調整など)があるため、複雑な歯並びやかみ合わせの改善に向いています。
▼症例紹介


- 主訴:ガタガタ・出っ歯が気になる
- 診断名:叢生
- 初診時年齢:30歳
- 使用装置:ホワイトワイヤー矯正
- 抜歯部位:上下左右第一小臼歯
- 治療期間:2年3ヶ月
- 費用:¥780,000(税込¥858,000)
- リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り
マウスピースとワイヤーの“併用”
実は、「全部をマウスピース」または「全部をワイヤー」だけではなく、一部だけワイヤーを使い、残りをマウスピースで仕上げるという治療方法もあります。
▼よくあるパターン
- 抜歯症例など大きな歯の移動をワイヤーで行い、その後マウスピースで全体を整える
- 奥歯のコントロールをワイヤーで行い、仕上げをマウスピースに切り替える
- 局所的なズレはワイヤー、軽度の後戻りはマウスピースで調整する
この方法は、ワイヤー矯正の確実さ × マウスピースの快適さの両方を活かせるという大きなメリットがあります。
部分的な矯正(ワイヤー or マウスピース)
前歯だけの傾きや、わずかなスペースの問題であれば、部分的に短期間で治す「部分矯正」 が選択できることもあります。
▼こんな場合に有効
- 下の前歯だけガタついている
- 軽度の後戻りで全体矯正ほどではない
- 部分的なかみ合わせの改善だけ必要
ワイヤーでもマウスピースでも、適応に合わせて使い分けます。
このように、さまざまな組み合わせがあります。「再矯正=◯◯しかできない」ということはなく、
状態に合わせて最も効果的な方法を柔軟に選ぶことができます。
再治療の期間と費用の目安
期間
状態により大きく異なります。
| 後戻りの程度 | 期間の目安 |
|---|---|
| 前歯の軽度の傾き | 3〜6ヶ月 |
| 中等度のズレ | 6〜12ヶ月 |
| 噛み合わせから治す場合 | 1〜2年 |
費用
医院によって異なりますが、一般的には、全体矯正(歯列全体を動かす本格矯正)の費用の相場は下記のとおりです。
- ワイヤー矯正(表側):70〜120万円程度
- 舌側矯正(裏側矯正):120〜180万円程度
- マウスピース矯正装置(インビザライン など):80〜120万円程度
検査料・調整料・保定装置(リテーナー)の新規作成などが別途必要になる可能性があります。しかし、前回矯正を受けた医院だと部分矯正で比較的費用がかからずにすむ場合もあります。
- ワイヤー部分矯正:10〜30万円程度
- マウスピースの部分矯正:20〜40万円程度
再治療を成功させるためのポイント
原因の分析がもっとも重要
再治療は「ただ動かし治す」だけではまた後戻りします。“なぜ歯並びが戻ったのか” を正確に診断することが成功の鍵です。
CT、口腔内スキャン、かみ合わせ分析、生活習慣の確認など、原因を明確にして計画を立てます。

リテーナーを正しく使う
再治療後は、初回治療よりも 保定がさらに重要です。特に前歯の後戻りが強い方は、固定式(fix)リテーナー(裏側に細いワイヤーをつける)が推奨されることもあります。
関連記事:【リテーナーの重要性】矯正治療は装置が外れたら終わり?
舌癖や口呼吸の改善(MFT)
再治療を検討する方の多くに舌の癖・口呼吸 の問題がある可能性があります。MFT(口腔筋機能療法)は再治療の成功に欠かせません。
再治療が向いているのはこんな方
- 以前より前歯のガタつきが気になる
- 写真で口元が気になる
- 噛みにくさ・前歯の当たりが気になる
- リテーナーを失くしてしまった
- 親知らずが生えてきて歯が押されている感じがする
- 昔に比べて歯並びが変わった気がする
1つでも当てはまれば、早めの相談がおすすめです。
まとめ
矯正治療の再治療は決して珍しいことではありません。大切なのは、「なぜ後戻りしたのか」 を正しく分析し、患者さんに合った方法で治療を行うことです。
再治療によって、「昔よりもっときれいな歯並びになった!」と喜ばれる方も多くいらっしゃいます。
気になる症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。
歯ぎしり・食いしばりは矯正で治る?ナイトガードと矯正治療の違いと注意点
「朝起きると顎が疲れている」
「歯がすり減っている気がする」
そんな方は、歯ぎしり(グラインディング)や食いしばり(クレンチング)の癖があるかもしれません。
これらは「ブラキシズム」と呼ばれ、放置すると歯や顎、筋肉に負担をかける原因になります。
「歯ぎしりがあるけど矯正できるの?」
「歯ぎしり用のマウスピースと矯正用のマウスピースは何が違うの?」
中には、このような疑問を感じる方も多いでしょう。
ここでは、歯ぎしり・食いしばりと矯正治療の関係を、わかりやすく解説します。
歯ぎしりや食いしばりの原因とリスク

歯ぎしりや食いしばりの原因は一つではありません。
代表的な要因には次のようなものがあります。
- 精神的ストレスや緊張
- 集中時の無意識な噛みしめ
- 睡眠の質の低下
- 噛み合わせの不調や歯並びのズレ
特に、噛み合わせのずれがあると、歯が本来の接触点で当たらず、一部の歯や筋肉に過剰な負担がかかることがあります。
リスクと見た目への影響
歯ぎしり・食いしばりが続くと、次のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 歯のすり減り・欠け・破折
- 顎関節症(顎の痛み・音が鳴るなど)
- 知覚過敏
- 肩こり・頭痛
- 咬筋(噛む筋肉)の発達によるエラ張り
また、噛み合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」の方は、もともと歯ぎしりや食いしばりが起こりやすい傾向があります。

歯ぎしりや食いしばりは矯正で改善できる?
矯正治療の目的は、見た目を整えるだけでなく、機能的な噛み合わせをつくることにあります。
歯が正しい位置に並ぶことで、噛む力が均等に分散し、特定の歯に過剰な負担がかかりにくくなります。その結果、次のような効果が期待できます。
- 歯の摩耗や欠けを防ぐ
- 顎関節への負担を軽減する
- 筋肉の緊張を緩和する
矯正治療で「歯ぎしりが完全になくなる」ことは難しいかもしれませんが、歯や顎にかかる負担を減らし、長期的に歯を守ることができます。
歯ぎしりが強い人におすすめの矯正装置・対応法
歯ぎしりが強い方でも、矯正治療は十分可能です。
ただし、症状に応じて装置の選択や補助的な対策が必要になります。
- マウスピース矯正装置(インビザラインなど)
→ 歯を覆う構造のため、歯の保護効果も高い
→ すり減っても定期的に新しい装置に交換できる - ワイヤー矯正+咬合面カバー
→ 咬合面を保護する素材を併用して、歯への負担を軽減できる - 歯ぎしり・食いしばりのリハビリ指導(MFT)
→ 日中の噛みしめ癖を改善し、筋肉バランスを整えることで顎の負担を減らす
矯正中に歯ぎしり・食いしばりがある人が注意すべきこと
矯正中は歯が少しずつ動いているため、一時的にかみ合わせが不安定になり、歯ぎしりや食いしばりが一時的に強く出ることがあります。このような場合には、以下の点に注意しましょう。
- 痛みや違和感を我慢せず、歯科医に伝える
- 睡眠環境を整え、ストレスを軽減する
- 顎や首周りのストレッチで筋肉をリラックスさせる
治療が進むにつれて、かみ合わせが安定してくると症状が軽減することがほとんどです。
ナイトガードと矯正用マウスピースの違い
「歯ぎしり用のマウスピースと矯正用マウスピースは同じですか?」という質問をよくいただきます。目的や使用方法が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

軽度の歯ぎしりであれば、矯正用マウスピースがナイトガードの役割を兼ねることも可能です。
ただし、強い歯ぎしりの方は、装置のすり減りや破損を防ぐために歯科医の管理が必要です。
矯正後のリテーナー(保定装置)と歯の保護
矯正後の歯並びを安定させるために使用する「リテーナー(保定用マウスピース)」は、歯ぎしりや食いしばりによる摩耗から歯を守る役割もあります。
矯正によって歯並びと噛み合わせが整うと、同じ歯ぎしりでも歯へのダメージが大幅に軽減されます。
そのため、矯正後もリテーナーを継続して使用することが、歯の長期的な保護につながります。
まとめ
歯ぎしり・食いしばりがあるからといって、矯正を諦める必要はありません。
むしろ、歯ぎしり・食いしばりがある人こそ、かみ合わせを整える矯正治療がおすすめです。
- 歯ぎしり・食いしばりの原因には、ストレスだけでなく噛み合わせの問題も関係する
- 矯正でかみ合わせを整えることで、歯や顎へのダメージを軽減できる
- 矯正中の一時的な歯ぎしりは自然な反応。医師の指導で安全に進められる
- マウスピース矯正装置は軽度の歯ぎしりにも対応可能
- 矯正後のリテーナーは、歯の保護にも有効
正しい診断と治療計画のもとで行えば、矯正は「歯を動かす治療」だけでなく、「歯を守る治療」にもなります。
気になる症状がある場合は、矯正専門医に一度ご相談ください。
叢生 8歳 男の子 治療期間:3年2ヶ月
叢生 11歳 男性 治療期間:3年
上顎前突、過蓋咬合 12歳 男性 治療期間:3年4ヶ月
過蓋咬合 27歳 女性 治療期間:3年2ヶ月
マウスピースで部分矯正をするメリットとデメリットとは?
こんにちは。大宮SHIN矯正歯科です。
「前歯だけを整えたい」「短期間で費用を抑えて矯正したい」という方に人気なのが マウスピース矯正装置(インビザライン)による部分矯正 です。
ただし、部分矯正にはメリットもあればデメリットもあります。この記事では 期間・費用・注意点 を含めて詳しく解説します。
マウスピースによる部分矯正とは
部分矯正とは、前歯のみを部分的に治療することを指します。
- 上前歯のみ
- 下前歯のみ
- 上下の前歯のみ
3つのプランがありますが、いずれも前歯6本分程度の範囲が対象となる事が多いです。
マウスピース装置(インビザライン)の場合は、部分的とはいえ、奥歯を含む歯列全体を覆ったマウスピースを使用して治療を行います。


マウスピースの部分矯正の期間は?
通常、歯並びを上下全体的に矯正する場合は、歯を動かす期間が2年前後なのに対して、部分矯正であれば10ヶ月〜1年ほどの期間で保定期間に移ることができます。
マウスピースの使用時間や装着状態によっても異なるのであくまで目安ですが、部分矯正の方が歯を動かす本数や移動する量が少ないので、全体矯正より治療期間が短くなります。
マウスピースによる部分矯正治療の一般的な費用
当院の場合、マウスピースで全体矯正を行う場合の装置代は税込1,012,000円(2025年9月現在)です。対して、部分矯正は税込462,000~704,000円で治療することが可能です。
詳しい治療費についてはこちらをご覧ください。
マウスピースによる部分矯正のデメリット
歯並びの状態によって適応症例が限られる
次のような歯並びの方は、部分矯正での治療が難しい可能性があります。
- 噛み合わせが大きくずれており、上下とも歯列を全体的に動かす必要がある症例
- 歯並びの凸凹が大きい症例
- 八重歯
- 出っ歯
- 抜歯が必要な症例
顎の骨の大きさや上下の位置関係、口元のバランスは、矯正歯科専用の特別なレントゲン(セファロ)を撮影することでわかります。セファロはどの歯科医院でも備わっているわけではないので、矯正専門の歯科医院を選ぶと安心です。
横顔(Eライン)の改善は難しい
適切な歯列矯正は、ただ歯並びを綺麗にするだけではありません。正しいかみ合わせにより顎まわりの筋肉が引き締まり、綺麗なフェイスラインを手に入れることができます。
しかし、前歯のみを動かす部分矯正の場合は、美しい横顔の条件であるEラインの改善までは難しく、全体矯正と比べるとフェイスラインへのアプローチは難しいといったデメリットがあります。
また、無理に並べようとしてかえって出っ歯になってしまって口元が出たというケースもありますので注意が必要です。
お口元の突出感や横顔も気になるという方は、全体矯正の方がおすすめです。

かみ合わせに違和感が出ることがある
部分矯正はかみ合わせまでコントロールしにくく、前歯だけを調整することによって普段より噛みにくくなってしまうということがあります。
かみ合わせが整っていないと後戻りの原因になったり、顎が痛くなったりなどの悪影響を及ぼすことがあります。
保証期間が短い
マウスピース矯正装置(インビザライン)の治療は、スキャンした歯型のデータを元に複数のマウスピースを作成し、そのマウスピースを交換していくことで歯を動かすものです。
この途中、何らかの理由で途中でシミュレーション(=治療計画)通りに歯が動かない場合があります。
歯の移動速度には個人差があるので想定より動きが遅かったり、マウスピースの装着時間が短かったりすると計画と実際の歯の動きにずれが生じてきます。
そうすると、作成したマウスピースが合わなくなることがあり、そうなった場合はマウスピースを新しく作り直す必要があります。
マウスピース矯正装置(インビザライン)には5年間の保証期間があり、その期間内であればマウスピースを作り直すことができます。
しかし、部分矯正の場合はマウスピース矯正装置(インビザライン)であっても保証期間が短くなり、マウスピースを作り直すことになった場合、追加料金が発生する可能性があります。
マウスピースでの部分矯正はこんな方におすすめ
以前、歯の矯正をしていたが後戻りしてしまった方などで、奥歯のかみ合わせに問題がなく、本当に軽度な不正咬合の歯並びに限りマウスピースでの部分矯正の治療が可能です。
まとめ
短期間、低価格で目立たずに歯列矯正治療ができることは非常に魅力的ですが、適応でない症例を無理やり部分矯正で行った場合、
- 顎が痛くなる
- かえって出っ歯になってしまった
- 噛み合わせが合っていないせいで後戻りしてしまった
などのデメリットがあることをしっかりと踏まえた上で検討していただきたいと思います。
当院の初診カウンセリングでは、あなたの歯並びが部分矯正適応なのか詳しくお話することが可能です。ぜひ直接お話を聞きに来てください。

【できるだけ目立たずに矯正したい!】ホワイトワイヤーとマウスピースを併用する歯列矯正治療について
こんにちは。大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を希望される患者様の中には、歯のガタガタの度合いが大きい方や奥歯のかみ合わせが左右にずれている方など、マウスピース型矯正装置(インビザライン) だけでは治療が難しい症例の方もいらっしゃいます。
そのような場合には、最初にワイヤーを使って矯正を行ったあとにマウスピース型矯正装置(インビザライン)に移行する治療方法をおすすめしていますが、マウスピース型矯正装置を希望される方は、できるだけ目立たずに矯正治療をしたい!という方が多いです。
今回は、難しい症例でも出来るだけ目立たない矯正治療の進め方についてご紹介いたします。
目立ちにくい『ホワイトワイヤー』
通常、ワイヤー矯正で用いるワイヤーはシルバーのものですが、目立ちにくいホワイトワイヤーというものを当院ではご用意しています。
ホワイトワイヤーとは、ワイヤーを白色に加工した矯正装置です。歯の色に近い色をしているため目立ちにくく、治療期間中のお口の見た目がより自然な印象になります。機能面は従来の矯正装置と変わらず、幅広い症例に対応できます。


ホワイトワイヤーとマウスピース型矯正装置(インビザライン )の併用が適している方
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)のみだと治療期間が長くなってしまう方
- 歯が前後にずれた状態で生えており、ガタガタの度合いが大きい方(重度叢生)
- 歯のガタガタは少ないが、抜歯の必要がある方(上下顎前突)
- 上の奥歯が外側、下の奥歯が内側にずれており、奥歯でしっかり噛めない方(鋏状咬合(はさみじょうこうごう)など)
- 治療期間中のお口の見た目が気になる方
- 受付や営業など、普段人前にでるご職業の方

ホワイトワイヤーとマウスピース型矯正装置(インビザライン)を併用するメリット
現在、マウスピース型矯正装置で治療ができない症例はほとんどありません。しかし、上記のような歯並びの場合、マウスピース型矯正装置のみで矯正を行うことは難しく、治療にかかる期間が長くなる可能性があります。
そのようなケースでは、まず初めに1年ほどワイヤーでの矯正を行います。そのあとにマウスピース型矯正装置による矯正を行うことで治療にかかる期間を短縮できます。
ホワイトワイヤー+マウスピース型矯正装置での治療では、最初から最後まで目立ちにくく自然な見た目で矯正治療を進められることができます。シルバーのワイヤーでは見た目が気になる方、抵抗がある方にお勧めです。シルバーワイヤーとホワイトワイヤーは色の違いだけで効果の差はございませんのでご安心ください。
ホワイトワイヤー矯正を行ったときの歯並びの変化

こちらの写真は、治療前と、ホワイトワイヤーをつけてワイヤー矯正が終了したあとの歯並びの比較画像です。ホワイトワイヤーを装着する前の歯並びは前後左右に乱れていますが、約10ヶ月間のホワイトワイヤーによる矯正が終了後は歯並びの大きな乱れが解消されているのがご確認いただけるかと思います。
ここからマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使って、噛み合わせの調整をし、空いているスペースを閉じて患者様がお望みになる“理想に近い歯並び”にアプローチしていきます。
ホワイトワイヤーにデメリットはある?
ホワイトワイヤーに限らずですが、ワイヤーは金属でできているので、金属アレルギーの可能性がある方には使用できない可能性があります。ホワイトワイヤーは従来の金属製のワイヤーを白い色に加工した矯正装置です。このため、金属アレルギーの症状をお持ちの方には使用が適さない場合がございます。
もし、金属アレルギーについてご心配な点があればご遠慮なく担当の歯科医師までご相談ください。アレルギーチェックや、金属を使用しないマウスピース型矯正装置(インビザライン)のみを使った矯正治療など、それぞれの患者様に合った治療法をご提案させていただきます。
まとめ|目立たない矯正を希望する方へ

今回はホワイトワイヤーとマウスピース型矯正装置を併用した治療方法についてお伝えいたしました。矯正治療を始めたいけど装置の見た目に抵抗がある方、難しい症例だがマウスピース型矯正装置を使用したい方におすすめです。
患者様によって最適な装置は異なります。自分にはどのような装置が適しているのか、目立たない装置についてより詳しく知りたい方など、お気軽に当院の無料初診相談へお越しください。患者様それぞれに最適な治療法をお伝えいたします◎


