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美容整形と歯列矯正どっちが先?
これから歯列矯正を始めようとしている方から
『実は鼻の美容整形も今後検討しています…』
『顎先にプロテアーゼを入れたいんですけど、矯正治療中に手術してきてもいいですか?』
といったご質問を、初診相談でいただくことがあります🧐🔅
また、歯列矯正中の方の中にも、徐々にきれいになっていくお口元に嬉しくなり、
(もっと美しくなりたい…!)
と思い美容整形手術を考える患者様も中にはいらっしゃいます🤗❤️
このように、美容整形手術を考えている場合、どちらを先に行ったら良いかという順番についての疑問が浮かび上がってきますよね。
それぞれのクリニックの先生の考えや方法にもよりますが、歯列矯正の治療を先に始めることをおすすめします。
なぜなら、歯列矯正によって歯並びが良くなると顔貌(顔のつくり)が変化する場合があるからです。
歯列矯正中の顔の変化
スマイル
歯列矯正をして歯並びが整うと、均等に口角が上がり綺麗なスマイルラインになります。
そして、歯並びが綺麗になると、思いっきり笑顔で笑えるようになります。実際に治療後の感想で「笑うことが多くなった」「笑顔の自信が持てる様になった」という声を聞きます。
矯正治療では程度によって、ガミースマイルも改善することができます。
Eライン
Eラインとは、横顔の鼻先と下アゴを結ぶ直線ラインのことです。この線に対して上唇・下唇の突出具合で横顔の状態を判断致します。
日本人の標準的な上唇・下唇の位置は、Eラインに上唇と下唇が接している状態とされています。
このEラインは、歯列矯正をすることによって改善される場合があります。
当院で治療された方の中に横顔にEラインができた症例があります。詳しくはこちらのブログをご覧ください。
左図は上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)というタイプの横顔です。
上下顎前突は、下顎もしっかり発達しているので、矯正治療で上唇・下唇の位置が後退するだけで美しいEラインが現れます。
しかし、右図の下顎後退(かがくこうたい)のタイプの横顔は、仮に矯正治療で上唇・下唇の位置が後退しても、下顎(特に顎先)の位置が変わらないため、なかなか美しいEラインが現れにくいです。
その場合は、矯正治療終了後に美容整形外科にご相談されてもよいかと思われます。
顔の輪郭
咬み合わせ不良によるかみ締めや食いしばりがあると、筋肉の使い方が左右で異なってしまったり、咬筋に力がかかりすぎてエラが張ってしまうことがあります。
矯正治療でかみ合わせを整えてあげることで、顔やお口周りの筋肉の使い方が変わり小顔効果が見られことがあります。
歯列矯正だけでは難しい顔の変化
重度のガミースマイル
先ほどお伝えしたガミースマイルですが、ガミーの程度によっては矯正治療だけでは改善しきれないこともあります。
顎の位置によるもの
顎の位置によっては、歯列矯正だけでは横顔の改善が難しい場合もあります。
左図は上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)というタイプの横顔です。
上下顎前突は、下顎もしっかり発達しているので、矯正治療で上唇・下唇の位置が後退するだけで美しいEラインが現れます。
しかし、右図の下顎後退(かがくこうたい)のタイプの横顔は、仮に矯正治療で上唇・下唇の位置が後退しても、下顎(特に顎先)の位置が変わらないため、なかなか美しいEラインが現れにくいです。
また、先ほどお伝えしたガミースマイルも、ガミーの程度によっては矯正治療だけでは改善しきれないこともあります。
これらの場合は、矯正治療終了後に美容整形外科にご相談されてもよいかと思われます。
歯列矯正中の顔貌以外の変化
食事によるダイエット効果!?
マウスピース型矯正装置(インビザライン )は、基本的にお食事と歯磨きの時以外はマウスピースをはめていただきます。
そのため、食事が規則的になり間食も減るので間接的にダイエット効果があるかもしれません😂🍨🍩🍬
患者様の中には
『おやつを食べるのにわざわざマウスピースを外すのが面倒だったから間食が減った😆』
というご感想も頂いております✨✨
歯列矯正は見た目だけでなく、歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、口腔内を清潔に保つことができます。
噛み合わせも改善されるので、食事をしっかりと噛むことができるようになり、かみ合わせの不調から来る肩こり・頭痛の症状がよくなることもあります。
歯列矯正を先に行った方がよい理由
このような理由からはじめにお伝えしたように、美容整形と歯列矯正の順番を迷っている方は、矯正治療を行ってから美容整形を考えてみてはいかがでしょうか?
カウンセリングや精密検査によって、お顔の印象の悩みのほか、抜歯が必要か否か、などについてお応えできます。
初診カウンセリングはこちらからご予約可能です。ご来院お待ちしております😊💞