
こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科医師のOです。
近年とても人気のあるマウスピース型矯正装置(インビザライン)。
◆目立たない
◆自分で取り外しができる
◆痛みや違和感が少ない
◆金属アレルギーでも問題ない
と、メリットの多い装置です。
しかし、Googleで「インビザライン」と入力すると「失敗」や「後悔」といったネガティブなキーワードが候補にあがってきます。それを見て不安になった方もいるのではないでしょうか?
今回はインビザラインでの歯列矯正を、快適に失敗なく終わらせるために気をつけることをお伝えします。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)による歯列矯正を失敗させないポイント7つ
①経験の多いドクターを選ぶ

まずはじめに、インビザライン矯正は、どの歯科医院で治療しても同じというわけではありません。
インビザラインでの治療では、アライン・テクノロジー社が提供しているコンピューターシュミレーション”クリンチェック”が用いられます。
クリンチェックは、歯の動きをコンピュータ上でシュミレーションできる画期的な技術のことなのですが、注意が必要なのは それによってどこの歯科医院でも治療のクオリティが同じになるわけではない という所です。
システムを最大限に生かし、治療期間の短縮や難易度の高い症例に対応できるかどうかは、歯の動きを熟知し、正しい治療計画を立てられる矯正歯科医の技術及び症例数と経験値によります。
また、歯がシュミレーションとは異なる動きをしても、適切にリカバリーできるか?ということも大切です。やはり、その対応も知識や技術がある医師を選ぶ事が大切です。したがってマウスピース型矯正装置(インビザライン)の症例実績が多い歯科医院が望ましいといえます。
②装着時間を守る

アライナー(マウスピース)の装着時間は食事と歯磨き以外の20時間以上が必須です。
時間を守れていない、あるいは着脱の回数が多い場合などは、治療計画通りに歯が動かないことがあります。
治療期間の延長や何度も作り替えが必要になる事がありますので必ず時間は守りましょう。
③アライナーチューイをなるべく長く使用する

歯とマウスピースをよりよい状態でフィットさせるために必要なアライナーチューイ。
詳しくはこちらの記事をご覧をください。
④アライナーを指で押してアライナーとアタッチメントをぴったりフィットさせる

マウスピース矯正で非常に重要なのが、歯の表面につくアタッチメント。
外れてしまい、お使いのマウスピースがしっかりはまらないような症状があれば、歯科医院に連絡をし付け直しをしてもらいましょう。
⑤お口の中を清潔に保つ

矯正治療中の歯磨きがきちんとできていないと、虫歯や歯周病で矯正治療を一時中断することになり治療期間の延長につながってしまいます。
マウスピース矯正は、装置が外せるので普段通りに歯磨きができるのがメリットですが、飲食後歯を磨かないままマウスピースを装着したり、マウスピース本体をお手入れせずに使用し続けることはやめましょう。
⑥歯科医師の指示通りに器具を使用する(ゴム掛け等)

インビザラインでの治療途中でゴムかけ等、補助的な装置の使用を指示されることがあります。
やることが増えて負担になることもあるかと思いますが、しっかり綺麗に治していくためにご協力いただきたいポイントです。
⑦医院で定期チェックを必ず受けましょう

ワイヤー矯正の通院頻度が基本的に1ヶ月に1回なのに対し、マウスピース矯正は1~3ヶ月に1回で済みます。忙しい方にとっては、少しでも通院頻度が抑えられるのはメリットでしょう。
しかし、必ずしも治療計画のシミュレーション通りに歯が動くとは限りません。マウスピースが手元にあるからといって、歯科医院での定期チェックを受けずに自己判断で治療を進めるのは大変危険です。
インビザラインでの矯正治療は、矯正専門のドクターが定期的にチェックすることで、途中で軌道修正が必要になった場合のタイミングを的確に判断し治療の失敗を防ぎます。
きれいな歯並びは、あなたの笑顔をより魅力的にしてくれます。
大宮SHIN矯正歯科では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での生活を快適に送れるようサポートしていきます。スタッフ一同お待ちしております。