こんにちは。大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のSです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは

従来のワイヤーを使った矯正に比べ、

*目立たない。

*痛みが少ない。

*取り外しができるので食事がおいしく食べられる。

などの理由で選ばれる方が多いマウスピース型矯正装置(インビザライン)。

(他にもメリットはたくさんあります☆ 詳しくはこちら→https://shin-ortho.com/invisalign/

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の弱点

しかし、デメリットもあります。それは患者様本人で管理し、矯正を進めていただく部分が大きいという点です。どういうことかと言いますと、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は20~60個程の微妙に形が違うマウスピースを、ひとつ7~14日使って、交換していくことで歯を動かしていきます。

もちろん、医院に定期的に調整のために通っていただきますが、1~数ヶ月間はマウスピースをご自分で交換して、歯を動かすことになります。そこで、マウスピースがしっかりはまっていなくて、気づかない間にマウスピースと患者様の歯の動きに「ズレ」が生じ、当初の予定通り治療が進まない…なんてことが起きてきます。

このどうしても生じがちな「ズレ」を予防するための、『お助けアイテム』があります。それがアライナーチューイです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の必須アイテムアライナーチューイーとは

シリコン製の丸太状のものがアライナーチューイです。マウスピースを装着した状態でアライナーチューイを噛むことによって、マウスピースがご自身の歯にフィットします。

一見「地味...(笑)」ですが、使うと使わないとでは、大きな分かれ道!になりかねません。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療の経験のある方は、お分かりになると思いますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースの形は、一つステージを進めるごとの形の違いが微妙すぎること、痛みも少ないことなどから「本当に歯が動いているんだろうか...」と不安になることも。

そのため、「アライナーチューイを使わなくても、微妙な動きしかしてないのだから、そんなに差は出ないだろう」なーんて、ついつい使わなくなってしまったり...(笑)

でも考えてみて下さい。その小さな積み重ねを1~2週間で動かしていく装置です。微妙な「ズレ」は「塵も積もればなんとやら」。装置の作り直しの回数は増え、矯正期間はどんどんのびのびに...いくら透明の目立たない装置とはいえ、治療期間は短い方がいいですよね!

そんなあなたに、より効果の得られるアライナーチューイの使用方法を伝授しちゃいます。

アライナーチューイの効果的な使い方

①アライナーを装着するとき

お食事や歯磨きのために外していたアライナーを再び装着したら、奥歯から前歯までまんべんなく、アライナーチューイをカミカミ♪一つの歯で3~5回噛みましょう。だから、アライナーチューイはいつでも使えるように、マウスピースと一緒にアライナーケースに入れておくのがおススメです☆

② 新しいアライナーに交換したとき

新しいアライナーに交換したら3日間は、夜寝る前に20分、アライナーチューイをカミカミ♪テレビを見ながらなんてどうでしょう??因みに、4日目以降は就寝前に2~3分アライナーチューイを噛むようにすると効果的です。

アライナーチューイを上手に使って、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で賢く矯正しちゃいましょう!