マウスピース矯正(インビザライン )でよくある質問Part2

2018.11.28

こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のSです。

今回もマウスピース型矯正装置(インビザライン )についてよくある質問をまとめてみました♪

Part1はこちら

◆矯正始めてから歯がしみます( ;  ; )


ワイヤー矯正と比較すると、痛みが少ないと言われているマウスピース型矯正装置(インビザライン)ですが、「歯がしみる」という声を患者さまから聞くことが度々あります。

矯正中に、歯がしみてしまった場合のは対処法はつあります。

①すぐ慣れるので様子をみていただく

まず私たちは、「しみる症状は一時的なもので、段々落ち着いてくるので少し様子を見てください」とお伝えしています。なぜなら、矯正中に歯がしみるのは歯が動いている証拠であり、一時的なものだからです。

「矯正中の歯がしみる原因」については、以前のブログ記事に詳しく書かれていますので、こちらをご覧ください。そして、実際に何もしなくても、大半の方が2〜3日すると「落ちつきました」と仰っています。

② MIペーストを塗布

次に、2〜3日何もしないというのは我慢できない!という場合は、歯質強化が期待できるMIペーストというものを塗っていただくようお勧めしています。MIペーストは当院の受付でも販売しています。

MIペーストの正しい使い方はこちらから

③ 来院していただき、しみ止めを塗布

数日間様子をみても、MIペーストを塗っても、しみる症状が治らない場合は、お手数ですが一度医院にご連絡ください。お口の中を拝見して、しみ止めの塗布など必要な処置を行います。

 

◆どうしても1日中マウスピースができない日があります(>_<)


旅行に行く、食べ歩きをする、結婚式などのイベントがある、などで「1日20時間以上マウスピースを装着できない日はどうすればよいですか?」というご質問をうけることも多いです。

そのような場合は、「新しいマウスピースを使い始める最初の3日間と、使用時間が守れなさそうな日が被らないようにしてください。」とお伝えしています。なぜなら、マウスピースを交換して最初の3日間が重要だからです。

新しいマウスピースに交換してすぐは、なるべく長時間連続して装着していただかないと、マウスピースと歯がうまく馴染まず、後々のマウスピース不適合に繋がってしまいます。また、マウスピースを交換するタイミングも必ず就寝前の夜にとお伝えしています。

朝にマウスピースを新しいものに交換するとしたら、昼食の時間に外すので3〜4時間位しか連続して装着できません。その点、夜、おやすみ前に交換していただければ睡眠時間の7~8時間くらいは装着し続けることができます。

旅行や結婚式などのイベントは、少し前から日程が決まっていることがほとんどだと思います。マウスピース交換直後と重ならないよう事前に調整して対策しておきましょう。また、1日20時間付けられない日が出来てしまったら、その時使ってるマウスピースの交換日数を1日延長するのもおすすめです。(7日交換なら8日交換に伸ばすなど)

使用日数や時間について不安な事があれば担当医に相談ください。

 


今回は、2回にわたり患者さまからよく質問を受けることをピックアップしてみました。これからも、気になったことがでてきたら「患者さまからよくある質問シリーズ」を続けていきますね!

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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