妊活中・妊娠中の歯列矯正はできる?注意点と安心して治療を受けるためのポイント

2025.10.04UPDATE:2025.10.31

こんにちは。
さいたま市大宮区の【大宮SHIN矯正歯科】受付Hです🌟

当院には20〜30代の女性患者さまが多く通われており、妊活中や妊娠中に矯正治療を受けている方も少なくありません。

そのため、「妊娠中でも歯列矯正はできますか?」「妊活中に始めても大丈夫ですか?」といったご相談をよくいただきます。

今回は 「妊活中・妊娠中に歯列矯正はできるのか?」、そして 「治療中に注意すべき5つのポイント」 を解説します🦷✨

妊活中・妊娠中でも歯列矯正は可能?

結論からお伝えすると、妊活中や妊娠中でも歯列矯正は可能です
ただし、妊娠中は体調の変化が大きいため、治療を安全に進めるためには注意点があります。

妊活中・妊娠中の歯列矯正で気を付けたい5つのポイント

1.産婦人科と矯正歯科の両方に相談する


まずはかかりつけの産婦人科の先生に相談してください👨🏻‍⚕️

矯正治療では適切な診断を行うためにレントゲン(X線)撮影や

治療時に抜歯(抜歯に伴う薬剤投与)が必要になる場合がありますが

妊娠初期や出産直前の不安定な時期は、レントゲン撮影・麻酔・薬剤投与はできません

妊娠が分かったらできるだけ早く当院にもお知らせください📣

 

2 妊娠中お口のケアを行いましょう


妊娠中のお母さんの口の中はつわり、食生活の変化、ホルモンバランスの乱れにより

むし歯や妊娠性歯肉炎になりやすい非常にデリケートな状況です🦠

また、むし歯菌はお母さんから赤ちゃんにうつると言われていますし

お母さんが歯周病に感染していると早産や低体重児出産になりやすいという報告もあり

生まれてくる赤ちゃんのために口の中を清潔に保つことが推奨されています😌

歯医者さんでの定期的なケア+日々のホームケアを念入りに行いましょう🦷✨

3 矯正治療がストレスになってしまう場合には治療中断の選択も


「妊活中のストレスはよくない」と言われています🙅🏻‍♀️

稀ではありますが、矯正治療で大きなストレスを感じてしまう方がいらっしゃるので

そのような場合は妊活と矯正治療どちらを優先したいか考えましょう🤔

また、妊娠中のつわりの症状については個人差が大きく人それぞれです💡

妊娠中はお母さんの健康を一番に考えますので

我慢できない場合は治療中断を要することもあるでしょう

治療を中断した場合にはそれまで動かしてきた歯は多少後戻りるため

再開後に再び動かすため治療期間は長くなってしまいますが

中断している間のブランクは後から取り戻せるので

状況が落ち着いてから治療を再開しましょう

 

4 出産前後の通院はお休みしましょう


臨月の外出は慎重になりますし産後のお母さんの体はしっかり休めないといけません🍃

出産前後は矯正の通院をお休みして体調が回復してきたら再開するようにしましょう

3,4カ月であれば、通院しなくても大丈夫なように治療をコントロールできますので

安心して出産のビッグイベントに臨んでください💪🏻🔥

5 分娩の時はマウスピースを外しましょう


お産の経過によっては分娩時に急きょ全身麻酔を行う場合があります💉

お口の中に装置が入っていると気道を確保する際に危険ですので

産気づいたらマウスピースは外しましょう

 


以上が、妊活中・妊娠中にインビザラインで矯正治療を受ける際の注意点です⚠️

矯正治療を受けるには少しデリケートな時期ではありますが

上記の注意点を守って健やかで美しい笑顔をかなえていただきたいです😁

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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