プチラミとは?歯列矯正で使う理由・メリットや費用を解説

2025.08.20

「プチラミ」という言葉を聞いたことがありますか?
今回は、プチラミとはどんなものか、どんな人が使うのか、メリット・デメリット、費用や受けられる場所について詳しく解説します。

※大宮SHIN矯正歯科では「プチラミ」の施術は行っておりません。

プチラミとは?

「プチラミ」とは、ラミネートベニアのように歯の表面に薄いレジン素材を貼り付けて見た目を整える方法です。

お顔のスキャンデータと歯のデータを組み合わせることで、唇と歯のバランスや位置関係を正確に確認しながら前歯のデザインを行い、3Dプリンターでプチラミを作成します。

通常のラミネートベニアは歯を削りますが、プチラミは歯の形や大きさを補正して、短期間で見た目をきれいに仕上げるサポート的な治療として使われます。

どんな時に使う?

プチラミは、以下のようなケースで併用されます。

  • 歯の色を白く見せたい
  • 矯正治療中のわずかなすき間をカバーしたい
  • 歯の大きさを揃えたい
  • 歯列の軽いガタガタを揃えたい
  • 前歯の正中を整えたい

歯を削る必要がなく、見た目を短期間できれいに仕上げられるのが特徴です。

どんな人に向いている?

矯正治療中に一時的に歯並びを整えたい人におすすめです。例えば、結婚式や成人式、就職活動など、イベントの時だけ、綺麗な見た目と自然な笑顔に仕上げたい場合に使用します。

一方で、歯並び自体がまだ大きく乱れている人や、前歯のかみ合わせが反対の方はプチラミは使用できません。

プチラミのメリット

  • 歯を削らずに、見た目を自然に整えられる
  • 取り外しが簡単にできる
  • 治療期間が短い(即日対応が可能)
  • 矯正治療と併用することで、仕上がりの美しさがアップする

プチラミのデメリット

  • 長時間使用はできない
  • 強い衝撃やかみ合わせの負担で外れることがある
  • つけたまま食事ができない
  • かみ合わせや歯ぎしりが強い人には向かない場合がある

プチラミはいくらでできる?

保険が効かず、自費診療になるため医院によって異なりますが、約5万〜10万円前後が目安です。
歯の本数や仕上げる範囲によっても費用が変わる可能性があるため、カウンセリング時に見積もりを確認しましょう。

プチラミはどこでできる?

プチラミは、下記の歯科医院でできるようです。矯正専門医院で、治療の仕上げとして併用されたり、審美歯科や美容歯科でも対応している場合があります。

歯列矯正とプチラミを同じ医院で一貫して行えるところを選ぶと、仕上がりのバランスが取りやすく安心ですね。

まとめ:プチラミは「仕上げ」にぴったりの方法

プチラミは、歯を削らずに一時的に歯の形やラインを整えて自然な美しさを作る方法です。
短期間できれいに見せられる一方で、長期間の使用や根本的な歯列の改善はできません。適応症例も限られるため、専門医での診断が大切です。

現在、大宮SHIN矯正歯科では「プチラミ」の施術は行っておりませんが、「矯正後、もっときれいな歯並びと笑顔を手に入れたい」という方は、プチラミ以外の方法をご提案できます。気になる方はぜひ初診相談にいらしてください。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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