歯を削る処置IPR(アイピーアール)後におすすめMIペースト

2018.09.16UPDATE:2025.05.18

こんにちは

さいたま市大宮SHIN矯正歯科 受付のHです☆彡

 

マウスピース矯正装置(インビザライン)で矯正治療を進めるにあたって

歯と歯の間をやすりがけする処置IPR(アイピーアール)をする予定の方に

おすすめのケア用品があります。

 

用意しておくと便利ですので是非参考にしてください!

 


IPR(アイピーアール)ってなあに?


 

凸凹な歯並びを正しい位置に移動するためには顎にスペースが必要です。

そのスペースを確保するために歯と歯の間を削って隙間を作ることを

Inter Proximal Reduction」の頭文字をとってIPR(アイピーアール)と呼ばれます。

IPR(アイピーアール)の詳細はこちらの記事をお読みください。

 

IPR(アイピーアール)後は一時的に歯がしみることがあります。

そこでおすすめなのがMI(エムアイ)ペーストです!

 


MI(エムアイ)ペースト


MIペースト

MI(エムアイ)ペーストはMILK生まれのMINERAL豊富な歯のクリームです。

MIペーストには牛乳由来成分(カゼイン)およびパラベンが含まれておりますので

牛乳由来成分(カゼイン)およびパラベンに対してアレルギーを持つ方は使用しないでください。

 

【MI(エムアイ)ペーストの使い方】

①歯磨きをする

②MI(エムアイ)ペーストを1㎝くらい出して矯正治療にお使いいただいているマウスピース全体に

 歯ブラシか指で塗り広げてマウスピースを装着

 ※アライナーが無くても歯に直接塗って使用できます。

③3分後に過剰分は吐き出し、30分後に少量の水でうがいをする

④マウスピースについたMI(エムアイ)ペーストをこすり落とす

 

毎食後+就寝前の1日4回が望ましいですが

時間がとれない場合は1日1回就寝前に行ってください。

3分以上付けておけば効果が発揮されるので付けたまま寝てもOK!

 

【MI(エムアイ)ペーストの効果】

・歯質強化

・虫歯予防

・お子様も使える

 

MIペーストは歯質を強化して知覚過敏に効果的なだけでなく

含有成分のリカルデントは初期虫歯の進行を抑え、虫歯を予防する作用もあります。

そのため矯正治療中のIPR後のケアとしてだけでなく、普段のケア用品としても使用できます。

 

【MI(エムアイ)ペーストの購入方法】

MI(エムアイ)ペーストは歯科専売品のため、ドラッグストアなどでは売っていません!

当院または取り扱いのある歯科医院でのみご購入いただけます。

 

当院ではミント・ストロベリーを取り扱っています

気になった方や使ってみたい方いらっしゃいましたらスタッフまでお声かけください!

 

※関連記事:歯がしみる原因について書かれています!

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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出っ歯の矯正ブログ②・いよいよ治療開始!最初のマウスピースを(アライナー)装着した感想

2018.09.07

こんにちは!さいたま市大宮SHIN矯正歯科、マウスピース型矯正装置(インビザライン)体験ブログを担当している、歯科衛生士のHです。

発注してから1ヶ月後、いよいよマウスピースが届きました!!!マウスピースの枚数はその方によって様々ですが私の場合は、今回は全部で43枚でした。箱の中に滅菌されたマウスピースが個包装されているので清潔で、安心安全です。

最初のアライナーを装着した感想


さっそく、届いたアライナーを装着してみました。歯列全体が覆われるので、最初きゅっと締め付けられるような感覚があります。そして0.5ミリ程と言われているマウスピースの厚さぶん、噛み合わせに違和感がありました。

自分では少し舌っ足らずな喋り方になってしまったような気がしましたが、周りの人には変わっていないと言われました(笑)。 初めてのマウスピース若干、違和感はあるものの、我慢できないくらいの痛みなどは全くありませんでした。

その他、当院の患者さまからは、少しお口が閉じにくい、唾液がよく出る、取り外しに時間がかかるといった声もあり、治療前の歯並びによって感想が違うようです。でもほとんどの方が2~3週間すると慣れて気にならなくなったとおっしゃっています♪

アタッチメントセット①


NO.1のマウスピースを2週間装着し、NO.2のマウスピースでまずは上の歯だけにアタッチメントを付けました!インビザライン がマウスピースだけでどんな複雑な歯並びも矯正できるのは、このアタッチメントのおかげで、小さいけれどとても重要なものです。

しかし、透明なマウスピース だけで矯正すると思っていた私は、歯の表面に小さいとはいえ突起が付くことに最初は少し抵抗がありました。目立ったら嫌だなと思っていたのですが、歯と同じような色なので、普段お話する程度であればあまり気づかれませんでした。

ただ、笑ったりアップで写真を撮ったりすると、なにか歯に付いているな!という感じはあります(笑)

アタッチメントセット②


その後、NO.4のマウスピースになるタイミングで下の歯にもアタッチメントをつけました!アタッチメントを付けたことにより、マウスピースがよりぴったり歯にフィットしている気がします。

IPR(アイピーアール)


そしていよいよ、NO.7のマウスピースを装着する前に、歯を動かすうえで必要なスペースをつくるために、ヤスリがけをする作業が入ってきました!痛みはないのですがゴトゴトと頭に響くような振動がありました。

アタッチメントセットやIPRのタイミングはクリンチェック で事前に確認できます。

インビザライン のマストアイテム・アライナーチューイー


マウスピースを20時間以上装着できていても、マウスピースの適合が悪いと歯がうまく動いてくれません。そこでインビザラインで矯正する時にかかせない、アライナーチューイをしっかりと毎日噛むというのも忘れずに行うようにしています!

NO.1〜NO.7のマウスピースの治療経過をお伝えしました。次回は、矯正治療をはやく終わらせたい!痛みを少なくしたい!と思われている方へ、とっておきの秘密兵器を当院では導入開始しましたので、そちらの紹介をしていきたいと思います!!!

今後も、この出っ歯の歯並びがどんな風に変わっていくか、その様子や体験したことなどお伝えし、現在インビザラインで矯正をしている方や、インビザラインが気になってる方の参考になればいいなと思っております♪

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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矯正治療中の虫歯を防ぐ【正しい歯の磨き方】

2018.06.15UPDATE:2022.01.25

こんにちは 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のHです。

 

歯に付いた食べカスやブラッシング不良による磨き残しは、時間が経つとプラークとよばれる細菌の塊(かたまり)になり、こうした汚れはむし歯の原因となるほか、歯周病・口臭といったお口のトラブルを引き起こしてしまいます。

 

矯正治療が始まると、歯に矯正装置を装着することになります。矯正装置を付けたお口の中は、食べカスが残りやすい状態になるうえに、装置のせいで歯磨きがしにくくなってしまいます。そのため、矯正治療中はとくに歯磨きを丁寧に、時間をかけて行う必要があります。

 

今日は矯正治療中の、正しい歯ブラシの使い方と歯磨きのコツを伝えします。

 

 

■歯ブラシの持ち方


 

歯の磨く場所に応じて、歯ブラシの握り方を変えます。

 

ペンのように持つ「ペングリップ」

 

 

 

 

 

歯磨きの時、歯ブラシを持つ手につい力が入ってしまいませんか?この持ち方だと、余計な力が入りにくくなります。また、毛先を動かしやすいので、歯面にきちんとブラシを当てて磨くことができます。

 

 

手の平で握りこむ「パームグリップ」

 

 

 

 

歯の裏側が磨きやすい持ち方が「パームグリップ」です。軽い力で持ちましょう。この握り方でギュッと力を入れて、歯ブラシをゴシゴシ強くこすりつけるような磨き方をしてしまうと歯茎が下がってきてしまう可能性があります。

 

 

 

 

 

■使用するおすすめの歯ブラシ


 

TePe®︎(テペ)

 

予防歯科の先進国スウェーデン発祥、世界の歯科衛生士の協力のもとに造られた、Tepeをおすすめしています。持ち手のデザインが太く握りやすいのに、ブラシの下の方は細長くなっていて、ヘッドの形状も台形で先端が小さく、とにかくお口の中の奥まで届きやすいデザインになっています。

 

 

ワンタフトブラシ

 

 

いわゆる普通の歯ブラシは、歯面をまんべんなく磨くことを想定しています。矯正治療中のブラケットがついた凹凸のある歯面では、どうしても磨ける範囲に限界があります。こうした問題は、心がけやブラッシング方法で解決できるものではありません。

 

 

矯正装置のワイヤーやブラケットと歯の間の細かい隙間に、毛先をくまなく当てて汚れをしっかり落とすためには、毛先が小さく、磨きにくい所をピンポイントで磨くことができるワンタフトブラシをいつもの歯ブラシと併用しましょう。

 

 

 

 

 

ワンタフトブラシは、治療を始めたばかりの取り外しができるマウスピース矯正装置(インビザライン )で矯正中の方にもおすすめです。例えば、歯が重なり合ってガタガタしている部分など、歯列矯正が必要な歯並びは、磨き残しが発生しやすいからです。

 

 

TePe®︎の歯ブラシもワンタフトブラシも当院の受付でも販売しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■汚れの残りやすい場所と磨き方


 

 

ブラケットの周り

 

ブラケットに対して「上・下」に分けて磨く。この時歯ブラシを斜め45度にして歯面に当てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯と歯茎の間

 

歯ブラシを斜め45度にする。この時に歯ブラシの毛先1~2mmを歯茎の中に入れる。

(健康な歯茎であっても歯周ポケットがあります)

 

 

 

 

 

 

歯と歯の間

 

ブラケットとワイヤーが歯に付いていると、ふつうの歯ブラシでは、歯と歯の間に毛先がうまく届かず磨けなくなります。そこで、このような時にワンタフトブラシを使用します。写真のように、毛先が当たるようにワンタフトブラシを縦にして磨いてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

歯列矯正治療をして、せっかく正しい噛み合わせと綺麗な歯並びを手に入れたのに、むし歯で歯がボロボロ・・にはなりたくないですよね。とはいえ、矯正治療中は、むし歯リスクがどうしても高くなってしまいます。適切なケア用品を選択して、正しい歯磨きの知識を覚えることが大切です。

 

適切なケア用品、といえば、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスの使用もおすすめしています。フロスの使い方はこちらのブログで詳しくご紹介していますので、併せてぜひご覧くださいね!

 

 

【矯正中のフロスの使い方】プラスワンアイテムで完璧!マウスピース矯正中の虫歯予防

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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