こんにちは。

さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のSです。

 

実際に当院で歯列矯正の治療を受けられた方の症例をご報告します。今回のブログでは、上顎前突症例(出っ歯)についてお伝えしていきます。

【上顎前突(出っ歯)とは】


 

上顎前突(出っ歯)とは、上の歯が下の歯よりも前に出過ぎた状態のことです。大きく分類すると、上の歯の傾斜によって出っ歯になっている場合歯性の上顎前突と、下顎に比べ上顎全体が大きく、上顎の歯茎と歯が前方に突き出ている場合骨格性の上顎前突)があります。

 

 

 

 

 

 

【上顎前突(出っ歯)のデメリット】


 

まず「見た目の悪さ」があり、横顔のバランスが悪かったり、笑ったときに歯茎が目立ったりするため、それがコンプレックスになってしまう方も少なくありません。また、以下のように外見以外にも様々な問題があります。

 

 

 

①唇が閉じにくく、口呼吸になりがちなため、ドライマウス(口のなかが常に乾燥した状態)になりやすい

 

②ドライマウスになると唾液の分泌量が減少し、虫歯歯周病になりやすく、口臭の原因にもなる

 

③前歯が前に出ているため噛み合わせが悪くなり、食べ物をうまく噛み砕けない

 

④スポーツや事故のときに、前歯が折れたり唇が切れたりしやすい

 

⑤下顎を前にズラして噛むクセがつき、顎の関節に負担がかかって顎関節症になりやすい

 

 

 

 

 

【ご来院の理由】


 

18歳女性の患者様です。

口元が出ていることを気にして来院された患者様です。

 

 

 

永久歯が生えそろった頃から、口元が出ていることが気になっていました。友達と写真を撮るときや、笑ったりお話をするときに気になってしまうそうです。口元を気にせず笑えるようになりたいとのことで、当院の無料カウンセリングを希望されました。

 

 

 

 

他院でも矯正治療のカウンセリングを受けたそうですが、インビザラインでの矯正治療は難しいと言われてしまったそうです。そのため、インビザライン治療の経験が豊富なところであれば治療出来るかな?と思い、ご来院されました。精密検査を行い、インビザラインでの治療が可能な症例であったため、当院で矯正治療を始めることになりました。

 

 

 

 

【矯正中の不安・装置選び】


 

矯正治療を始めるにあたって、装置の見た目お痛み等に不安がありました。そのため、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療をご提案しました!インビザラインはブラケット矯正と比較して、目立ちにくいだけでなく、治療中の痛みが少なく違和感や日常生活への支障も少ない装置になっております。

 

 

 

 

 

 

治療開始・治療経過】


 

口元をグッと下げて横顔もスッキリさせたいとのことでしたので、上下左右第一小臼歯を(合計4本)抜歯しました。患者様のご希望で、治療期間を少しでも短縮したいとのことでしたので、抜歯症例が得意なワイヤーで抜歯スペースをある程度閉じてから、インビザラインで治療を進めることになりました。

 

 

 

こちらは、治療開始から1年後のお写真です。

上下の前歯のガタガタが改善され、抜歯スペースが閉じ始め、少しずつ口元が下がってきました。抜歯スペースをある程度閉じてから、インビザラインに変更との治療計画でしたので、このタイミングでワイヤーを除去し、インビザラインに移行しました。

 

 

 

1回目のアライナーは全部で28枚です。アライナーは慣れるまで10日交換で、装置に慣れてから1週間交換で進めて頂き、約8カ月で終了しました。

 

 

こちらが1回目のアライナーが終了した際のお口の中の状態です。

 

インビザラインを始めたときに残っていた抜歯スペースが閉じ初診時と比べて口元が下がってきました。しかし、まだ少し上下の前後差が残っている(画像1)ようです。また、少し咬み合わせが深い(画像2)ことと、左奥歯の咬み合わせが不十分(画像3)のため、追加アライナーで細かい所を調整していきました。

 

 

 

2回目のアライナーは全部で26枚です。アライナーは1週間交換で進めて頂き、約6ヶ月で終了しました。

 

 

こちらが2回目のアライナーが終了した際のお口の中の状態です。

 

患者様の主訴である出っ歯が改善されました。全体的口元が下がり上下の歯の中心も揃い綺麗なお口元になりました!

 

 

 

 

【動的治療終了】


 

こちらの患者様は、インビザラインの使用方法や装着時間をしっかりとお守り頂けていたため、約2年6ヶ月で動的治療が終了しました。

 

 

 

こちらが動的治療終了後のお口の中のお写真です。

 

上の歯の前歯が飛び出し三角形のようになっていたアーチが、綺麗な丸いアーチになり、美しい口元になりました!真横から見ても口元が下がり、患者様にも口が閉じやすくなり横顔が気にならなくなったと喜んで頂けました!横顔も美しくなり、写真を撮るのが楽しくなったとの嬉しいお言葉も頂けました!

 

 

 

 

【まとめ】


 

主訴:口元が出ていることが気になる

 

診断名:上顎前突

 

初診時年齢:18歳

 

装置名:表側矯正(ワイヤー)、マウスピース型矯正装置(インビザライン )

 

抜歯or非抜歯:抜歯

 

治療期間:2年6ヶ月

 

費用の目安:こちらをご覧ください

 

リスク・副作用:こちらをご覧ください