【矯正歯科で口腔内写真を撮る理由】なぜ必要?毎回じゃないのはなぜ?

2026.02.26

歯の矯正治療では、治療の経過に応じてお口の中の写真(口腔内写真)を撮影することがあります。

「なぜ写真を撮るの?」
「毎回撮らないのはどうして?」

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。当院では、治療の節目や必要に応じて口腔内写真を撮影しています。その理由をご説明します。

口腔内写真、歯科衛生士

矯正で口腔内写真を撮るのはなぜ?

① 歯の動きを正確に確認するため

矯正治療は、歯を少しずつ動かしていく治療です。定期的に写真を記録することで、客観的に確認できることがあります。

  • 歯の移動量
  • 治療計画とのズレ
  • かみ合わせの変化

肉眼ではわかりにくい微細な変化も、写真で比較すると明確になります。これは治療の精度を保つために欠かせない工程です。

② トラブルを早期に発見するため

矯正中は装置がつくことで、

  • むし歯
  • 歯ぐきの炎症
  • 装置の浮きや外れ

などが起こることがあります。必要なタイミングで写真を撮影し記録することで、小さな変化にも早く気づくことができます。

すべての診察で撮影するわけではありませんが、重要な節目で記録を残すことで、治療の質を保っています。

③ 治療の透明性を保つため

矯正治療は自由診療です。だからこそ、当院では治療経過を客観的な記録として残すことを大切にしています。口腔内写真は「しっかり管理し、丁寧に治療している証拠」とも言える大切なデータです。

なぜ毎回撮影しないの?

「毎回撮らなくて大丈夫なの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。口腔内写真は、

  • 装置装着時
  • ワイヤー交換や調整の節目
  • マウスピース矯正装置(インビザライン)の作り直し
  • 治療の中間評価
  • 終了前の確認

など、治療上重要なタイミングで撮影することで、十分な管理が可能です。すべての診察で撮影しなくても、治療の質が下がることはありませんのでご安心ください。

より良い写真のためにご協力をお願いしたいこと

正確な記録を残すため、以下のご協力をお願いしています。

  • ご来院前の歯みがき
    プラークや着色が多いと、歯の状態が正確に判断しにくくなります。できる範囲で構いませんので、来院前の歯みがきをお願いいたします。
  • リップや口紅は控えめに
    撮影時はお口を大きく開けていただくため、濃い口紅やグロスがついていると器具に付着してしまうことがあります。
  • 撮影時はできるだけ大きくお口を開ける
    撮影は数秒で終わりますが、その間はできるだけしっかりとお口を開けていただけると、より精密な記録が残せます。
  • 力を抜いてリラックス
    緊張してしまうと頬や唇に力が入り、正確な規格写真が撮れないことがあります。スタッフがサポートいたしますので、安心してお任せください。

撮影は短時間で終了します。スタッフが丁寧にサポートいたしますのでご安心ください。

「口が開きにくい」
「少しつらい」
「撮影が不安」

など、気になることがございましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。無理をしていただく必要はありません。できる範囲でご協力いただきながら、患者さまと一緒に安全で質の高い治療を進めていきたいと考えています。

口腔内写真は安全?

撮影器具は毎回消毒・滅菌を徹底しています。フラッシュの光が歯や身体に悪影響を与えることもありません。安心して撮影にご協力ください。

まとめ|矯正で口腔内写真が必要な理由

矯正治療で口腔内写真を撮るのは、明確な理由があります。

  • 歯の動きを正確に確認するため
  • トラブルを早期発見するため
  • 治療の透明性を保つため
  • 患者さまと情報を共有するため

当院では、必要なタイミングで記録を行い、安心して通っていただける環境づくりを大切にしています。ご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

関連記事:歯列矯正の精密検査ってどんなことするの?マウスピース装着までの流れを歯科衛生士が解説

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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