状態の良くない前歯を抜歯し、出っ歯による口元の突出感を改善した症例

CASE 9

上下顎前突(口元の突出)

22歳/男性/治療期間:4年

抜歯 表側矯正

プロファイル比較

主訴

出っ歯による口元の突出感や横顔のバランス、笑った時の歯茎の見え方を気にして来院された22歳男性の患者様です。

初診時の状態

上下の前歯が前方に突出しており、口元全体が前に出て見える「上下顎前突」の状態でした。
また、過去の外傷により上顎の向かって左側の前歯2本は差し歯でした。

歯並びだけでなく、横顔のラインや口元の突出感の改善も希望されていました。

治療計画

口元の突出感を改善するためには、前歯を後方へ移動させるためのスペース確保が必要でした。通常であれば上下左右の第一小臼歯(計4本)を抜歯するケースですが、本症例では、差し歯であった上顎左側2番を抜歯部位として活用しました。

前歯を抜歯する場合、
・見た目への影響
・左右差が出るのではないか
といった不安が生じやすいため、治療中は仮歯を装着し審美面に配慮しました。
また、犬歯(3番)の形態を調整することで、左右のバランスに違和感が出ないよう治療を行いました。

使用した矯正装置

上下目立ちにくいセラミックブラケットとホワイトワイヤーを使用して矯正治療を行いました。

治療結果

患者様のご都合により通院間隔が空いてしまう時期もあり、治療期間は4年と長期になりましたが、歯並びだけでなく口元の突出感も改善しました。

前歯を後方へ移動させたことで、横顔の印象も大きく変化し、口元全体がすっきりとしたバランスになりました。笑った時の口元の印象も自然に改善されています。

矯正治療をご検討の方へ

過去の外傷による差し歯や神経のない歯がある場合でも、お口の状態によってはその歯を活用しながら矯正治療を行えるケースがあります。

また、「前歯を抜歯する」と聞くと不安に感じる方も多いですが、仮歯や歯の形態修正などを組み合わせることで、見た目に配慮しながら治療を進めることも可能です。

歯並びだけでなく、口元や横顔の印象を改善したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

①主訴:出っ歯、横顔、笑たっ時の歯茎の見え方が気になる
②診断名あるいは主な症状:上下顎前突
③初診時年齢:22歳・男性
④治療に用いた主な装置:上下ワイヤー矯正 (ホワイトワイヤー)
⑤抜歯部位:上顎右側第一小臼歯、下顎左右第一小臼歯
⑥治療期間:4年(患者さまの通院間隔が空いてしまったため)
⑦治療費概算:¥874,500(税込¥961,950)
⑧リスクと副作用:痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り

 

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