こんにちは。さいたま市大宮の矯正歯科 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。
今回も引き続きマウスピース型矯正装置(インビザライン)の情報を発信していきたいと思います。
今回は患者様からもご質問が多い、「マウスピースでどうやって歯が動くか」というテーマで書いていきたいと思います。
早速ですが、歯はどうやって動いているのでしょうか。
これはマウスピース型矯正装置(インビザライン)に限った話ではありませんが、歯の矯正治療は「骨の代謝機能」を利用しています。
この「骨の代謝機能」を簡単に説明すると、
①骨は一定以上の圧力がかかると吸収という現象を起こすこと
②スペースが空いたところには骨を作ってスペースを埋めること
の2つがポイントとなります。
つまり、歯を支えている骨に対して圧力をかけることで骨の代謝を引き起こし、目的の位置まで歯を動かしていくのが矯正治療です。
歯を支えている骨への圧力をかけるために用いるのがマウスピース型矯正装置(インビザライン)です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は独自のシステムに基づいて患者様それぞれのお口に合わせて作製されたオーダーメイドの装置です。
豊富なデータに裏打ちされたシステムで、理想の歯並びに向けて基本的には2週間1枚のペースでマウスピースを交換します。
1枚のマウスピースでの歯の移動量は約0.25ミリです。
この様にマウスピース型矯正装置(インビザライン)を患者様の歯並びにあわせて数十枚交換し、歯を動かしていきます。
マウスピースによって歯を動かす距離をコントロールできるため、ワイヤーを使った矯正に比べて、来院期間を長めに設定することができ、仕上がりをよくすることが可能となります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のシステムは、治療開始前に、全体の治療計画を患者様ご自身にご確認いただけるという部分も大きな魅力の1つです。
矯正治療で、
「治療がどこまで進んでいるのか」
「あとどのくらいで治療が終わるのか」
など、治療期間に関する不安を抱えたくない患者様がいらっしゃいましたら、是非マウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療をご検討ください。
治療開始前に、明確な治療計画を提示させていただき、丁寧にご説明していきます。
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