MEAW(ミャウ)ワイヤーとは?費用は?痛みはある?

2025.03.26

MEAW(マルチループエッジワイズアーチワイヤー)の頭文字をとってMEAW(ミャウ)と呼ばれる矯正治療方法は、主にワイヤー矯正の一種であり、マウスピース矯正装置(インビザラインなど)とは基本的に異なる治療方法です。

MEAW(ミャウ)ワイヤーとは?

MEAW(ミャウ)は、通常のワイヤー矯正と組み合わせて使用されます。ワイヤーに特殊なループを複数設けた構造をしています。

MEAWワイヤーは患者さまの歯列に合わせてワイヤーを曲げています。このループが歯にかかる力を分散し、歯の動きをより精密にコントロールできるのが特徴です。

MEAWを用いる主な目的は、上下の歯のかみ合わせを整え、顎の位置を適切に調整することです。

特に、開咬(前歯が噛み合わない状態)や骨格的な問題を伴う歯列不正に対して効果的な矯正方法とされています。また、抜歯をせずに治療できるケースが多いため、できるだけ歯を残したいと考える方にも向いています。

MEAWは基本的にワイヤー矯正で用いられる技術であり、マウスピース矯正装置単独でMEAWを適用するのは難しいです。

ただし、症例によってはワイヤー矯正(MEAW)である程度かみ合わせを改善し、その後マウスピース矯正装置で仕上げるという、ワイヤー矯正とマウスピース矯正装置を組み合わせるケースもあります。

MEAWワイヤーの費用

矯正治療にかかる費用は気になるポイントの一つです。当院ではワイヤー矯正の治療費のみで、MEAWワイヤーを治療に用いた場合でもその費用が別に加算されることはありません。

ワイヤー矯正の費用の目安

  • 初診相談:無料
  • 検査・診断料:36,300円〜66,000円
  • ワイヤー矯正装置の装着費用:825,000円〜880,000円
  • 調整料(月1回程度):5,500円
  • 保定装置(リテーナー)費用:33,000円〜66,000円

全体の費用としては、約100万円前後かかることが一般的です。

ただし、歯列矯正は基本的に保険適用外の自由診療のため、治療費は各医院が独自に設定しています。そのため、費用は医院によって異なります。歯科医師と相談しながら具体的な費用を確認することが大切です。

治療費の支払い方法について詳しくはこちら

MEAWワイヤーの見た目

矯正治療を検討する際に、装置の見た目が気になる方も多いでしょう。MEAWは、通常のワイヤー矯正と同じく、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく仕組みです。そのため、金属のワイヤーが目立つことがあります。

ただし、最近では目立ちにくいセラミック製のブラケットやホワイトワイヤーを使用することも可能です。そうすることで、従来のメタルブラケットと比較して、矯正装置が目立ちにくくなります。

また、舌側矯正(裏側矯正)と併用することも可能ですが、MEAWの特性上、表側矯正での適用が一般的です。見た目を気にする方は、歯科医師と相談しながら、できるだけ目立たない矯正方法を選ぶことをおすすめします。

MEAWワイヤーの見た目

MEAWワイヤーは痛い?

矯正治療を始める際に、「痛み」について不安に感じる方は多いです。MEAWにおいても、歯が動く際の圧力による痛みや違和感を感じることがあります。

特に、

  • 矯正装置を装着した直後
  • 調整後の数日間

は、歯にかかる力が強くなるため、痛みを感じやすい時期です。ただし、MEAWはワイヤーにループが入っていることで、力が分散されやすく、従来のワイヤー矯正よりも痛みが抑えられるといわれています。

痛みを軽減するためには、

  • 柔らかい食べ物を選ぶ
  • 痛み止めを服用する(医師の指示のもと)
  • 口腔内を清潔に保つ

といった対策が有効です。痛みの感じ方には個人差があるため、もし強い痛みが続く場合は歯科医師に相談しましょう。

まとめ

MEAWワイヤーは、歯並びやかみ合わせを細かく調整できる特殊な矯正方法であり、特に開咬や骨格的な問題を伴う症例に適しています。

メリット

  • 精密な歯の移動が可能
  • かみ合わせをより自然な形に整えられる
  • 抜歯を避けることができる場合が多い
  • ワイヤーのループ構造により、痛みが比較的少ない

デメリット

  • 見た目が気になることがある
  • 治療期間が長くなる場合がある

矯正治療を検討する際は、費用や見た目、痛みなどをしっかり考慮し、自分に合った治療方法を選ぶことが重要です。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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