こんにちは!さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のNです。

現在、当院では新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」発令の対応として診療体制の大幅縮小に伴い、主に急患の対応に限らせていただいております。そこで、外出自粛によって通院間隔が空いてしまった矯正治療中の患者様に、『次の来院までにご自宅で忘れずに行っていただきたいこと』をお伝えします。

◆マウスピース型矯正装置(インビザライン )をお使いの方


前回来院された際の指示通りにマウスピースの番号を進めて頂くことで治療の継続が可能です。

1日20時間以上マウスピースの使用

アライナーチューイ

アタッチメントを指で押すこと

この3つは必ず行いましょう!

アタッチメントが取れてしまった時は、次回来院された際に医院でマウスピースの適合を確認し、付け直す必要がある場合は速やかにアタッチメント再セットの処置を致しますのでご安心ください。

◆ワイヤー矯正の方


ワイヤーの効力により、歯は持続的に移動しています。

ゴム掛けをお願いしている患者様は、そのまま継続をお願い致します。

小児矯正で取り外しの装置をお使いの方


前回の来院時に受けた指示の通りに引き続き、装置を使用してください。

ご不明な点や気になることがありましたら、診療体制は縮小しておりますが、通常通りお電話はつながりますので、遠慮なくお電話にてお問合せください。

◆ご自宅でできる舌のトレーニング!


自宅で過ごす時間が増えた今、是非行っていただきたいのが舌を正しい位置に置くことです。矯正をする上で大切なのが舌の位置です。舌の正しい位置はスポットという上の歯の裏側の数ミリ後ろになります。

⇩ひらがなの『な』と発音したときの位置⇩

舌癖による不正咬合の場合、歯列矯正で歯並びが綺麗になっても、”悪い舌の癖”が治っていないと歯が後戻りしてしまう可能性があります。

舌癖による不正咬合とは以下のような歯並びです。

・舌が歯に当たってしまう→上顎前突(上の歯が出てしまう歯並び)や下顎前突(下の歯が出てしまう歯並び)

上顎前突

下顎前突

・舌が歯と歯の間からとび出てしまう→開咬(カチンと噛んだ時に前歯が噛み合わない歯並び)

開咬

常にスポットに舌を置いておく意識を持ち、必ず鼻で呼吸することが大切になります。舌の癖を治すには時間が掛かかりますが、歯の矯正と同時に舌の癖も治していきましょう。舌の位置が改善されれば、歯並びだけでなくフェイスラインも綺麗になると言われています。頑張りましょう!!!

当院の新型コロナウイルスに関するお知らせは、ホームページinstagramで随時更新していますのでそちらをご覧ください。1日でも早く終息しますよう、患者さまにはご迷惑おかけしますがご理解とご協力よろしくお願いいたします。