【口呼吸】常に口が開いてませんか?口呼吸の原因について【お口ポカン】

2018.02.21UPDATE:2022.03.17

こんにちは。大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のSです。

あなたはどっち?「口呼吸」と「鼻呼吸」の見分け方のブログでは、口呼吸だと歯並びが悪くなったり、健康状態への悪影響があったりと、多くの問題点があり、改善するべき症状であることをお伝えしました。しかし、身体への悪影響はわかっても、そもそもどうして口呼吸になってしまうのでしょうか?

なぜ口呼吸になるの?

本来、人間は生まれた時は鼻呼吸です。なぜなら、赤ちゃんはお母さんのおっぱいを飲む時口がふさがれているので、鼻で呼吸していないと飲めません。

ところが次第に、風邪をひいて鼻づまりになった時に口でも呼吸できることを覚え、それが習慣化してしまったり、花粉症やアレルギー性鼻炎、鼻の骨格の問題、飲酒や肥満といった生活習慣…といった後天的な理由で口呼吸になってしまうのです。

口呼吸になってしまう後天的な理由には、日常生活の悪い癖が大きく影響しています。

口呼吸を招く日常生活の悪い癖5つ

一見、呼吸とは関係の無さそうな行動が、実は口呼吸の原因となっている場合もあります。うっかり鼻呼吸の邪魔をしている、日常生活の悪い癖5つをピックアップしてみました。

マスクの着用

鼻呼吸は口呼吸よりも力が必要です。マスクで鼻を覆ってしまうと鼻呼吸がつらくなるので、マスクの下でポカンと口が開く癖がつきます。コロナ禍以降のマスク生活で、口呼吸の人は増加しています。マスクをしていても常に鼻呼吸を意識していきましょう。

 

 

悪い姿勢

猫背、頬杖、うつむいた姿勢、うつ伏せ寝など、悪い姿勢が続くとバランスの悪い体になります。体は一部のバランスが崩れると、他の部分も連鎖的にずれ、舌の位置までもずれてしまいます。舌は上顎にぴったりついている状態が正しい位置ですが、姿勢が悪いことで口で呼吸しやすい位置に舌が下がってしまいます。写真のような姿勢でスマホやパソコンを見ている時間が長い人は要注意です!

 

 

食べ方

食べ方が原因で口呼吸になっている、というよりは、こんな食べ方をしている場合は口呼吸になっている可能性があります。なぜなら口呼吸をしていると、口の中全体を食べ物で塞ぐと苦しくなってしまうからです。

  • よく噛まないで早食い
  • 左右どちらか片方に寄せて食べる
  • クチャクチャ音をたてて食べている

 

 

 

 

喫煙

タバコは口にくわえて口から煙を取り入れるものなので、自然と口呼吸になります。それが癖になるとタバコを吸っていないときも口呼吸になります。

 

 

 

ため息

ため息をついてばっかりいると、舌の位置が下がり、口が自然に開いたままになってしまうため、口呼吸の癖がついてしまいます。

 

 

 

 

口呼吸をやめるには

とはいえ、一度癖になってしまったことを、簡単にすぐにやめられたら”癖”とは言いませんよね。でも、読みながら、無意識にお口が開いていた方はパッと閉じませんでしたか?

まずは、「自分は口呼吸になっているんだ」ということを自覚して、口呼吸の原因となっている悪い”癖”をふだんの生活の中で意識することが大切です。そうすれば、ふとした時に口がポカンと開いている自分に気付き、口を閉じるきっかけを得やすくなります。

しかし、普段の生活習慣を改善しただけでは、鼻呼吸にならないというかた方へ。当院では舌の位置のアドバイスなど、口呼吸を改善する方法を患者様にお伝えしています。また、口呼吸の治し方のブログでも詳しくお伝えしています。是非ご覧ください。

また、当院ではお口の悪い癖を改善していくMFTというトレーニングを実施しております。MFTをしていただくことで、口呼吸だけでなく様々な悪い癖を改善できるものになっています。是非、矯正治療と合わせてトレーニングしていただくことをおすすめしています◎

最後に

今回は口呼吸の原因についてお伝えいたしました。癖になってしまったことは一人で改善することは難しいことです。矯正治療の観点からだと、歯並びが悪くなってしまったり、せっかくきれいに並べた歯が後戻りしてしまったりとデメリットなことが多いです。口呼吸を改善できるように一緒に頑張っていきましょう。
当院では無料初診相談を行っています。歯並びを改善したい方、口呼吸による影響を受けているのかなど、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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