矯正治療を遠隔でサポート?!【デンタルモニタリング】

2020.06.09

こんにちは。大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

当院では、遠隔モニタリングシステム(デンタルモニタリング)を導入しています。

遠隔モニタリングシステム「デンタルモニタリング」とは

専用の撮影キットとスマートフォンのアプリを利用することで、ご自宅にいながら、遠隔でマウスピース矯正(インビザライン)の進み具合を歯科医師が確認できるシステムです。

現在大宮SHIN矯正歯科では、基本的にインビザライン矯正の方にご利用いただいているシステムです。

 

 

遠隔モニタリングシステム(デンタルモニタリング)を使用するメリット

-歯並びの変化が一目で確認できる

歯の移動をリアルタイムで観察できるので、治療への意識が高まります。また、記録できるので「大分綺麗になってきたな。最後まで頑張ろう!」と今後のモチベーションにも繋がります。

 

-歯の移動不足などを早期に発見

インビザラインのアライナー(マウスピース)を交換する時に、必ず隔遠チェックを行います。

その際、歯の移動不足やアライナーの不適合などが起きていると、AIによって早期に発見できるため、その後のリカバリー処置がスムーズに行えるようになります。

そのため、効果的な治療が可能となり、マウスピースの作り直しの減少や治療期間の短縮にもつながります。

 

-通院回数の軽減

「デンタルモニタリング」によって遠隔で行えることは次の2つです。

①予定通りに歯が動いているかどうかのチェック

② アライナーの適合状態のチェック

通常は定期的に通院していただいて行っているこれらのチェックですが、「デンタルモニタリング」を使用すれば、歯の動きが安定してくると、経過観察のためだけに受診していただく必要がなくなり、通院回数の軽減が期待できます。

ただし、歯の動き方には個人差があり、来院回数がそれほど減らない場合もあります。また、マウスピースの装着時間が短いなど必要な指示に従えない場合は治療が長期化することがあります。

 

デンタルモニタリングの使用がおすすめな人

転勤や留学の予定がある人

実際に当院通院中の方で、短期留学が決まっている学生の方、治療途中で転勤が決まった社会人の方などがデンタルモニタリングを使用して矯正治療を継続しています。

お伝えした指示通りにマウスピースの交換、装着をしていただくこと前提ではありますが、通院回数を抑えられることによって治療を中断することなく続けられます。

また、アプリ内のメッセージから疑問質問を医院に問い合わせることができるので不安の解決もスムーズです。

 

 

遠隔モニタリングシステムシステム「デンタルモニタリング」の使い方

① お手持ちのスマートフォンに専用のアプリをダウンロードしていただき、専用の撮影キットを使用し、お口の中の撮影を行います。

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専用キット

 

② 撮影した画像は、AIにより分析が行われます。

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③ ドクターはリアルタイムで画像や分析を確認する事ができます。患者さまはご自宅に居ながら歯並びの状態や治療の経過をクリニックに報告する事が可能です。

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遠隔モニタリングシステム(デンタルモニタリング)の費用

当院では、患者さまの治療をより快適に行えるよう、新しいシステムも積極的に導入していこうと思っております。「デンタルモニタリング」を併用した治療をご希望の方はぜひお声がけください。

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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