こんにちは!さいたま市 大宮SHIN矯正歯科・歯科衛生士のSです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で歯を動かすためにとても重要なアタッチメント

アタッチメントが取れてしまったらというブログでもお伝えしていますが、アタッチメントはマウスピースを作り直す際や、歯の移動が終わったら外すものなので、治療中にれ外れてしまうことがあります😖

アタッチメントが取れてしまったら【マウスピース矯正装置(インビザライン)】

でも、治療の途中でアタッチメントが取れてしまうことは望ましくありません。そこで今回は、アタッチメントが取れやすくなる事柄についてお話していきたいと思います😄 アタッチメントが外れてしまう可能性のある原因を知って、なるべく取れてしまわないように気をつけましょう。

アタッチメントが取れやすくなる5つの原因

①お口の中に汚れがたまっている


『アタッチメントが外れてしまう原因に、お口の中が汚れているかどうかなんて関係があるの🙄?』と思われる方もいるかと思いますが、実は深い関係があります。

歯の表面に直接付いていて、ボコボコとした凹凸があるので歯磨きをきちんとしたつもりでも、アタッチメントの周りは汚れが溜まりやすくなってきてしまいます。アタッチメントは歯と同じ色のレジン(樹脂)で出来ています。レジンは、汚れが溜まることによってだんだんと劣化してきてしまい、外れてしまう原因となります。

歯を一本ずつ磨くイメージで歯ブラシを細かく動かしていただくと、アタッチメントの周りの汚れもよく落ちるかと思いますので、頑張ってお口の中を清潔に保ちましょう✊

②マウスピースの取り外し方法が間違っている


2つ目はマウスピースの取り外し方によるものです。

マウスピースを取り外す際は左右で同じ力がかかるように外していただきます。どちらか片方だけに大きな力がかかってしまったりすると、アタッチメントに大きな負荷がかかってしまいアタッチメントが外れる原因になってしまいます🙅

間違った取り外し方法はアタッチメントが外れやすくなってしまうだけでなく、歯肉を傷つけてしまったり、マウスピースが歪んでしまったり割れてしまう原因にもなりますので、必ず正しい取り外し方法を心がけましょう🌷

③かみ合わせの状態


3つ目はかみ合わせによるものです。かみ合わせが深い方は、アタッチメントが付いている歯と、その反対側にある噛みあう歯があたってしまい、アタッチメントが外れやすくなってしまいます。

矯正治療を進めていく中でだんだんと噛み合わせの深さは改善していきますが、そのため、初めのうちはわざとアタッチメントを付けずに様子を見たりすることもあります。

④食べ物


4つ目は食べ物によるものです。おせんべいなどのかたいものを思いきりかじってしまうと、その衝撃でアタッチメントが欠けたり外れたりしてしまいます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は食事中はマウスピースを外すので、矯正中に禁止している食べ物は特に無いのですが、ワイヤー矯正の方と同じように、硬いものを食べるときのコツとしては、まず食べものを一口大にしてから召し上がると外れにくくなりますのでお試しください👍

⑤アタッチメントを付ける歯に被せ物がしてある


虫歯治療をした歯には、虫歯を削ったところに白や銀色のかぶせ物がしてあります。そのような場合、接着が不安定になりアタッチメントが取れやすくなります。接着の際に専用の薬を使ったり、被せ物の表面をざらざらにしてくっつきやすい工夫を行うこともあります👌


いかがでしたか?😃アタッチメントを付けてもらっても、いつもすぐに外れてしまうなあ、、、と感じている方は、どれか1つでも当てはまるものがあったのではないでしょうか?

①②④はご自身で気を付けることができる内容になっておりますので、アタッチメントが取れてしまう事が多い方はぜひ参考にしてみてください🌸