さいたま市大宮にあるSHIN矯正歯科 歯科衛生士の佐藤です。

 

 

マウスピース矯正装置(インビザライン)を始めると、歯の表面に、歯と同じ色の樹脂でできた小さな突起「アタッチメント」が付きます。

 

 

 

 

アタッチメントは一つ目のマウスピースの段階では装着しません。アタッチメントに少しずつ慣れていただくために、ほとんどの場合2回に分けて、2つめのマウスピースの時に上顎、4つめのマウスピースで下顎のアタッチメントを装着します。

 

 

 

 

 

 

どうしてアタッチメントが必要なの?

 


 

 

アタッチメントが必要な理由については以前のブログ、マウスピース矯正装置(インビザライン )のアタッチメントをご覧ください。

 

 

マウスピース矯正装置【インビザライン】のアタッチメントとは

 

 

 

 

 

アタッチメントが取れてしまったら…

 


 

 

アタッチメントは最終的に外せるようにできているので、お食事やマウスピースの着脱の際に取れてしまうことがあります。また、アタッチメントはとても小さいので、取れてしまっても患者様は気づかないこともあります。

 

 

そのため、ご来院の際に毎回、私たちはアタッチメントが外れている箇所がないかチェックさせていただき、治療計画上必要な部分については再度装着いたします。

 

 

外れてしまった時は、治療に影響が出ないように、なるべく早めにアタッチメントを再度付けることをお勧めしています。しかし、取れてしまったアタッチメントが治療計画の過程で影響の無いタイミングの場合、アタッチメントの再装着よりIPRなどほかの治療を優先させることもあります。

 

 

 

 

 

 

アタッチメントの付け方

 


 

 

 

ここで、どのようにアタッチメントを装着しているのか、手順をご紹介したいと思います。

 

 

アタッチメントを装着するときは、お顔にタオルをかけてしまうので、何をしているのか不安に思われる方もきっといらっしゃいますよね。かかる時間は片顎30分くらいです。

 

 

 

 

1、歯面の清掃をする

 

 

歯の表面には汚れと一緒に、歯を保護するペリクルという唾液由来の膜があります。

これを清掃することで除去し、この後に塗っていくお薬の反応を良くします。

ペリクルは、処置後に自然に再生されます。

 

 

2、エッチング剤と呼ばれる歯の表面を処理するお薬を塗る

 

 

お薬の反応を良くする為に、お薬を塗ってから、少し時間を置くこともあります。

 

 

3、2のお薬をお水で洗い流し、歯の表面に風を当てて乾燥させる

 

 

4、ボンディング剤と呼ばれる接着剤の役割をするお薬を塗る

 

 

アタッチメントの材料となる樹脂と、歯面をくっつけてくれます。

 

5、風を当てて、4のお薬を歯面に薄く均等に広げ乾燥させる

 

 

6、お薬を反応させるための専用の光を当てる

 

 

7、アタッチメント部分に樹脂を流し込んだマウスピースをはめる

 

 

 

8、専用の光を当て、樹脂を固める

 

 

9、マウスピースを外し、樹脂がきちんと歯に付いたことを確認

 

 

10、余分な樹脂を器具や機械で除去する

 

 

 

 

 

 

 

アタッチメントはいつ外せるの?

 

 


 

アタッチメントを外すタイミングには、3種類あります。

 

 

1、治療の計画上、必要なくなった時

 

多くは治療が終わりに近づいてくると、計画上のタイミングで外すことになります。

治療途中でも部分的に外すこともあります。

 

 

2、作り直しのタイミング

 

インビザラインの性質上、どうしても何度かマウスピースを作り直す必要が出てきます。

使用中のアタッチメントを取り除き、今現在のお口の中の状態を検査したうえで、新しく治療計画を練り直し、新たな治療計画に合ったアタッチメントを新しく付け直します。

 

 

3、結婚式などの予定で一時的に外したい時

 

プライベートやお仕事の都合で、見える部分のアタッチメントを一時的に外すことも可能です。

 

 

 


 

 

 

透明で目立たないという理由でインビザラインを選択した方の中には、アタッチメントの見た目に戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、アタッチメントはマウスピースで歯を動かすことにおいて、とても重要な役割を担っています。「より早く、より確実な」歯列矯正治療を成功させるためには、無くてはならない存在です。

 

 

それでも接客業など、お仕事の都合で「アタッチメントに不安を感じる」という方は、治療期間に影響がでてしまうかもしれませんが、前歯の目立つ部分のアタッチメントの数を可能な範囲で減らすこともできます。事前にご相談ください。