Part Orthodontics

部分矯正

部分矯正とは

部分矯正は、費用をあまりかけないで短期間で、前歯のちょっとした凹凸や、ちょっとしたすきっ歯を治したい方のための治療方法になります。

歯は上下で28本あります。通常の矯正治療では、この28本をすべて動かして歯並び、咬み合わせを整えます。一方、部分矯正では、数本の歯のみを動かします。

部分矯正の3つの特徴
  • ・短期間(約6~12か月)
  • ・気になる部分だけを改善
  • ・リーズナブルな治療費(約15~50万円)
部分矯正の治療例

22歳:女性、治療期間:8ヶ月

出歯を気にして来院された患者様です。上顎前歯のみの部分矯正を希望されていました。そこで、上顎前歯6本を矯正装置にて移動し、改善しました。矯正治療後は出歯が改善され、治療後の経過も順調です。

Before
After
部分矯正で得られること
  • 歯を削る量が少なくてすむ

    歯を削って審美治療などをする場合等は、部分矯正をすることにより削る量が少なくてすみます。

  • インプラントをいれなくてすむ

    通常ではインプラントを入れなくては対応出来ない場合でも、部分矯正による歯の移動で、入れなくてすむケースがあります。

  • 御自身の歯を利用できる

    部分矯正により、御自身の歯の利用範囲が広がったり、よりよい人工歯、インプラントなどを入れることができます。

  • 治療期間が短期間

    不具合のある部分のみ治療を行うので、治療期間が約6ヶ月~12ヶ月と比較的短く済みます。

  • 治療費が安価

    必要がある部分だけの治療で済むので、全顎矯正に比べて治療費が安くなります。

Divices

部分矯正で使う矯正装置いろいろ

  • 表側矯正

    従来の一般的な装置です。部分矯正では、一部の歯にのみ装置を装着させ、歯を動かします。

  • 表側矯正(ホワイトワイヤー)

    ワイヤー白くコーティングされている装置です。従来の金属のワイヤーよりも審美性にすぐれ、目立ちにくくなっています。

  • 裏側矯正

    裏側に装着する装置です。費用が高くなってしまうのがデメリットとしてあげられますが審美性に優れています。

  • マウスピース型装置(インビザライン)

    インビザラインのライトパッケージです。審美性、清掃性に優れた取り外し式のマウスピース型装置です。オススメ!

Possible

部分矯正ができる・できないケース

費用をなんとしても安く抑えたいという理由で、部分矯正を強く望む方がいます。そのような方の希望に沿うように、歯を大きく削り、セラミックで被せものをする等の処置を並行して行いながら部分矯正をする方法があります。
デメリットとして、虫歯になりやすくなったり、歯の寿命を縮めたりします。『費用を安くしたい。治療期間を短くしたい。』という気持ちは十分に理解できますが、長い目で見た時に、不必要な歯の切削行為はおすすめできません。

部分矯正ができる患者様の代表例

  • 軽度の叢生

    凸凹の状態が写真のように強くない方は部分矯正が可能です。このような歯並びであれば、約6か月~で治療が完了します。

  • 正中離開

    すきっ歯を意味しています。写真のように、上の前歯に隙間を閉じる際、部分矯正が可能となります。(但し咬み合わせ原因の場合は全体矯正の適応となります)

部分矯正ができない人の代表例

  • 上顎前突

    出歯の状態を上顎前突と呼びます。上顎前突の場合、出ている歯を後ろに下げる必要があります。部分矯正では、この歯の動きをすることが難しくなります。

  • 反対咬合

    下の歯が前に出ている状態です。反対咬合は歯列を全体的にコントロールする必要性があるため、部分矯正では難しくなります。

Trouble

部分矯正におけるトラブル例

費用が安く済むことや、治療期間が短いため、部分矯正を希望する方は多くいます。しかし、安易な気持ちで部分矯正をしてしまったことで、後々トラブルになってしまうこともありえます。トラブルにならないためにも事前に知識を持つことが大切です。

  • 審美的改善と機能的改善

    矯正治療をする目的として、“歯並びを綺麗にする”という審美的な部分だけに目が行ってしまいます。
    歯科医院のホームページを見ていると「機能的改善」という言葉を目にすることがあると思いますが、機能的改善とは、話をする、食べる(噛む)、呼吸することを示します。
    審美的な改善をした結果として、口腔機能が失われるようなことがあってはなりません。

  • 治療結果に納得できない

    部分矯正は、全体矯正と比べ、歯が動く量・動きが限定的です。全体矯正であれば綺麗な歯並びになるのに、部分矯正で治療をしたので仕上がりがイマイチ(想像していた綺麗な歯並びと違う)ということがあります。
    部分矯正による治療結果に納得できず、結局、全体矯正で再治療をするという方もいます。そうすると、費用も治療期間も余分にかかってしまいます。「最初から、全体矯正をしておけばよかった。」というケースがあります。

  • 健康な歯への不必要な処置

    費用をなんとしても安く抑えたいという理由で、部分矯正を強く望む方がいます。そのような方の希望に沿うように、歯を大きく削り、セラミックで被せものをする等の処置を並行して行いながら部分矯正をする方法があります。
    デメリットとして、虫歯になりやすくなったり、歯の寿命を縮めたりします。『費用を安くしたい。治療期間を短くしたい。』という気持ちは十分に理解できますが、長い目で見た時に、不必要な歯の切削行為はおすすめできません。

基本的には全体矯正がベストです。しかしながら、部分矯正でも対応可能な場合もあります。矯正専門医によく相談、検討してからメリット、デメリットを理解し、全体矯正なのか部分矯正なのかを判断する必要があります。

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