こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のYです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は矯正中でもマウスピースが取り外せるので、「歯磨きはいつも通りできます!」とお伝えしています。とはいえ、普段の歯磨きに加えてとくに注意していただきたい2つのポイントがあります。
目次
マウスピース型矯正装置(インビザライン)中の歯磨きの注意点
①マウスピースを付ける前に歯を磨く!
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)で矯正をはじめると、1日20時間以上、歯にマウスピースが付けっぱなしの状態になります。この装着時間を守らないと、歯は治療計画通りに動かないの、矯正治療の意味がなくなってしまうからです。
と、いうことは・・・・・歯磨きをせずにマウスピースを付けてしてしまうと、歯の汚れや細菌がずっと密着しているということになります。
②歯間の汚れをしっかり落とす!
食事をした後、歯と歯の間に食べカスや汚れが挟まったまま、マウスピースを装着していませんか?矯正中は歯が動いて歯間に隙間ができやすくなるので、矯正前より歯に食べ物が詰まりやすくなります。
この矯正治療中の歯間の隙間は、正しい歯並びになるためのスペースなので、いずれ閉じていきます。しかし、詰まった食べカスをそのままにしておくと、歯が移動するためのスペースが塞がれてしまいます。
歯間の汚れは、歯ブラシだけで落とせません。デンタルフロスや歯間ブラシを使って落としましょう。詳しいフロスの使い方はこちらのブログをご覧ください。
③外出先ではうがいと爪楊枝!
でも、学校や職場での昼食後・外食したときなど、どうしても歯磨きができない時もありますよね。そんなときはせめてうがいをして少しでもお口の中の汚れを落としましょう。そして、歯の動きを妨げてしまう歯間の「食べかす」は楊枝などを使って必ず取り除きましょう。
矯正治療期間中は、出先でゆっくり歯磨きなんてできない!という時のために外出時はうがい薬やデンタルフロスなどを携帯しておくと安心です。当院で販売している口腔ケアグッズの中から、外出時に便利なものをまとめたブログも是非ご覧ください。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)中に絶対してはいけないこと
ところで、歯磨きをしていないからといって、マウスピースを付けないでいることは最も危険です。マウスピースを装着しない時間が長く続くと、せっかく動いた歯が後戻りしてしまいますし、歯が予定通り動かなくなってしまう原因にもなります。
歯磨きがゆっくり出来る状態になったら、念入りに歯を磨き、フロスなどで歯と歯の間の汚れを落としてから再度マウスピースを装着しましょう。そして、歯磨きしないで装着したマウスピースの洗浄も忘れずにしましょう!!
当院のブログは矯正治療について発信しています!
◆これから矯正治療をしようか悩んでいる方
◆ワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療方法で悩まれている方
◆マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースがきちんと使えるか不安な方
◆現在、矯正中の方のこんな時はどうすればいいのだろう?
など、矯正治療について何かお困りのことがあれば、お気軽に私たちスタッフに相談してください。一緒に悩みを解決して、快適な矯正治療をしていきましょうね!