「歯列矯正」というと子どもや女性が行うイメージはありませんか?
コロナ禍の影響でマスク生活中に歯列矯正を始める人が多くいる中でも、社会のグローバル化により歯並びに対する意識が高くなり、歯列矯正をする男性が増えています。
実際に当院でも男性の患者さまは増加傾向にあります。
歯並びが悪い男性の印象とは?
Z世代の「歯並び」に関する意識調査によると、「歯並びが悪い異性の印象は?」という質問の回答、第1位が「清潔感がない」(男女共に半数近くが回答)、2位は「だらしがなさそう」、3位以降は男女で差が見られ、男性3位は「生活が苦しそう」、女性3位は「臭そう」と回答があったそうです。
また、悪い歯並びは口腔機能面の不調の原因にもつながります。
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・虫歯や歯周病になりやすい
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・口臭を発生させてしまう
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・発音に影響が出る
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・食べ物をきちんと咀嚼できない
先ほどのアンケートの結果の中にはこんなものも…「あなたがデートで食事をするとき、相手の気になる部分はありますか。」という質問に対して、なんと、70%以上の女性が食事中の異性の歯についた食べカスや咀嚼音などの「口元」を気にしているそうです。
男性が女性からモテるためには、いかに、歯並びが重要かおわかりいただけたでしょうか。
それでも、「男性が歯列矯正をするのは恥ずかしい」と思っている方!!モテる以外にも男性が歯列矯正をすることで得られるメリットがあります!
男性が歯列矯正をするメリット
自己肯定感が高まる
歯並びが良くなると、歯を出して笑うことへの抵抗感がなくなります。
男性の自信のある自然な笑顔は、女性からはもちろんのこと、周囲の人に非常に魅力的に映ります。どの場面においても大切な第一印象も良くなります。
仕事ができそうに見える
欧米では歯は育ちや教養、自己管理能力の象徴とされており、歯の状態が悪いと自己管理能力が低いと思われることがあります。
日本では欧米ほどではありませんが、人事担当者の方によると、歯並びで自己管理能力や自己投資ができるかを判断することがあるそうです。
歯がキレイだとビジネス面において有利に働くかもしれません。
ビジネスで成功している男性の多くは歯列矯正をするのは当たり前だと考えています。綺麗な歯並びは実際に、「仕事ができそう」「信頼できる」などのイメージを与えることができます。
海外では矯正治療ができることは経済力があることの証でもあり、歯に目立つ矯正装置が付くことに抵抗を感じない人もいるそうです。
とはいえ、矯正治療費は決して安価ではありません。当院では治療費を手数料なしで分割してお支払いいただくことも可能です。(治療費についてはこちらから)
年齢より若く見える
歯列矯正をすると、人中が短くなったように見えることがあります。人中が短い方が女性だけでなく男性も年齢よりも若く見られると言われています。
歯周病や虫歯になりにくい
男性の歯列矯正のメリットは、もちろんモテるための見た目だけではありません。歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、歯と歯の間に汚れが溜まりにくくなるので、口臭や虫歯、歯周病を予防できます。
噛み合わせによる身体の不調の改善
歯の噛み合わせが悪いと身体に悪い影響を与えることも少なくありません。歯列矯正で正しい噛み合わせになれば、健康面の不調の改善につながる可能性が高くなります。
歯列矯正で得られるメリットは、男性にとって異性からモテることだけではなく、健康や仕事面にも大きく影響があるのです。
しかし、多くの人が歯列矯正を始める前に不安に思うことのひとつに、「矯正装置の見た目」が挙げられます。
先ほど、海外では目立つ矯正装置が逆にステータスになるとお伝えしましたが、日本ではそうもいきませんよね。そこで、男性におすすめの矯正装置を紹介します。
男性におすすめの矯正装置
マウスピース型矯正装置(インビザライン)
少しずつ形の違う透明のマウスピースをご自身で交換しながら歯を動かしていく、マウスピース型矯正装置(インビザライン)。なるべく、歯の矯正治療中であることを周囲に気づかれたくない男性におすすめの矯正装置です。
マウスピース矯正装置(インビザライン)のメリット
①矯正装置が目立たない
透明のマウスピースは目立ちにくく、矯正装置をお口の中に入れている違和感もあまりありません。
②痛みが少ない
毎回0.25㎜と少しずつ歯を動かすので、他の矯正装置と比較すると痛みが少なく感じます。
③通院回数が少ない
ワイヤー矯正は1ヵ月に1回の通院が必要ですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)であれば、1~3ヵ月に1回の通院が可能です。
④取り外しができる
自分で装置の取り外しができるので、歯磨きや食事が普通にできます。日常生活で治療中のストレスをあまり感じません。
マウスピース矯正装置(インビザライン)のデメリット
①装置の自己管理が治療の要(かなめ)
取り外し可能なマウスピース型矯正装置(インビザライン)ですが、1日20時間以上正しい適合状態で歯に装着されていなければ効果がありません。
また、医師から指示された日数通りに自分で次のマウスピースに交換する必要があり、患者さまのご協力がないと治療が進みません。
②症例によって対応できない場合もある
マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでは対応できない症例もあり、補助装置が必要になる場合があります。
③飲食が気軽にできない
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の頻繁な取り外しは装着時間が短くなり、マウスピースの適合が悪くります。
そのため、調理師やパティシエなど仕事で味見をしなければいけない職業の男性には向いていません。
セラミックブラケット x ホワイトワイヤー矯正
歯に付ける四角いブラケットが透明なセラミックブラケットと、白くコーティングされたホワイトワイヤーの組み合わせです。
セラミックブラケットx ホワイトワイヤー矯正のメリット
①自己管理の必要がない
ワイヤー矯正は患者さま自身で装置を取り外すことはできません。尚且つ、ドクターがワイヤーを調整して歯を動かすので確実に治療が進みます。
②治療費がリーズナブル
ワイヤー(表側)矯正は、裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース矯正装置(インビザライン)と比べると治療費を抑えることができます。
③目立ちにくい
銀色のメタルブラケットとシルバーワイヤーより、歯の色に近いセラミックブラケットとホワイトワイヤーを選択することでワイヤー矯正でも装置が目立ちにくくなります。
マウスピースをつけたり外したりするのが面倒でも目立つ矯正装置に抵抗がある、という男性におすすめです。
セラミックブラケットx ホワイトワイヤー矯正のデメリット
①矯正装置の違和感がある
目立ちにくいセラミックブラケットとホワイトワイヤーの組み合わせですが、厚さ0.5mmのマウスピース矯正装置(インビザライン)と比べると装置の違和感は大きくなります。
歯にブラケットが付くことで唇に厚みがでて、一時的ですが口内炎の痛みや口元の突出感を感じることがあります。
②歯磨きや食事がしにくい
歯に装置の凹凸ができるので、食べ物が挟まりやすく、着色しやすい色の濃い食べ物や装置の脱離に繋がる硬い食べ物が制限されます。また、普段より歯磨きも念入りに行う必要があります。
マウスピース矯正装置(インビザライン)であれば矯正治療中でも可能なホワイトニングも、ワイヤー矯正の場合は治療が終わってからになります。
おすすめの矯正装置を紹介しましたが、歯並びやライフスタイルによって、適切な治療方法はひとりひとり異なります。
歯並びや口元の印象に悩みがある場合は、実際に歯科医院に足を運んで相談しましょう。学校や仕事で忙しい男性でも通っていただけるよう、当院は土日も診療を行っております。
整った歯並びは異性からモテるだけでなく自分に自信がモテます!