こんにちは!

大宮SHIN矯正歯科の歯科医師Mです☺

マウスピース型矯正装置で矯正治療をされている患者さまにおかれましては、いつも適切にご使用いただきましてありがとうございます✨

本日は、そんなマウスピース型矯正治療を行っている患者さまに向けたお話をしていこうと思います。

患者さまの中には、

『マウスピース型矯正装置を使ったのちに、ワイヤー矯正に移行することがあります。』

と歯科医師からお話をされた方がいらっしゃるのではないでしょうか?

私たちは、マウスピース型矯正装置と併用してワイヤー矯正を行うことを総じて リカバリーテクニック と呼んでおります。

リカバリーテクニックとは、主に4つの意味が含まれております。

本日は、マウスピース型矯正装置による治療(当院ではインビザラインを使用しております。)の終盤で たまに ご提案させていただく 治療中におけるリカバリー についてお話したいと思います。

『ずっとマウスピースで治療してきたのに、ワイヤーなんて…』

『随分と並んできて満足しているのに、まだ治療するの…?』

当然そういう疑問がわいてくることかと思います。

ただ、終盤にご提案するワイヤー矯正は最終的な調整としてとても大事なものになりますので、ぜひ参考にしてくださいね!

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療中のリカバリーとは??

まず前提として、マウスピース型矯正治療だけですべての矯正治療を終えるためには、患者様のご協力が不可欠となってまいります。

(こちらの記事も参考にしてください。)

装着時間が短すぎるアライナーチューイーの不使用で歯とマウスピースとの適合が悪いままで治療を進めてしまうと、どうしても治療の終盤で歯並びに不具合が起こりやすくなります。

そういった場合、マウスピースを追加して最終的な調整を行うこともありますが、非常に時間がかかったりうまく調整できないことがあります。

このような状態になると、マウスピース型矯正治療だけでは奥歯を綺麗に咬ませてくるのは中々困難になってきます。

そこで、最終的な調整として奥歯にワイヤー矯正をさせていただくことがあります。

これがマウスピース型矯正治療のリカバリー治療となります。

最終的にワイヤー矯正が介在することで、かみしめた時にしっかりと奥歯で咬んでいる実感がありますのでぜひともさせていただきたい調整となります!

マウスピースと前歯に浮きが見られる場合

上の写真のように、ほかの歯とマウスピースとはばっちりの適合なのに、前歯の数本だけがマウスピースとの浮きが見られることがまれに存在します。

その場合も、ワイヤーによるリカバリー治療、もしくは部分的にボタンを装着してゴムかけを行っていただくことで最終的な微調整を行います。

以上が治療中におけるリカバリーテクニックの一例です。

長くなりましたので、ほかの3つの窓については次回以降お話しますね…!

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