ワイヤー矯正は装置は治療が終わるまで、ずっと歯に付いているの?


従来のブラケットと呼ばれる矯正装置(以下の写真)は、治療が終了するまで、歯にずっと付けたまま状態です。

メタルブラケット

ずっと歯に付けていることで、どのような弊害があるかというと、、、

  歯みがきをしっかりしないと、装置を付けていない状態と比べ(矯正治療をしていない時と比べ)虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

■ 食事の際、装置の間に食べカスが挟まることがある。

■ 催事(結婚式、成人式など)記念撮影で歯を出して笑顔で笑えないことを気にする方もいます。

装置を外してしまうと歯が元の位置に戻ってしまうため、治療期間中に(平均226カ月)装置は外せません。

装置を取り外すことができるマウスピース型矯正装置(インビザライン)


一方、マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、取り外しが可能です。

Aligner_Package6

  装置を外して、食事を楽しむことが可能です。

  装置を外して歯みがきをしますので、普段の歯みがきと同じように行えます。結果、お口の中を清潔に保つことが可能です。

取り外してOKなのは、1日何時間?


マウスピースを長い時間取り外したままだと歯は動きませんので、いつまで経っても、歯はキレイに並びません。1日最低20時間はマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用する必要があります。

1日は24時間ですから、4時間ほどであれば、装置を外しても大丈夫です。

基本的に、食事と歯みがきの時間は以外は装置を装着します。寝ている間も、マウスピースを付けたままです。

一般的な矯正治療とマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用した治療を比較した場合、マウスピースは取り外すことができるという大きな特徴があります。

「取り外し」に関するよくある質問


Q マウスピース型矯正装置(インビザライン)をつけたまま飲み物を飲んでも大丈夫ですか?

A 大丈夫ですが、コーヒーや紅茶、赤ワイン等は着色の原因となりますのでマウスピースを装着したままですと着色が早まります。

また糖分の多い飲物は虫歯の原因となりますので、帰宅後にしっかり歯磨きとマウスピースの洗浄をして下さい。

但し、マウスピースは2週間に一回程度、新しい物に変えるので着色はそこまで気にならないと思います。

Q 食事の際、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を外せるということですが、逆に、付けたまま食事をしても良いですか?

A マウスピース型矯正装置(インビザライン)を外して頂く事が基本ですが、人前で外しにくいという事はあると思います。

マウスピースを装着したままでも食事は可能ですが、食物がつまりやすくなり、虫歯の原因となりますので、帰宅後にしっかり歯磨きと洗浄をして下さい。