こんにちは!さいたま市 大宮SHIN矯正歯科・歯科衛生士のSです。

突然ですが、皆さんスポーツはお好きですか?😄

私も体を動かすことは大好きで、学生時代はバレーボール部に所属していました!

大宮SHIN矯正歯科に通ってくださっている患者様の中にもスポーツをしている方が多くいます。特に小中学生、高校生のお子様はサッカー⚽、野球⚾、水泳🏊、バスケットボール🏀、バレーボール🏐など様々なスポーツ系のクラブ活動や部活動をしている子が多くいます。

そこで今回は、運動と歯並びの関係についてお話したいと思います。「運動するのに、歯並びなんて関係あるの?」と疑問に思う方も多いかと思いますが、実は運動能力と歯並びには深い関係があります。

運動と歯並びの関係3つ


① 食いしばるとき

全ての人が必ず歯を食いしばっているわけではありませんが、例えば陸上の100メートル走では、スタートダッシュの時に歯をグッと噛むと、噛まない時よりもいいタイムが出ることがあるといわれています。

ドッジボールで球を投げるとき、野球でバッドを振るとき、サッカーでシュートを決めるとき、バレーボールでスパイクを決めるときなど、様々な場面で力を発揮する時に人は歯を食いしばっています。

② バランス

顎の関節の近くには体のバランス感覚を保つために重要な役割をしている『三半規管(さんはんきかん)』というものがあります。歯並びや噛み合わせが悪い場合や虫歯がある場合などは、顎の筋肉に左右で差ができてしまいます。

顎の筋肉の左右のバランスが崩れてしまうと身体全体のバランスも崩れてしまい、重心のズレが生じてしまいます。どのスポーツをする上でもバランス感覚はとても大切なので、歯並びの悪さがスポーツにおけるパフォーマンスの低下につながってしまうといえます。

③ 噛み合わせ

歯並びやかみ合わせに問題があると、顎や頭の位置が不安定になります。それを安定させるために頭の筋肉が緊張してしまい、肩のこりや首のこりを引き起こします。また、顎関節症や頭痛にもつながります。

すると体全体のバランスが崩れ、安定した姿勢を維持することが難しくなりますし、痛みによる集中力の低下により、結果、運動能力の低下にもつながってしまいます。

『スポーツ選手も歯が命』!


歯並びと運動能力に関するこのような調査結果があります。小学生を対象に運動能力の調査を行い、成績の良かった子たちのクループと、悪かった子たちのグループに分けて歯の状況を調べたところ、成績の悪いグループの子たちの歯には虫歯や歯列不正などのなんらかのお口のトラブルが成績の良いグループに比べて多いことが明らかになりました。

対象を中学生や成人にしても同じ結果が出ています。歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れがたまりやすくなります。その結果、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、運動能力の低下にも繋がっていきます。

『芸能人は歯が命』なんて言葉がありましたが、『スポーツ選手も歯が命』といえますね!

スポーツをしながら歯列矯正ってできるの!?


スポーツをする人はしない人より、水分補給のためこまめに甘いスポーツドリンクを摂取する機会が多かったり、激しく呼吸をすることによって、口を開けている時間が長くなり、ドライマウスになるなど、虫歯のリスクも高まります。

また、わたしがしていたバレーボールやバスケットボールなどに比較的多い、身長が高い方は顎の形が大きくなりやすく、上下の噛み合わせがきちんとあっていない場合があります。

運動をしていると、矯正治療する時間がない・矯正装置がスポーツのパフォーマンスの妨げになるのでは…?と、たとえ歯並びが悪くても、その改善を後回しにしてしまいがちではないでしょうか?

しかし、歯並びが悪いままだと先ほど述べたように、運動能力の低下や、歯を失うリスクが高まります。一度失った歯は元には戻りませんし、インプラントのような人口物を入れたとしても、この先ずっと、定期的なケアが必須になってしまいます。

激しい運動をしながら矯正治療は進められるのかどうか疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、以前当院のブログでもお話したとおり、マウスピース型矯正装置(インビザライン)でしたら、運動をしながらでも歯の矯正の治療を進めることができます!

吹奏楽もスポーツも今まで通りに。マウスピース型矯正装置(インビザライン )


スポーツにおいて100パーセントの力を発揮するためには日々の練習だけでなく、お口の中をきれいに保つように心がけることや、歯並びにも気をつけることが大事だといえますね😊

将来の夢はスポーツ選手!🌸というお子様や、スポーツをしている方、ぜひ矯正治療始めてみてはいかがでしょうか?まずはぜひ初診相談にいらしてください🎵