こんにちは。さいたま市大宮 SHIN矯正歯科の院長の矢野です。

歯の矯正治療を始めたいけれど、”装置が目立つことに抵抗がある”という方が多く、目立たないマウスピース型矯正装置(インビザライン )が登場しました。マウスピース による矯正治療・マウスピース型矯正装置(インビザライン)の技術はどんどん進歩しており、当院でも人気で現在はマウスピース型矯正装置(インビザライン )での矯正治療が主流になりつつあります。

しかしそんな中、逆の発想で矯正治療中であることを目立たせて矯正治療を楽しむ!という方法もあります。カラーゴムカラーモジュールという言葉を耳にしたことはありませんか?

従来のいわゆる矯正治療と聞くとイメージされるワイヤー矯正は、接着剤で1本ずつ歯に直接装着し治療が終わるまで付けたままのブラケットと、歯の横に走る矯正治療用の形状記憶のワイヤーを固定するためにゴムをかけます。

こんな方にワイヤー矯正のカラーゴムがおすすめ☆


① マウスピースを自己管理する自信がない方

目立たないマウスピース型矯正装置(インビザライン)のもう一つの大きなメリットが「取り外しができること」ですが、1日20時間以上の装着時間を守らないと歯が治療計画通りに動かず、治療期間が延長してしまいます。

ワイヤー矯正の場合は、一度装置を歯に装着してしまったらよほどのことがない限り外れませんので、装着時間による治療期間の延長ということは起こりません。

② 矯正治療費をなるべくおさえたい方

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は海外でマウスピースを製作する関係で材料費がかさみ、ワイヤー矯正より若干治療費が高額な設定になっています。

装置の違いによる詳しい矯正治療費の違いはこちらを参考にしてください。

カラーゴムの追加料金はかかりません。ワイヤー矯正の料金内で様々な色に変えることができます。

③  カラーゴムは着色が目立ちにくい

なるべく矯正治療中であることを目立たせたくない方は、ブラケットを歯の色に近い白いセラミックブラケットに透明のゴムをかけます。しかし、この透明のゴムは着色しやすいというデメリットがあります。

カレーやコーヒーなど色の濃い食事をすると、透明のゴムは黄色く染まってしまいます。次の調整でゴムを交換する日が近くなるまで着色してしまいそうな食事は我慢、好きな時に食べたいものが食べられないことをストレスに感じてしまうような方にはカラーゴムがおすすめです。


ゴムは調整の度に交換が必要なパーツなので、定期的に来院していただく際にその都度色を変えてネイルのような感覚で飽きずに楽しんでいただけます。お子様はもちろん、大人の方でもお仕事の制約が無く自由に矯正治療できるかたは、敢えてカラフルに目立たせて矯正治療期間を過ごしていただくこともおすすめです。

ネットやSNSで「カラーゴム」と検索するとカラフルな画像がたくさんでてきます。その中からお気に入りを選んで、同じ色の組み合わせをお付けすることももちろんできます。当院では歯冠色以外に17色ご用意しています。カラーゴムが気になった方は是非ドクターまたはスタッフにお声がけください。