こんにちは。さいたま市大宮の矯正歯科 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

第3回も マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使った治療は誰がやっても同じか の続きを書いていこうと思います。前回、マウスピース矯正装置(インビザライン)で矯正治療を行うには、通常のワイヤーを用いた矯正治療の知識と技術が必要と書きました。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)に限らず、矯正治療全般に言えることですが、咬み合わせは、歯並びの見た目以外にも気をつけなければならない点が多数あり、それを総合的に判断する必要があります。この判断力はワイヤー矯正の経験によって培われるものです。

治療スタート時の診断で正しい判断ができないと、矯正治療によって望むような結果は得られません。また、矯正治療の経験は治療後の仕上がりにも影響します。歯を並べる位置は、見た目をはじめ、咬み合せまで様々な観点から複合的に導かれます。見た目だけでなく、真に調和のとれた歯並びを実現することは、とても技術のいることなのです。

2回に渡って「マウスピース型矯正装置(インビザライン)は誰が使って治療しても同じか」というテーマで続けてきました。

鼻が詰まっている時に、眼科で診てもらおうとは思わないですよね。歯科治療にも、外科・保存治療系(虫歯による歯の欠損を修復)・歯周治療系・補綴(ほてつ)系(被せ物や入れ歯)・矯正歯科・小児歯科‥と細かく専門の分野に分かれています。

しかし、街の歯科医院はあまりそういった専門の科には分かれておらず、矯正歯科治療は保険の効かない自由診療というカテゴリーでマウスピース型矯正装置による矯正治療を提供している歯科医院が増えていますが、結論は、「誰がやっても同じ結果が得られるわけではない」ということになります。

どんなに便利なシステムであっても、使う側に知識、技術、経験が備わっていなければ、充分に使いこなすことはできません。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、施術者側に、マウスピース特有の知識と技術と、従来の専門的な矯正治療技術が必要です。

私は、利点・欠点をふまえた確かな治療を多くの患者さまに提供していきたいと考えています。こんなところで今回は終わります。マウスピース型矯正装置(インビザライン)について詳しく知りたいという方はコチラへ。