さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

お子様の歯の心配といえば、”虫歯”と”歯並び”。虫歯は、皆さんの予防への意識が高まったおかげで、昔に比べだいぶ減ってきました。しかし、虫歯とは逆に、増加傾向にあるのが”悪い歯並び”です。

指しゃぶりが子供の歯並びに影響するというのは、子育て中のお母さんなら一度は聞いたことがあるかもしれません。

歯は、「舌」から受けるお口の内側からの力と、「唇や頰の筋肉」から受けるお口の外側からの力によって、歯並びがつくられています。このふたつの力のバランスが「悪い癖」によって均等にかからなくなると、歯並びの乱れにつながるのです。

特に子供の時期は、まだ成長段階で歯を支える顎の骨が柔らかいため、この「悪い癖」の影響を受けやすいと言われています。

しかし、逆を言えば、子供の時期にこの「悪い癖」を直してしまえば、歯並びへの影響を最小限にとどめることができるわけです。

子供のうちに治したい!9つの癖


前かがみの姿勢での食事をする

前かがみで食事をすると、前歯のあたりで噛んでしまい、食べものを奥歯に送り込んで食べるという舌の動きをしなくなってしまいます。

すると、「舌」や「唇や頰の筋肉」が食べ物を飲み込むための正しいを動きをせず、歯並びに影響してきます。

背筋を伸ばして、前を向き、地に足をしっかりつけた状態で食事をすると、奥歯で噛みやすく、正しい飲み込みがしやすくなります。

 

あまり噛まずに飲み込む

しっかり噛むことは舌の運動になり、正しい飲み込みに必要な舌の筋肉を鍛えることができます。

指しゃぶり

昔から言われている、歯並びに影響する癖の一つです。

前歯を前方に押し出す力が加わり、出っ歯開咬(奥歯で噛んだ状態で上下の前歯が噛み合わない)の原因になります。

タオルや爪を噛む

前歯に余計な力が加わり、歯並びがガタガタの原因となることがあります。

唇を噛む

上唇を噛むと受け口、下唇を噛むと出っ歯の原因のなることがあります。

舌で前歯を押す

とても多い癖です。

確認方法としては、子供を「イーッ」と噛んだ状態にさせたときに、歯と歯の隙間から、ピンク色の舌が見える子は要注意です。

口を閉じたときの舌の正しい位置は、少し奥の方になり、前歯には当たりません。口を閉じた状態で、前歯の隙間から見えるということは、日常的に前歯を押している可能性があります。

出っ歯開咬の原因になることがあります。

口呼吸

鼻の空洞と上顎はつながっており、鼻呼吸することで鼻の空洞は広がり、つながっている上顎も一緒に成長が促され、歯が並ぶスペースが取れるので歯並びがきれいに並びやすくなります。しかし、口呼吸は口で呼吸するため、上顎がうまく成長できずに歯が並びきらないことがあります。

また、舌は上顎を押し広げるように位置するものですが、口呼吸の場合、空気の通り道を確保するため舌の位置が下がってしまい、上顎を押し広げる力がかからないので、出っ歯ガタガタの歯並びの原因になります。

もし、慢性的に鼻づまりがある場合は、口呼吸になりやすいので、早めの耳鼻科の受診をおすすめします。

片側だけで噛む

左右の顎の成長バランスが乱れてしまいます。

頬杖をつく

顎の一点に力が加わり、特に奥歯の歯並びが歪んでしまいます。


癖とはついつい、してしまいがちなものです。直すには根気と時間が必要になるでしょう。もし、すでに歯並びに影響が出てきてしまっている場合は、お気軽にご相談ください。

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乱れてしまった歯並びを治しつつ、矯正治療終了後、癖によって再び悪い歯並びに後戻りしないようにMFTというトレーニング方法があります。

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