
こんにちは
さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 受付のHです☆彡
お子様の乳歯が抜けて永久歯が生えてきたタイミングで
あれ…ガタガタかも?隙間が気になるかも?嚙み合わせが合っていないかも?
と気になり始める親御様が多いようです。
将来困らないように治療が必要ならしてあげたいけれど
「何歳から矯正始めるのがいいのか分からなかった」
「矯正は大人になってからなんだと思っていた」
と初診カウンセリング時にお話しいただくことがあります。
そこで今回は子どもの矯正はいつからが最適か?についてお話していきます。
目次
子どもの矯正とは?
いずれ抜けてしまう子どもの歯。
永久歯に生え揃ってからでいいのでは?と考える方もいるかもしれませんが
実はそんなことはありません。
なぜなら大人と子どもの矯正は、治療の目的が違うからです。
それぞれの目的は
大人の矯正→歯並びを綺麗にして、かみ合わせを整えること
子どもの矯正→大人の歯に生え変わる前の口の中をより良い環境に整備すること
です。

ベンチに4人の”歯”がキツキツに重なって座っているところを想像してみてください。
本来は3人がけのベンチなので、正しい人数で座るには誰かに抜けてもらう(=歯を抜く)
しかありません。

成長期の子供の場合まだ骨が柔らかいので歯も動きやすいので
ベンチ自体を広げることがきます。
始めるタイミングによって異なる治療方法
乳歯と永久歯が両方生えている
この時期に始める矯正は第1期治療と呼ばれます。
この治療の1番のメリットは、骨が柔らかい時期にスタートできることです。
「受け口」や「出っ歯」など骨格が原因となる症状のある時に
上下の顎のバランスを改善する装置を使うことで改善が見込めます。
永久歯に生え変っている
第1期治療を終えた方、または永久歯が生え揃った段階で始める矯正は第2期治療と呼びます。
いわゆる”歯の矯正”と聞いて一番に想像するワイヤー装置を付けて行う治療です。
第1期治療で永久歯が生えてくるための適切なスペースが確保出来たとしても
歯が曲がって生えてきてしまうことがあるのでワイヤーで歯並びを整えていきます。
基本的には第1期治療と第2期治療はセットで行うものと考えてください。
子どもの時期から矯正すると軽くなる2つの負担
身体への負担
とくに、骨格に問題がある歯並びのお子様の場合
第1期治療のタイミングを逃してしまうと抜歯や外科手術が必要になってしまいます。
若いうちに歯並びが整えばその分虫歯や歯周病のリスクが減ったり
悪い噛み合わせによる歯や顎の負担がなくなります。
そして、正しい発音や呼吸を早くから身につけられるのです。
治療費の負担
大人と比較すると子どもの矯正治療費の相場は低く設定されています。
中には、第1期治療で永久歯が生えてくる適切なスペースが確保され
大人の歯ががきれいに生え揃ってくれることもあります。
その場合は、第2期治療は必要なくなりその分の費用も抑えられます。
何歳が最適なタイミング?
一般的には7~9歳くらいが子供の矯正を開始する適齢期と言われています。
しかし、この年になるまで待つ必要はありません。
今すぐ治療を始めた方が良いタイミングの時もありますし
「もう少し様子を見てからにしましょう」というお話になることもあります。
少しでもお子様の歯並びに不安を感じたら矯正専門の歯科医院に相談しましょう。
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