
こんにちは。大宮SHIN矯正歯科の院長の矢野です。
現在矯正治療中で、「最初の治療計画通り進んでいるのかな?」とか、「あとどのくらいで治療が終了するのだろう?」と気になっている方はいませんか。
少しでも不安を感じている場合は、担当の矯正医に直接相談することが1番の解決策ですが、聞きそびれてしまうこともありますよね。そこで、矯正治療のおおまかな流れについてご説明します。今回は、歯を抜いた場合のワイヤー矯正治療の流れについてご紹介いたします。
治療開始
口腔内の状態やレントゲン写真を用いた精密検査の結果、歯を抜いて矯正が必要な場合は担当歯科医師への抜歯のご依頼状のお渡し、または、当院で抜歯を行います。検査結果が分かり次第歯の表面にワイヤーの装置をつけて治療が開始できます。抜歯は治療を開始した後からでも大丈夫です。
治療開始:1~2か月
この時期は装置を付けたことによる違和感や痛みなどに慣れる準備期間です。1~2か月もすると装置にもすっかりと慣れ、歯磨きや食事なども日常通りに過ごせるようになると思います。最初は痛みに慣れない可能性がありますが、痛み止めや保護剤なども活用しながら慣れていきましょう。
治療開始:3~9か月
特にガタガタが大きい方などは、ダイナミックに歯が動いて大きな変化を感じられる時期です。まず歯の並びを整えていくので、この時期ではまだ抜歯した隙間は大きく閉じ切りませんが、初めは矯正治療に伴う痛みや違和感などが多かった方も、徐々に変化する口元をみると矯正治療に対するモチベーションが上がる時期になります。ぜひ、矯正を始める前のお写真と見比べながら、ご自身の変化を実感してください。当院では治療経過のお写真を撮影しているので、お見せすることができます。お気軽にお声がけください。
治療開始:10か月~1年半
いよいよ歯を抜いた隙間を閉じていく期間です。治療開始初期の頃に比べ、大きな変化が見られないため、本当に治療が進んでいるのか不安に感じる方が多いのがこの時期です。
矯正治療に不安を感じてこのブログに辿り着いた方は、治療を開始してちょうどこの時期に該当しませんか?隙間を閉じる期間は、ワイヤーの太さがすでに一番太いものを使用していることが多いので、ワイヤーの交換はせずに隙間を閉じるためのワイヤーを止めるゴムのみ毎月変えていきます。ワイヤーを交換しないのでしっかりと歯が動いているのか心配になると思いますが、以前のような大きな変化は見られなくても、毎月歯を動かす力をかけていますのでご安心ください。
治療開始:1年半~2年半
いよいよ治療の最終仕上げの期間へ突入です。最終的にしっかりと噛むことができるように細かい調整を行います。必要に応じて、装置の付け直しを行い角度の微調整を行ったり、顎間ゴム(かみ合わせ調整のためのゴム)を使用して最終のかみ合わせを調整します。この時期はとても重要な時期なのでじっくり時間をかけて行います。
この時期になると治療のゴールも見えてくるため、早く終わらないかともどかしい時期でもありますが、ゴールまであと一息です。
動的治療終了
しっかりとした噛み合わせができたら、動的治療(歯を動かす期間)が終了です。いよいよ装置を外します。装置を外した後は、一見歯並びはきれいになっていても、歯を支えている骨がまだしっかりとできていないため、とても不安定な時期です。そのため、これからは骨を安定させ、並べた歯が後戻りしないように、ご自身で取り外しが可能なリテーナーという装置を使用します。
リテーナー 期間について
リテーナーは動的治療期間と同じくらいの期間(約2年)使用してもらいます。始めの1年はまだ骨が不安定なため、食事と歯磨きの時以外使用していただき、骨を安定させます。残りの1年は歯の揺れも少なくなり安定してくるので、夜寝るときを中心にリテーナーを使用します。
保定期間の詳細はこちらからご覧ください
すべてのステップが完了すると矯正治療は終了となります。大変お疲れさまでした。
もちろん、歯並びは1人1人異なりますので、治療内容や治療結果も全く同じにはなりません。一つの目安として、こちらの治療の流れや期間を参考にしていただければと思います。
もし分からないことや、治療中の疑問点がありましたらお気軽に当院のスタッフにご相談ください。
あなたの大切な歯を守るために、専門の矯正歯科がしっかりサポートします!