【精密検査ってどんなことをするの?】インビザラインで治療する場合の流れ

2018.08.29

こんにちは。さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士のHです。

矯正をするうえで必須となるのが「精密検査」

簡単に言うと、「治療計画を立てるための大事なデータ」です。

精密検査ってどんなことをするの?それぞれどんな意味があるの?

今回は、インビザラインで治療する場合の治療開始までの流れと一緒に、精密検査の具体的な内容についてお話していきます!

精密検査の前に…まずは初診カウンセリング

自分の歯並びに自信が持てない・初対面の人と話すときや写真を撮るときに大きく口をあけて笑えない…といったコンプレックスはありませんか?そんな悩みを克服したくて、歯列矯正に興味を持ったら、まずは初診カウンセリングを受けましょう。

当院の初診カウンセリングでは、はじめに、お口の中とお顔の写真を撮影します。お顔の写真を撮影する目的は、顔や顎の歪みがないか、口を開けた時の歯の見え方、横顔のバランスなどを確認するためです。

口腔内写真(お口の中の写真)

顔写真

①お口を閉じた状態②お口を開けて笑った顔、そして③横顔の3枚の顔写真を撮影

初診カウンセリングでは、撮影した写真をもとに治療方針について説明いたします。

説明を受けて、矯正治療を始めたい!と決めた場合、何よりも大事なのは一人ひとりに合った治療計画です。そこで、より詳しい治療計画を作成するために必要となるのが、「精密検査」なのです。

精密検査で行うこと

パノラマレントゲン

口腔内全体を横長の風景写真(=パノラマ写真)のように映し出すことから、パノラマレントゲンと言われています。大まかな歯と歯根(歯の根っこ)の状態や、神経の位置がわかります。

矯正治療のためにパノラマレントゲンを撮影する主な目的は、抜歯が必要な場合の抜歯する歯の確認と虫歯や歯周病がないか歯の健康状態を確認することです。

セファロ

セファロとは矯正歯科用の特別なレントゲンで、頭部のレントゲンを撮影することができます。顔の骨格や顎の位置を調べることができます。

例えば「出っ歯」の場合、次の4つの骨格的な原因が考えられるのですが、セファロを撮影することによってどれに該当するかが判断でき、よりふさわしい治療計画を立てることができます。

  1. 上顎が大きい
  2. 上の歯が大きい
  3. 下顎が小さい
  4. 下の歯が引っ込んでいる

口腔内スキャナー(iTero Element アイテロエレメント)

レントゲンの他には歯並びの型取りが必要です。型取りというと、「粘度のような材料を口に入れるアレですか?アレは苦手なんです😢」と言われる患者さんもいらっしゃいますが、今回は違います!

当院では口腔内スキャナー(iTero element アイテロ エレメント)を導入しています。

簡単に説明すると、細長いカメラのような機械でお口の中の3Dスキャンをとるようなイメージです。

「歯医者さんでの型取りは苦手だったけど、これなら大丈夫だった!」という方もいらっしゃいますので、ぜひリラックスしてお受けください!

精密検査後の流れ

クリンチェックの作成

インビザラインで矯正する場合は、精密検査で採得したデータをアメリカにあるインビザライン本社に送信します。約1ヶ月後、クリンチェックと呼ばれる精密な3Dのシミュレーション(=治療計画)が出来上がります。

皆さまには、精密検査を受けた一ヶ月後に、改めて診断結果(治療計画)を聞きにきていただきます。

その際、3Dシュミレーションで歯が動いていく様子をお見せしながら、ドクターより詳しい治療計画をご説明いたします。なかなかご自身の歯がどんな風に動いていくのかは想像しにくいかと思いますが、クリンチェックを見ることで具体的にイメージいただけるかと思います。

診断結果(治療計画)を聞いてご納得いただけましたら、ご契約お手続きのうえ、いよいよ矯正治療が開始していきます!

矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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