ワイヤー矯正治療のメリットとデメリットは?ポイントについて解説

2022.08.29UPDATE:2025.06.26

こんにちは

さいたま市 大宮SHIN矯正歯科 受付Hです☆彡

 

みなさんはワイヤー矯正と聞くと、どんな装置をイメージされますか?

銀色がギラッと目立つ装置をイメージする方も多いはずです。

 

そのため、矯正装置=目立つというイメージを持たれがちですが

メリットも多い治療法です。

 

ワイヤー矯正に対して抵抗感がある方も

メリットデメリットを知った上で装置の選択ができるとより良いので

本日はワイヤー矯正についてご説明していきます!

 

 

ワイヤー矯正って?

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは・・・

歯一本一本に装着する「ブラケット」+ブラケット上に通す「ワイヤー」

の力を用いて行われる最もベーシックな矯正治療のこと

 

ワイヤー矯正でなぜ歯が動くの?

歯は同じ方向に持続的な力を加え続けると、少しずつ力の加わった方向に動くので

ワイヤーによって持続的な力をかけ続けることで歯を動かせます

 

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正のメリット

 

  • どんな歯並びにも対応可能

どんな歯並びにも対応可能 (外科手術を伴う場合を除く)

  • 細かい調整ができる

矯正治療が終盤に差し掛かると、患者さんは細かい部分が気になり始めます。

右側の方が、当たりが強い気がする…前歯がほんの少し曲がってる気がする…など

細かい気になる部分に対して調整して対応することができます。

  • 費用を抑えられる

矯正治療の最もベーシックな治療法ですので費用も他の装置より安い

  • 期間を短縮できる

治療期間に関しても、他の装置より短いもしくは同じくらいなことが多い

ワイヤー矯正でも、裏側より表側の方が期間を短縮することができます。

※裏側のワイヤー矯正は、歯科医の調整技術の難易度が格段に上がります。

ワイヤーを歯の表側と裏側で装着するのではかける力も違うため、歯の動きも全く異なるため

歯科医がその歯の動きを熟知していないと治療期間が長くなってしまう場合があります。

ワイヤー矯正のデメリット

  • 目立ちやすい

これは、患者さんが一番気にされるデメリットです。

ワイヤーが目立つことで矯正治療に踏み切れない患者さんが多いため

裏側矯正やマウスピース矯正が普及し始めました。

ホワイトワイヤー
  • 取り外しできない

この部分に関しては、メリットでもありデメリットでもあるといえます。

取り外しができないということはご自身が装着時間を管理する必要がないということなので

24時間何もしなくても自然と矯正力がかかり続けるという部分はメリットではあります。

  • 歯磨きがしにくい

装置の取り外しができないため、歯磨きがしにくいのです。

特に、装置の周りの細かい部分は普通の歯ブラシでは毛先が全く当たっておらず

気づいた時には虫歯や歯周病が進行してしまっている場合があります。

  • 違和感が出やすい

矯正装置を装着した直後は誰もが違和感を感じられ

これをつけたまま何年も治療をすることができるのだろうか…と不安になる方も多いです。

さらに調整後は痛みを感じやすく、装置の違和感と相まって非常に苦痛に感じる方も多いですが

不思議なことに2週間もすれば違和感も痛みも慣れてきます。

  • 装置が外れてしまうことがある

ワイヤー矯正は、治療が終わるまでは簡単に外れないように

最初にセメントでしっかりと固定します。

しかし、矯正治療中に噛み合わせが変化していく段階や、硬いものや粘着性の強いものなどを噛むと

装置が外れてしまう場合があります。

装置が外れたままの状態をそのままにすると、その部分だけ後戻りしてしまうので

早めに歯科医院を受診して付け直ししてもらわなければなりません。

忙しい・面倒くさいという理由で後回しにしてしまうと

後戻りした分をリカバーするのに時間をかなり要する場合があるので

治療期間を延長させないために外れたらすぐに歯科医院を受診しなければならない

という手間があるのはデメリットかもしれません。

メリット・デメリットを踏まえたうえで選択を

ワイヤー矯正にはメリットもデメリットもたくさんあります。

歯科医院によっては、デメリットをあまり説明せずに治療を開始してしまう場合がありますので

患者さんは治療が始まった後に「こんなの聞いてない!」と後悔することの無いように

治療開始前にメリットもデメリットも把握しておくことが非常に大切です。

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矢野晋也 歯学博士/SHIN矯正歯科院長

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