こんにちは。

埼玉県さいたま市の大宮SHIN矯正歯科 歯科衛生士の佐藤です。

 

 

実際に当院で歯列矯正の治療を受けられた方の症例をご報告します。今回のブログでは、上顎前突症例(出っ歯)についてお伝えしていきます。

 

 

【上顎前突(出っ歯)とは】


 

 上顎前突(出っ歯)とは、上の歯が下の歯よりも前に出過ぎた状態のことです。大きく分類すると、上の歯の傾斜によって出っ歯になっている場合歯性の上顎前突)と、下顎に比べ上顎全体が大きく、上顎の歯茎と歯が前方に突き出ている場合骨格性の上顎前突)があります。

 

 

 

 

【上顎前突(出っ歯)のデメリット】


 

まず「見た目の悪さ」があり、横顔のバランスが悪かったり、笑ったときに歯茎が目立ったりするため、それがコンプレックスになってしまう方も少なくありません。また、以下のように外見以外にも様々な問題があります。

 

① 唇が閉じにくく、口呼吸になりがちなため、ドライマウス(口のなかが常に乾燥した状態)になりやすい

 

② ドライマウスになると唾液の分泌量が減少し、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなる

 

③ 前歯が前に出ているため噛み合わせが悪くなり、食べ物をうまく噛み砕けない

 

④ スポーツや事故のときに、前歯が折れたり唇が切れたりしやすい

 

⑤ 下顎を前にズラして噛むクセがつき、顎の関節に負担がかかって顎関節症になりやすい

 

 

 

 

【ご来院の理由】


 

14歳、男性の患者様です。

咬み合わせが悪いと学校の歯科健診で指摘されたということでご来院されました。

 

 

 

◆初診時の口腔内写真

 

 

 

 

ご本人様もご家族の皆様も咬み合わせが悪いという実感はないが、学校の歯科健診で指摘されたため、近所の歯科医院に矯正相談に行ったそうです。その際に、上の歯を2本抜いて矯正することを勧められ、健康な歯を2本も抜いて矯正することに抵抗があるとのことで、当院の無料カウンセリングを希望されました。

 

 

そのため当院では、歯は抜かずに、上顎の赤い丸が付いている歯のねじれを改善し、歯の向きを正しくすることで口元を下げ、それだけでは口元が十分に下がらないため、問題のない範囲で歯と歯のやすりがけを行い、マウスピース型矯正装置(インビザライン )を使用して口元を引っ込める方法をご提案しました。

 

 

 

【治療開始・治療経過】


 

1回目のアライナー(=マウスピース)は全部で40枚です。

アライナーは1週間交換で進めて頂き、約10カ月で終了しました。

 

 

◆1回目のアライナー終了時

 

こちらが1回目のアライナーが終了した際のお口の中の状態です。

 

全体的に並んできましたが、上の2番目の歯のねじれが左右とも少し残ってしまいました。(写真1)咬み合わせも、まだ奥歯が十分に咬んでいないようです。(写真2)出っ歯も少し残っています。(写真3)

 

 

そのため、追加アライナーで細かい所を調整していきました。

2回目のアライナーは全部で25枚です。1回目と同じくアライナーは1週間交換で進めて頂き、約6ヶ月で終了しました。

 

 

 

こちらの動画は2回目のアライナーが終了した際のお口の中の状態です。1回目のアライナーで並びきらなかった上の前歯のねじれがキレイになりました!さらに、奥歯の咬み合わせと出っ歯も2回目のアライナーで改善されました!

 

 

 

【動的治療終了】


 

こちらの患者様は、インビザラインの使用方法や装着時間をしっかりとお守り頂けていたため、約1年6ヶ月で動的治療が終了しました。

◆正面図

 

こちらが動的治療終了後の正面から見たお口の中のお写真です。前歯のガタガタが改善されています。さらに、上の歯の中心と下の歯の中心をそろえる(写真の青線)ことで、見た目も美しく仕上がりました。

 

 

 

◆真横

 

こちらが動的治療終了後の真横から見たお口の中のお写真です。問題だった「出っ歯」が改善され、美しい横顔になりました!

 

 

◆上顎

 

こちらが動的治療終了後の上の歯のお写真です。

歯の向きを正しくし、問題ない範囲でやすりがけを行ったことで、写真に入らないくらいの出っ歯が改善されました。また、咬み合わせも改善されました。

 

【まとめ】


 

主訴:咬み合わせが悪いと学校の歯科健診で指摘された

診断名:上顎前突

初診時年齢:14歳

装置名:マウスピース型矯正装置(インビザライン )

抜歯or非抜歯:非抜歯

治療期間:1年6ヶ月

費用の目安:こちらをご覧ください

リスク・副作用:こちらをご覧ください

 

 

 

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