こんにちは!さいたま市大宮区・大宮SHIN矯正歯科歯科衛生士のOです。

 

矯正装置がお口の中に装着されると、患者様は定期的に調整のために通院していただくことになります。ワイヤーやマウスピース型矯正装置(インビザライン )・小児矯正、どの治療方法を選択しても調整することで少しずつ歯が移動していきます。では、具体的に調整時はどのようなことを行なっているのかお話していきたいと思います。

 

 

✦ワイヤー矯正


 

 

 

STEP1

まずはじめに、ワイヤー矯正はブラケットと呼ばれる装置やバンドと呼ばれる金属のリングを歯の表面に付けていきます。一度に全てのブラケットが付くわけではなく、患者様の歯並びの状態により、部分的にブラケットを付けていきます。患者様によっては矯正用ミニインプラントを植立することもあります。

 

取り外した後の矯正装置

 

STEP2

ブラケットにワイヤーを通し調整していきます。細いワイヤーから徐々に太いワイヤーにサイズを変えて歯を並べていきます。

 

STEP3

抜歯した方など、歯と歯の間に隙間ができている方は、その隙間を閉じていくためにパワーチェーンというゴムをかけたり、スレッドと呼ばれるものを使用していきます。噛み合わせの調節には顎間ゴムを掛けます。

 

顎間ゴム

 

STEP4

ある程度、歯が並んできたらレントゲンを撮り、歯の根っこの方向などを確認します。状態によってはブラケットを外して付け直すこともあります。

 

 

 

 

✦マウスピース型矯正装置(インビザライン)


 

 

インビザライン は平均すると1〜2ヶ月おきに調整のために来院していただきます。1つのマウスピースを7〜14日間、順番通りはめる以外に調整する必要なんてあるの?と思いませんか?

 

STEP1

まず、歯科衛生士がマウスピースの適合と、番号どおり順調に進んでいるか、アタッチメントなどが外れていないか確認します。そして、使用時間が守られているか、その他気になっている事などが無いか患者様にお聞きします。

 

STEP2

次に、ドクターがクリンチェック 通り歯が動いているか確認します。

 

STEP3

治療が進むと、歯を並べるスペースを作るために歯と歯の間をやすり掛けしていくIPR(アイピーアール)と呼ばれる処置や、アタッチメントを付け直したり、噛み合わせを調節するゴム掛けのためのボタンといった補助装置を装着したりします。

 

そして、インビザライン は追加で何回かマウスピースを作り直し、歯並びを調整していきます。

 

 

✦小児矯正


 

 

小児矯正は、年齢や歯並びによって異なる種類の固定式や取り外し式の矯正装置を使用していきます。

 

STEP1

装置の使用状況、お口の中の確認

 

 

STEP2

歯の動き具合によって、装置が適切に歯にあたるよう歯科用レジンを足したり、削ったりして調整していきます。大人の歯が生えるスペースを確保するために、ワイヤーを部分的に使用することもあります。

 

歯科用レジンを付け足した矯正装置

 

 


 

矯正治療は、定期的にこれらの確認と調整を繰り返し、歯並びや咬み合わせを整えていきます。とくにインビザライン のような取り外しができる装置は、適切な調整を行わないと、マウスピースが実際の歯並びと合わなくなってしまい、治療期間が予定の倍かかってしまうこともあります。

 

 

矯正治療は個人差もありますが、約1年半〜2年の間、毎月1回程度、調整のために通院していただくことになります。医院とは長いお付き合いになりますので、患者様が負担にならないよう心がけております。一緒に楽しく美しい口元を目指していきましょう。