こんにちは。さいたま市大宮の矯正歯科 大宮SHIN矯正歯科 院長の矢野です。

今回も引き続きマウスピース型矯正装置(インビザライン)の情報を発信していきたいと思います。第5回のテーマは「マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリット」です。

前回は「マウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリット」について書かせていただきましたが、今回はデメリットという視点からマウスピース型矯正装置(インビザライン)に迫っていきたいと思います。

どんな治療方法にも、メリット・デメリットは必ず存在いたしますので、充分にご理解いただいた上で、お選びいただきたいと考えています。それでは早速、想定されるマウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリットのお話に移っていきます。

まず考えられるデメリットは、「自己管理」が必要であるということでしょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は患者様ご自身で取り外しが可能というメリットがある反面、ご自身で装着時間(1日20時間以上)をしっかりと管理しなければ、矯正治療が進みません。

基本的には食事、歯磨き以外は装着していただくようにしていただければ問題はありませんので、これまで多くの患者様には上手く「自己管理」をしていただいております。

2つめのデメリットは、症例によっては補助装置が必要になる場合があることです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は細かい調整を無駄なく行っていけることが、矯正治療における最大の特徴といえます。そのため、抜歯が必要で、歯をダイナミクスに動かさなくてはならない矯正治療等では、部分的にワイヤーを併用することが必要な場合もあります。

以前書かせていただいた通り、ワイヤー矯正の専門的な技術が無ければ、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使いこなすのが難しい事と関係しています。つまり、マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでなくワイヤー矯正もしっかり扱える技術・知識も必要となってきます。

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この他にも、インターネットなどでは、様々なデメリットが挙げられていますが、そのほとんどがマウスピース型矯正装置(インビザライン)とワイヤー矯正について正しく理解していれば問題にならないものばかりです。

例えば、治療期間が長いと書かれているのをたくさんお見かけしましたが、ワイヤー矯正とほとんど変わりません。ワイヤー矯正は仕上げの段階で想像以上に時間が必要になるものです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリットを考えてみることで、特徴をより明確にご理解いただけると思います。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は細かく無駄のない矯正治療が可能であるということです。

これは患者様ご自身がしっかりと「自己管理」してくださるおかげとも考えられます。

先程も書きましたが、どんな治療方法にもメリット・デメリットは存在します。
その治療方法について充分に理解した上で、お選びください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)に興味をお持ちの方は、お気軽に無料カウンセリングへお越しください。