初診カウンセリングを受けて、「マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療をしたい」決心がついたら精密検査を受けていただきます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)に限らず、歯列矯正を行う際には、必ず精密検査が必要になります。

  • 【精密検査で行うこと】
  • ・お口の中、お顔の写真撮影
  • ・レントゲン撮影
  • ・歯型採り
  • ・その他(顎の関節やかみ癖、舌癖などのチェック)

口腔内スキャナーが普及する前の歯型取りとは?

このうち、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で特徴的なのが、歯型取りです。現在は、口腔内スキャナー(アイテロエレメント)で行っていますが、それが普及する以前は、通常のワイヤー矯正や歯科治療で使用するものとは異なるシリコンを主成分とした特殊な材料を使用して歯型を採っていました。

の歯型を採るための特殊な材料が、固まるまで時間が通常のものに比べて長かったり、歯型を外す時に大きな力を要したりと、歯型採りはマウスピース製作のためには重要な工程なのですが、かなり大変でした。

なぜ特殊な材料を使うのか?

昨今様々なマウスピース型の矯正装置がありますが、その多くは、採得した歯型から石膏模型をおこし、歯を一本ずつノコギリで分割して動かした後にマウスピースを作るというアナログな方法ので、一個の歯型で2,3個しか作製できず、何度も歯型を採る必要がありました。

それに対して、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の大きな特徴は、ひとつの歯型から治療が終わるまでの、多い方では70個近くの全てのアライナー(マウスピース)を一括で作製できることです。

ひとつの歯型でたくさんのアライナーを作製できる理由は、特殊な材料(強力なシリコン)で採得された歯型はそのままメキシコへ空輸後、CTでスキャニングされ、独自のコンピュータソフトに取り込み、コンピュータの中で精密に(なんと精度は0.25mm!!)歯を移動させて、段階ごとのマウスピースを作製しています。

歯科医院で用いられている一般的な印象材では、空輸に耐えられる印象材の安定性を確保し、歯型の精度の高さを実現することができないため、かなり大掛かりな歯型を採る必要があったのです。